
メガネを外したとき、「別人のように見える」と言われる場合、ネガティブな意味合いを含んでいることが多いです。
プラスの方向に違っている場合、「メガネを外すと雰囲気が変わる」というような言い方をします。
「メガネをとると別人のように見える」と言われると、なんだかモヤモヤした気持ちになるだけでなく、生活をする上で困ることがあります。
たとえば、赤ちゃんをお風呂に入れるときなどです。赤ちゃんがメガネを外した親の顔を見てギャン泣きすることがあります。
そこで今回は、メガネを外すと別人に見える理由と解決法をご紹介します。あわせて、メガネを外すとイケメンに見える理由についても解説します。

メガネを外したら別人に見える理由

イメチェンするためにメガネを掛ける人もいます。メガネは顔の印象を変えるアイテムであり、掛けるメガネの種類によって相手に与える印象は変わります。
下の画像のように、「メガネあり」と「メガネなし」では顔の印象が変わります。


とはいえ、別人に見えるほどイメージが変わるというのは稀です。
メガネを外したら別人に見えるのは、主に次のような理由が考えられます。
- メガネが顔の一部になっている
- インパクトのあるメガネを掛けている
- 特徴のある顔をしている
メガネが顔の一部になっている
一日中ずっとメガネを掛けていてる人はメガネが顔の一部になっています。「メガネありきの顔=あなたの顔」と周囲の人から認識されています。
メガネ姿が定着しているので、メガネを外すと何か物足りない印象を周囲に与えてしまいます。
目が悪いと、メガネを外した自分の顔がよく見えませんが、コンタクトに替えて、自分の顔をまじまじと見ると、「わたしってこんな顔してたかな?」と戸惑い感じてしまうことがあります。
親がメガネを外して赤ちゃんをお風呂に入れるとき、赤ちゃんにギャン泣きされるというのはよくある話です。赤ちゃんからすると、知らない人にお風呂に入れられているので怖くて泣いているわけです。
見慣れているかどうかの問題なので、メガネを外す機会を徐々に増やして、周囲の人が素顔を見慣れてくれば、この問題は解決します。
インパクトが強いメガネを掛けている
インパクトの強いメガネは顔の印象を大きく変えるアイテムです。そのため、メガネを外したときに印象がガラリと変わります。
芸能人がプライベートでメガネを掛けているのは、テレビに出ているときと印象を変えて周囲からバレないようにするためです。
インパクトが強いメガネとは次のようなタイプです。
- 黒縁メガネ
- フチが太いメガネ
- 個性的な形のメガネ
- カラーレンズのメガネ
- 吊り上がった、いかついメガネ
- カラフルなメガネ
細いメタルフレームやフチがないメガネは素顔の印象をあまり変えないので、メガネを外したときの見た目の違いが少ないです。
特徴のある顔をしている
特徴のある顔をしている人がメガネを外すと、別人に見えやすいです。メガネをかけることで、顔の特徴をカムフラージュすることができるからです。
顔に特徴がある場合、メガネを外したときに別人に見えない方法はありません。
「目が小さい・眉毛が薄い」「アゴが出ている・頬骨が張っている」「寄り目・離れ目」を例に、どのような理由で別人に見えてしまうのかを解説していきます。
目が小さい・眉毛が薄い
目が小さかったり、眉毛が薄かったりすると目元の印象が弱くなりがちです。メガネを掛けることで、目元の印象が強くなるので、メガネを外したときに顔全体の印象が変わって見えることがあります。
眉毛とメガネの関係については次の記事で詳しく解説しています。
アゴが出ている・頬骨が張っている
メガネは相手の視線を集める効果があります。アゴが出ていたり、頬骨・エラが張っている人は、メガネをかけるとこで相手の視線を逸らす効果があります。
ほかにもメガネには、顔の輪郭を補正する効果が挙げられます。例えば、小顔効果を得るためや丸顔を隠すために、フレームの形状やサイズを選ぶこともできます。このため、メガネを外すと、輪郭が変わり顔の印象が変わって見えることがあります。
メガネの形と顔の形の関係については次の記事で詳しく解説しています。
寄り目・離れ目
寄り目や離れ目であったとしても、メガネのレンズの中心に黒目がきていれば、錯覚効果により顔立ちの特徴を和らげることができます。
メガネ選びで重要な左右の黒目の距離(PD)については次の記事で詳しく解説しています。
メガネを外すとイケメンに見える理由

メガネを外すとイケメン・美人に見える人がいます。
これは、その人の本来の魅力的な顔立ちが、メガネによって隠れていたために起こる現象です。

イケメンや美女の場合、メガネをかけると、魅力が半減してしまうケースが多いです。
メガネを外すと、プラスの方向に変化したギャップによって、その人自身の魅力が際立って見えるという効果もあると思います。
映画などで、大きめのメタルの丸メガネやプラスチックの太い黒縁メガネをかけたボサっとしたキャラが、垢ぬけていく過程で「メガネを外す」という演出が定番ですね。
メガネをかけたときに、より魅力的に見える人もいます。そういう人はメガネで雰囲気を盛っているだけで、もともとの顔立ちが目鼻立ちのハッキリしたタイプではないことがほとんどです。
イケメンや美女でもメガネが似合わないケースについては次の記事で解説しています。
まとめ

今回は、メガネをとると別人のように見える原因について解説しました。
「メガネがなしのほうがいいね」と言われると嬉しいものです。「元がいい、素顔が素敵」という誉め言葉として受け取れます。
一方、「メガネを外すと別人みたい」というのは、「メイクを落とすと別人」のようなネガティブな意味合いを含んでいるように感じます。
さいごに、この記事で紹介したメガネをとったときに別人のように見られないようにするポイントのおさらいです。
- メガネを外す機会を作り、周りの人に素顔に慣れてもらう
- 顔の印象を変えない細身のメガネ・フチのないメガネをかける