
- ふちなしメガネって実際どうなの?
- ふちなしメガネのメリット・デメリットは?
- そもそもフチなしメガネが似合う人の特徴は?
ふちなしメガネを掛けている人は少なく、メガネ屋さんでもあまり置いていません。
メガネの流行からは外れていて、いまどきのファッションアイテムとして微妙かな、という印象を受けます。
しかし「軽くて快適」「素顔に近い感覚」「ふちなし特有の雰囲気が好き」などの理由から、一定数のファンがいます。
この記事ではフチなしメガネが似合う人の特徴やメリット・デメリットを解説します。
記事を参考にして、フチなしメガネにチャレンジするきっかけにしていただければ幸いです。

ふちなしメガネ(リムレス・ツーポイント)とは

ふちなしメガネとは、文字通りレンズをはめる枠がないフレームのこと。
レンズに穴をあけて直接ネジでとめるのが特徴。

ふちがないのでメガネをかけている印象が薄く、素顔に近い感じになります。
ふちなしメガネは今から30年ほど前に爆発的に流行しました。
理由は「目立たないから」。
当時のメガネは目立たないほうが主流でした。(メガネってネガティブ商品だったんですね…。)
ところが、今やメガネはファッションアイテムとして確立。

かわいい色やデザイン、個性的なレンズシェイプのものなど目立つフレームが主流になり、いつしかふちなしメガネは少数派に。
2000年代にテンプル(ツルの部分)が派手めの「ちょいワル」デザインのふちなしメガネが一部で人気でしたが、今はマイナーな存在となってしまいました。

ふちなしメガネのメリットとデメリット

ふちなしメガネのメリットとデメリットをご紹介します。
ふちなしメガネのメリット
ふちなしメガネのおもなメリットは次の通りです。
- 軽い
- 顔の印象を変えにくい
- ほかの人とかぶりにくい
- 知的・クールに見える
軽い
ふちなしメガネのメリットは、なんといってもその軽さ。
フレームの重さがほとんどないので仕上がりが軽量化されます。
重量はメガネのかけ心地にかなり影響しますので、軽さはフチなしメガネの一番のメリットといえるでしょう。
顔の印象を変えにくい
ふちなしメガネのもう一つの大きな強みは掛けている印象がほとんどないこと。
つまり、素顔の印象に非常に近くなります。
今でこそメガネはファッションアイテムとして認識されていますが、それでもメガネをかけたくない人が一定数いるのも事実。
素顔の印象をそこねないフチなしメガネはそんな方にピッタリですね。
ほかの人とかぶりにくい
最近のメガネはフチがあって目立つものが主流。
あまり目立たないフチなしメガネをかけている人は少数派です。

メガネ自体は目立ちませんが、逆張りの発想でほかの人とはちがう印象をあたえられます。
知的・クールな雰囲気をプラスできる
そもそもメガネは知的でクールな印象がありますよね。
なんとなく「かしこそう」みたいな。
とくにフチなしメガネはスマートなイメージが強くなります。
フォーマルなキレイめファッションに合わせてみると、クールな大人っぽさが増しますよ。
ふちなしメガネのデメリット
ふちなしメガネのおもなデメリットは次の通り。
- レンズの厚みが目立つ
- 壊れやすい
- メンテナンスが必要
- 扱いに気をつかう
- 素顔の欠点を隠せない
- 老けて見える(とくに女性の場合)
レンズの厚みが目立つ
ふちなしメガネは文字通りフチがないため、レンズの厚みをかくせません。

強度数の場合、分厚いレンズの厚みがそのまま見えてしまいます。
レンズの厚みはメガネの見た目を左右するもの。

強度数の方にとって、見た目のカッコ悪さはフチなしメガネの大きなデメリットと言えるでしょう。
壊れやすい
フチなしメガネはレンズに穴をあけて直接ネジでとめています。
なので構造的にとても壊れやすい点が最大の欠点です。
通常、割れることが少ないプラスチックレンズでも無理な力が加わると壊れることがあります。
踏んだり落としたりすることはもちろん、メガネのかけ外しだけでも無理をすればレンズが割れることも。
実際のお店でも、壊れやすいために敬遠されるお客さんが多いのも事実ですね。
メンテナンスが必要
フチなしメガネはレンズをとめている部分などネジの本数が多く、つかっているとだんだんゆるんできます。
また、構造的に細い部分も多く、どうしても変形しやすいフレームともいえます。
普通につかっているだけでもいろんなところに力は加わっているものなので、知らないあいだに型崩れがおきていることも。

