
フォックス型(キャットアイ型)は、メガネのトップラインが吊り上がったデザインのことです。
キツネやネコの目のように見えることから、「フォックス」や「キャットアイ」と呼ばれています。

フォックス型メガネにはネガティブなイメージがあるので、フォックス型メガネは苦手と敬遠している人も多いのではないでしょうか。
今回はフォックス型メガネの印象とフォックス型メガネが似合う人について解説します。あわせて、似合うフォックス型メガネの選び方やかけやすいモデルをご紹介します。
フォックス型メガネ(キャットアイ)の印象

フォックス型メガネには次の2つのイメージがあり、あまり人気がありません。
- コスプレ感
- 力強い印象
コスプレ感
フォックス型メガネをかけている人を街で見かけることはほとんどありませんが、ドラマや映画、漫画などではひんぱんに見かけます。

キャラクターをわかりやすく演出するための小道具として使われている印象すらあります。
フォックス型メガネをかけているキャラクターは次のようなタイプです。
- 教育ママ(性格がきつい)
- マダム(エレガント)
- ヒステリック(気難しい)

このようなイメージが定着しているため、フォックス型メガネを現実世界でかけると、コスプレ感が漂います。
力強い印象
メガネのトップラインは印象を大きく左右します。
基本的に、メガネのトップラインが吊り上がっていればきつい印象に、逆に垂れ下がっていればゆるい印象になります。
下の画像は、ボストン型とフォックス型の印象を比較したものです。

トップラインが吊り上がっているフォックス型メガネは、引き締まった凛とした表情を演出します。
同時に、次のような印象を相手に与えます。
- 威厳ある雰囲気
- 意志が強そう
- 堅い印象

優しい印象を好む人はフォックス型メガネを避けたほうがいいでしょう。
フォックス型メガネ(キャットアイ)が似合う人の特徴や効果

フォックス型メガネが似合う人とフォックス型メガネの効果について解説していきます。
フォックス型メガネが似合う顔
次のような顔の特徴を持っている人は、フォックス型メガネが似合います。
- 丸顔
- 面長
- 目鼻立ちがはっきりした人
丸顔の人
丸顔の方はフォックス型メガネがよく似合います。
優しい印象や幼い印象を持たれがちな丸顔の方は、フォックス型メガネを着用することで大人っぽく、クールな印象をプラスすることができます。

ギャップがほしいときやイメチェンしたいときに最適です。
面長の人
大人っぽい雰囲気がある面長の方は、エレガントな印象があるフォックス型メガネと相性バッチリです。

ただ、レンズの縦幅が狭いものを選んでしまうと、顔の長さが強調されるのでサイズ感に注意する必要があります。
目鼻立ちがはっきりした人
フォックス型メガネは目鼻立ちがハッキリしている方に似合います。
フォックス型のようなインパクトが強いメガネは、「似合う似合わない」がハッキリする傾向があります。

顔の印象が薄い人の場合、メガネの印象に負けてしまい、メガネが浮いたような感じになりがちです。

フォックス型メガネが似合う服装
フォックス型メガネはドレス感とエレガントさがあるので、スーツなどのフォーマル系の服装と相性抜群です。

ラフな服装の場合はアクセサリーなどで少しドレス感を加えると、フォックス型メガネがコーデに馴染みやすくなります。
フォックス型メガネの効果
フォックス型メガネをかけることで、相手に与える印象を大きく変えられます。

仕事でやる気を見せたいとき、きちんとした人に見られたいときなどに効果的です。
フォックス型メガネはエレガントさも持ち合わせているので、華やかな雰囲気をプラスできます。

また、吊り上がった形状はリフトアップ効果があり、顔のたるみを隠してくれます。
フェイスラインを引き締め、活き活きとした表情を作ってくれるので、若々しい印象を与えたい人にオススメです。
似合うフォックス型メガネ(キャットアイ)の選び方

かけたことのない種類のメガネを選ぶのは大変です。
フォックス型といってもデザインはさまざまで、フレームの太さや吊り上がり方などでイメージは変わります。
フォックス型メガネを選ぶときのポイントを解説します。
デザイン選びのポイント
いちばん大事なのは、メガネのトップラインの吊り上がり具合。
吊り上がりが強いほど、きつい印象になり、ドレス感もアップします。

逆に吊り上がる角度が緩やか(トップラインが平行に近い)だと、素顔の印象を変えにくくなります。

はじめてフォックス型メガネに挑戦する方にとって、純粋なフォックス型はハードルが高いかもしれません。

そんなときは、フォックス型の要素を取り入れたボストン型やウェリントン型がオススメです。
具体的には、レンズ両端だけ少し吊り上がっている次のようなモデルです。


トップラインのほかにもリム(レンズを囲う枠)の太さも重要です。線の細いメタルフレームなら、メガネが目立ちにくいので、大胆なデザインでも比較的かけやすいです。

サングラスとメガネでは人気のデザインはちがいます。フォックス型のサングラスはレディースサングラスの定番デザインです。

吊り上がりが強かったり、大きすぎたり、装飾が派手だったりすると、日よけサングラスというよりセレブ風サングラスになってしまいます。
顔の形とメガネの形については次の記事でくわしく解説しています。
カラー選びのポイント
フォックス型メガネは形にインパクトがあるので、色は定番色を選ぶのが無難です。
ただ、定番の黒の場合、キャラクターっぽさが強調されることがあります。映画やドラマ、アニメなどでキャラクターが着用しているのも黒が多いからです。
避けたほうがいいのカラーはカラフルな色味です。ビビッドなカラーのフォックス型メガネはアート作品のような印象が漂います。

フォックス型メガネと相性がいいのは、上品な印象のあるパープルなどの落ち着いた色です。

メガネフレームの色については次の記事でくわしく解説しています。
まとめ

今回は、フォックス型メガネ(キャットアイ)について解説しました。
フォックス型メガネには次の2つのイメージが定着しています。
- コスプレ感
- 力強い印象
インパクトのあるデザインなので、フォックス型メガネは「似合う似合わない」がハッキリする傾向があります。
フォックス型メガネが似合う人は次のようになります。
- 丸顔
- 面長
- 目鼻立ちがはっきりした人
ひとくちにフォックス型メガネといっても、デザインはさまざまです。
フォックス型の要素を取り入れたボストン型やウェリントン型は比較的かけやすいと思います。気になる方はメガネ屋さんで試着してみてください。
この記事でご紹介した選び方のポイントをおさえれば、自分に似合うフォックス型のメガネが見つかるはずです。