
- メガネに記載してある数字の意味を知りたい
- 手持ちのメガネのサイズの測り方を知りたい
メガネを選ぶときに大切なのは、メガネのサイズをしっかりチェックすること。
メガネには、洋服の「身幅」や「着丈」のような、おおよそのサイズ感がわかるメガネ特有のサイズ表記があります。
この記事では、メガネのサイズ表記の見方や測り方、サイズ表記の落とし穴について解説します。この記事を読めば、自分に合うサイズのメガネが選べるようになります。
メガネのサイズ表記の見方

ほとんどの人が自分の掛けているメガネのサイズ表記を意識したことがないと思いますが、メガネにはボクシング方式という決まった規格のサイズ表記があります。
上の画像のテンプル(つる)の内側に「52□17 140」という数字がありますが、これがサイズ表記です。
それぞれ「レンズ横幅□ブリッジ幅 テンプルの長さ」をミリ単位で表したもの。
テンプル内側にサイズ表記がない場合
大体のフレームは、テンプル内側にサイズが記載されています。
サイズ表記が見つからない場合、2つの可能性があります。
- 他の場所にサイズ表記がある
- 使用してるうちにシルク印刷が剥がれた
ブランドによっては、テンプルの下部やブリッジの裏にサイズが記載されている場合があります。
テンプルの内側は肌に触れるので、汗や皮脂の影響で印刷が消えてしまうことがあります。
メガネ・サングラスのサイズの測り方

メガネのサイズ表記には落とし穴があります。
サイズの測り方を知ることで、メガネのサイズ感をイメージできるようになります。
サイズ表記が同じなのにサイズ感が全然違うことも

上の画像で分かるように、「レンズ横幅+レンズ横幅+ブリッジ幅」はフレームの全体横幅ではありません。

両サイドの斜線部分はサイズ表記に含まれません。ボクシング方式の表記からはフロントの全体横幅はわかりません。
ヨロイ(フロント両端)のデザインが出っ張ている場合は横幅が大きくなります。
メガネの縦幅は2つの表記の仕方がある

フレームの縦幅についても、注意しないといけない点があります。
メガネの縦幅の測り方にはレンズ縦幅(レンズをはめる枠の内寸)と全体縦幅の2つの表記法があります。
枠を含めないレンズ縦幅を表記することが一般的です。

リム(レンズを囲う枠)に厚みがあると、見た目は大きくなります。
最低25ミリくらいはあったほうが見やすいです。狭すぎると視野が狭くなります。ちょっと視線を落としただけで枠が視界に入るとストレスを感じます。
フレームサイズの測り方
レンズ横幅とブリッジ幅とテンプル長が「どこからどこまで」を測った数値なのかを詳しく解説します。
レンズ横幅 | レンズの端から端 (一番大きいところの長さ) |
ブリッジ幅 | 左右レンズの端から端 (レンズ間の長さ) |
テンプル長 | まっすぐ伸ばしたときの長さ (全長) |
顔幅の測り方とメガネのサイズの選び方
自分の顔の幅が何センチか把握している人はいないと思いますが、メガネを選ぶときに顔幅とメガネの横幅の関係はとても重要です。
ネットで購入するときは、顔幅を把握しておいたほうがピッタリのサイズを選びやすいです。
度付きネット通販おすすめショップを紹介している記事もあるので、良かったらご覧ください。
顔幅の測り方
顔幅は処方箋やお店のカルテやアプリにも情報がないので、メジャーや物差しなどを使って自分で計測しないといけません。
どこを測るかというと、こめかみとこめかみの間の距離を測ります。(メガネのつるが掛かる耳の上)
フィッティングに自信のある個人のメガネ屋さんは、顔幅を計測する器具を持っていたりします。
横幅の合うメガネの選び方
測った顔幅よりも10mmから30mmくらい全体横幅が小さいメガネを選ぶとフィットしやすいです。
同じ横幅のフレームであっても、素材の弾力性やテンプルの形状によって装着感が変わります。
【まとめ】メガネのサイズ表記を見れば大体のサイズ感がわかる

この記事では、メガネのサイズ表記の見方や測り方を解説しました。
サイズ表記を理解することで、自分に合うサイズのメガネを選びやすくなります。特に、試着できないネット通販では、この記事で紹介した落とし穴に注意することで、失敗しにくくなります。