- ボストン型メガネの印象は?
- ボストン型メガネの選び方が知りたい
- 丸顔にボストン型メガネは似合う?
- ビジネスに使えるの?
- どんな顔に似合う?
若い世代を中心に大人気のボストン型メガネ。
オシャレにかけこなしている人を見て、自分も挑戦してみたものの、「思っていたイメージとちがう」と感じている人もいるかもしれません。
ボストン型メガネの印象を決める要素はいくつかあり、ポイントを押さえれば自分にピッタリのものが見つかるはずです。
この記事では、ボストン型メガネの特徴や似合う顔について解説します。あわせて、ボストン型メガネが似合わない理由を紹介します。
この記事を読めば、自分にピッタリのボストン型メガネをえらべるようになります。
ボストン型メガネの特徴
ボストン型とは丸みを帯びた逆三角形のこと。逆おむすびの形ですね。
厳密にはラウンドフレーム(丸メガネ)ではありませんが、丸メガネと呼ばれています。
ウェリントン型と同じようにヨロイの位置がフレームの上のほうにあるのも特徴の一つです。
ボストン型メガネの印象
ボストン型メガネの印象は次のようになります。
- 温厚
- 余裕のある大人
- 都会的
- おしゃれ
- リラックス感、ゆるい雰囲気
丸みを帯びたボストン型メガネは優しい表情を演出します。
ユルい雰囲気やリラックス感を醸し出せるアイテムなので、オーバーサイズの着こなしにピッタリですね。
また、真ん丸のメガネよりナチュラルにかけられることも人気の理由のひとつです。
とくに人気が高いのは「メタル×ボストン」の組み合わせ。
細身のメタルタイプはマスクをつけていても重くならないので、時代に合っています。
細身タイプは主張が少なく、コーディネートの邪魔をしないので、どんな洋服にも合わせやすいですよ。
丸顔の人はボストン型メガネは似合うのか?
ボストン型といっても、三角形に近いものや丸に近いものから正方形に近いものまでバリエーションがたくさんあります。
曲線と直線の比率やバランスによって似た形でも雰囲気がちがいます。
ボストン型メガネの印象を決める要素は次の6つです。
- 吊り目か垂れ目か
- 角の丸み
- リムの曲線の角度
- ブリッジの高さ
- ヨロイの位置や形状
- 太さ
これら6つのデザインのポイントを意識しながら掛けくらべると、自分にピッタリのボストン型が見つかるはずです。
ここでは、ボストン型のメガネを何種類か紹介し、それぞれの特徴を解説していきます。
王道デザインは避けたほうが無難
ボストン型と聞けば、下の画像ような形を思い浮かべます。もっとも一般的な形ですね。
王道デザインのボストン型はクラシック感があり、大人っぽい雰囲気を演出したいときにオススメです。
ビジネスでも問題なく使えますが、どちらかというとカジュアルなイメージがあります。
ボストン型の王道デザインの代表的なモデルはオリバーピープルズのグレゴリーペック。
また、フチが太いべっ甲柄デザインはレトロ感が漂い、ファッションの要素が強くなります。そのため、ビジネスで使うのは厳しいかもしれません。
太めのプラスチックフレームは今ドキ感のあるアイテムなので、余計にフォーマルなシーンでは使いにくい気がします。
次の記事では黒縁メガネとべっこう柄メガネについて解説しているので、よかったらご覧ください。
丸顔の人に似合うボストン型は2種類
丸顔の人に似合うボストン型の特徴は次の2つ。
- 角があるタイプ
- 多角形タイプ
角があるタイプ
最初にご紹介するのは角があるタイプ。
下の画像のような正方形に近いメタルのボストンは丸顔の人でも似合います。
リム(レンズを囲う枠)が細いとメガネの印象が弱まるので、どんな形でも顔に馴染みます。
細身のメタルのボストン型は流行りのスキニーなクラシックメガネの代表。
顔の印象を変えにくいので、コーデに取り入れやすいですね。
多角形タイプ
つづいては下の画像のような多角形タイプ。
多角形のボストン型メガネは直線が多く使われているので、顔を引き締める効果があります。
丸顔の人でも比較的かけやすいタイプです。
ボストン型メガネはビジネスに使える?
ボストン型メガネはビジネスシーンでも問題なく使えます。
とくにコンビネーションフレームはドレス感があり、ビジネスシーンにオススメです。
フロント素材にプラスチックとメタルの両方を使ったメガネをコンビネーションフレームといいます。
下の画像の右のメガネがコンビネーションフレームです。左右のレンズをつなぐブリッジがメタルになっています。
コンビネーションフレームの代表的なモデルはオリバーピープルズのMP-2です。
コンビネーションフレームはオールプラスチックよりドレス感があり、いちばん視線を集めるブリッジが細いので、スッキリした見た目になります。
ドレス感はあるものの、ビジネス用としてえらぶときのポイントは2つあります。
- クラシック感
- フレームカラー
クラシック感・アンティーク感のあるメガネとは?