定期的にメガネ屋さんでメンテナンスをしてもらう必要があり、ちょっと面倒くさいところもデメリットですね。
扱いに気をつかう
壊れやすかったり変形しやすかったりするフチなしメガネは、とうぜん扱いに気をつかうことになります。
気楽に扱えないのは疲れますよね。
素顔の欠点を隠せない
ある意味メガネは変身願望をかなえてくれるアイテム。
メガネをかけると顔の印象がガラッと変わることもよくあります。
しかし、フチなしメガネは良くも悪くもメガネが目立たないため、素顔の印象からあまり変化がありません。

素顔にコンプレックスをもっていたり、変身願望がある方にはデメリットと言えるでしょう。
老けて見える(とくに女性の場合)

ふちなしメガネが爆発的に流行ったのは今から約30年ほど前。
現在でもふちなしメガネを抵抗なくかけているのは、そのとき流行にのった世代ですよね。
つまり、ちょっとオトナの方々。
実際、今のふちなしメガネはオトナ向け(特に女性用)のデザインが多く、落ち着いて見えるモノが主流です。
ふちなしメガネは「ちょっとオトナの人がかけるメガネ」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
ふちなしメガネが似合う顔とは

ふちなしメガネはメガネ自体の印象がうすいため、基本的にはどんな方にも合わせやすいメガネです。
それでも、レンズの形や大きさ、各パーツのデザインや色などによって雰囲気も変わってきます。
ふちなしメガネが似合う人は次のようになります。
- 目鼻立ちのしっかりした人
- 知的で落ち着いた雰囲気の人
- 清潔感のある人
- 細身の人
- 色白の人
目鼻立ちのしっかりした人
ふちなしメガネはメガネの印象があまり出ません。
目鼻立ちのしっかりした方にとって、素顔の印象を損なうことなくかけられるふちなしメガネは相性バツグン。

素顔に自信があるという方にはふちなしメガネは最適ですね。
知的で落ち着いた雰囲気のある人
ふちなしメガネは透明感があるので知的でクールなイメージです。
繊細な感じの方にはピッタリ。
カジュアルよりもキレイめ寄りなふちなしメガネは、少しオトナな知的で落ち着いた雰囲気にマッチします。
清潔感のある人
透明感は清潔感にもつながります。
シンプルでムダがなく上品なイメージも併せ持つフチなしメガネ。
細身の人
シンプルなふちなしメガネは構造そのものから繊細なイメージ。
よほど個性的なモデル以外は全体的に細身でボリューム感がありません。

圧迫感の少ないふちなしメガネは細身の方との相性もバッチリですね。
色白の人
透明感のあるフチなしメガネは色白の方との相性もバツグン。
レンズの厚みの部分をピカピカに磨いてシンプルなモノトーン系のパーツと組み合わせれば、ガラス工芸品のような繊細でクールな仕上がりになります。
ふちなしメガネが最適なシーン

透明感があり、全体的に知的でクールな印象のフチなしメガネは、清潔感や誠実さといったイメージも演出できます。
なので、フォーマルなシーンでの服装にはピッタリです。
具体的にはパリッとしたビジネススーツやドレスなど、キレイめのファッションに最適ですね。
また、メガネ自体の印象があまり強くないため、和服との相性もバッチリです。
カラーレンズやテンプル(ツルの部分)の装飾の派手なものは少しイメージが変わりますが、シンプルなふちなしメガネならちょっとオトナの雰囲気を醸しだせます。
まとめ
フチなしメガネはかけたときの印象がうすく、今どきの流行りのメガネとは言いがたい面があります。
構造的にも壊れやすく、扱いにくい点もデメリットです。
しかし、軽くてかけ心地もよく、フォーマルな服装に合わせやすいメリットがあるのも事実。
フチなしメガネを1本持って、知的でクールなオトナっぽさを楽しむのもいいですよね。

-
カラーレンズのデメリットは?色付きメガネは怖い?
-
メガネストラップ(メガネチェーン)はダサい?オシャレなメガネストラップ7選
-
フォックス型メガネの印象は?フォックス型メガネが似合う人の特徴や掛けこなし方を解説!
-
顔が小さい人用の眼鏡ブランド8選!小顔の人がメガネが似合わない理由と対処法を解説
-
アンダーリムはオタクっぽい理由とアンダーリムのデメリットを解説
-
似合うメガネの選び方ガイド完全版!「メガネが似合わない」を解決
-
スクエア型メガネが似合う顔は?スクエア型メガネの印象を解説
-
面長さんはウェリントン型メガネは似合わない?似合う顔を徹底解説!
-
ボストン型メガネが似合う顔は?ボストン型メガネが似合わない理由を解説