クラシック感やアンティーク感が強いメガネは若者っぽい印象になります。
濃淡がハッキリしている色味の場合、アンティークっぽくなったり、唐草模様の彫金がガッツリ入っているとクラシック感が強くなりがちです。
カジュアル・フォーマルなカラーとは?
べっ甲柄はオシャレですが、カジュアル感が強くなります。
下の画像のようなメタルの転写のべっ甲柄であれば、職場で使えるレベルのフォーマル感は保てます。
ボストン型メガネが似合う顔・似合う人は?
ボストン型メガネは誰にでも似合うわけではありません。
丸みを帯びた形状のため、丸顔の人がかけると顔の丸さが強調されてしまいます。
また、レンズシェイプが丸に近いほど、メガネのインパクトが強くなり、かけたときに違和感を感じやすくなります。
ボストン型はかける人をえらぶと言わざるを得ません。
ボストン型メガネが似合うのは次のような人です。
- 強面・シャープな顔立ちの人
- 40代・50代
- 童顔
強面・三角顔・四角顔におすすめ
ボストン型メガネには次のような印象があるので、強面・三角顔・四角顔の人にオススメです。
- 優しい
- 人懐っこい
- 話しかけやすい
- いい人そう
強面・三角顔・四角顔のシャープな顔立ちの人がかけると「きつい印象」が和らげられます。
40代・50代におすすめ
若々しくありたい40代・50代の人にはボストン型メガネがオススメです。
昔からある形ですが、今はおしゃれメガネの定番。
若い世代から人気のボストン型メガネは若々しさを演出してくれます。
昔からある形で見慣れているので、若者ファッションを頑張って取り入れている感じがしないのもgood。
大人がかけると、上品で落ち着いた印象になります。つるが細いタイプは上品さがアップし、横顔を知的に演出してくれます。
童顔の人におすすめ
都会的で知的なイメージを持つボストン型メガネは落ち着いた知的な印象をあたえます。
そのため幼く見えがちな童顔の人にオススメです。
ボストン型は「丸みを帯びた逆三角形型」ですが、形状にはすごく幅があります。丸に近いタイプから逆三角形に近いタイプまでさまざま。
童顔のひとが丸メガネをかけると、ぼんやりした顔になってしまいがち。逆三角形に近いタイプをえらんで、ボストン型の持つ「大人感」だけを取り入れましょう。
曲線的な輪郭の子供っぽい顔の人は、ソフトな印象が強すぎないボストン型メガネをえらぶのがポイントです。
上の画像の左のボストン型はリラックス感の少ないタイプ。
すごく穏やかな表情になりますね。
ちなみに、右の形は海外の最新トレンドである「フォックス型」の要素を取り入れたタイプで、リラックス感は弱めです。
下の画像は知的でカッチリ見える細身のスクエア型メガネとの比較です。
極細のボストン型メガネは「今っぽい抜け感とこなれ感」を演出してくれます。
大人の余裕を感じさせるリラックスした雰囲気がありますね。
細いボストンをかけると、落ち着いた大人な印象に仕上がります。
ボストン型メガネが似合わない理由
ボストン型は個性の強いメガネ。みんな掛けているから没個性というわけではありません。
スクエア型やオーバル型のメガネより大きいので、インパクトがあり、丸に近い形状のため視線を集めやすいという特徴もあります。
ただ、個性は強いですが、相手に強い印象はあたえません。
ボストン型メガネが似合わないケースは次の2つです。
- メガネのサイズが大きい
- メガネのフチが太い
ボストン型メガネはジャストサイズで掛けるのが基本です。大きめサイズは野暮ったい印象になります。
メガネのサイズ感については次の記事でくわしく解説しています。
また、フチが太いボストン型はレトロ感が強く、古臭い印象になりがちです。
現代風にモダナイズされた軽快な雰囲気のボストン型なら、ナチュラルに掛けこなしやすいですね。
まとめ
今回は、ボストン型メガネについて解説しました。
「若い感じがする」「丸顔には似合わない」とボストン型メガネを敬遠している人は多いようです。
ですが、落ち着いた雰囲気のものや丸顔の人に似合うものもあるので、たくさんのフレームを試着すれば、自分にピッタリのものが見つかると思います。
これまでボストン型メガネをかけたことがない人は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。