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メガネのPDとは?許容されるPDの誤差やズレ、PDの測り方を解説

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PDは、「見え方」と「見られ方」の両方の点で重要です。

メガネのサイズ表記の見方を理解して、自分のPDを把握すれば、自分に合うメガネが見つかりやすくなります。

この記事では、メガネのPDについて詳しく解説します。

目次
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PD(瞳孔間距離)とは?

PDとは瞳と瞳の間の距離のこと。瞳孔間距離とも言います。メガネを選ぶ際に、とても重要な数値です。

なぜ重要かというと、PDとメガネのサイズがズレていると、歪みのないクリアな視界を得られないためです。

レンズには光学中心があるので、レンズの真ん中に目が位置している必要があります。

「見られ方」の点でも、瞳がレンズの真ん中にある状態が一番ナチュラルに見えます。

瞳がレンズの中心に位置するには

フレームの「ブリッジ幅+レンズ幅」≒「PD」であれば、瞳の位置はレンズの真ん中にきます。

  • 左右の瞳の中心同士の距離がPD(瞳孔間距離)
  • 左右のレンズ中心同士の距離がフレームPD
PDとフレームPDの関係を説明した画像

フレームPDを測る方法

フレームPDは、メガネのサイズ表記から計算できます。フレームPD=「レンズの横幅+ブリッジ幅」です。

一般的にブリッジの幅が広いほど、フレームPDの数字が大きくなる傾向があります。

フレームPDとブリッジ幅の関係を解説した画像

上の画像の2つのメガネの「(レンズ幅×2)+ブリッジ幅」は、どちらも121mmですが、「フレームPD」は3ミリ違います。

レンズ幅ブリッジ幅フレームPD
スクエア型52mm17mm69mm
ラウンド型49mm23mm72mm

メガネフレームのサイズ表記を確認すれば、試着せずに自分のPDに合うかどうかわかります。

PDの測り方は?

PDは、メガネ屋さんや眼科の機械で測ります

鏡を前にして定規を目の下に当てて、自分で測るのはオススメできません。近くを見るときは、目が寄ってしまうため、正確に測れません。

PDの確認方法は?

眼科の処方箋やメガネ購入時のメガネ屋さんが発行する保証書でPD値を確認できます

また、メガネ屋さんのアプリに登録していれば、度数情報やPDなどの情報を見れます。

日本人の瞳孔間距離の平均は?

日本人男性の瞳孔間距離の平均値は64ミリ、日本人女性の瞳孔間距離の平均値は62ミリと言われています。

平均値に特に意味はなく、身長と同じように人によって異なります。男性でも54ミリの人はいますし、女性で70ミリの人もいます。

PDの誤差やズレの許容範囲は?

チェーン店で販売されいるメガネは大きめに作られているので、フレームPDがPDより大きくなりがちです。PDとフレームPDの数値のズレは、ある程度であれば問題ありません。

一般的に、PDとフレームPDの差が5mm以内に収まっていれば問題ない、と言われています。

PDが65ミリの人だと、フレームPDが60ミリ~70ミリのメガネであれば大丈夫です。

PDが合わない場合の対処法

PDとフレームPDの誤差はレンズの入れ方で調節できます。

ある程度の誤差であれば、レンズの光学中心をPDに合わせられますが、あまりにも数値が違いすぎると、レンズの入れ方ではどうしようもないことがあります。

PDとフレームPDが合っていると、レンズが薄く仕上がります。(レンズは端に行くほど分厚くなるため)

PDが合わないと、どうなる?

PD(瞳孔間距離)とフレームPDの誤差が大きいと、違和感のある見た目になってしまいます。それだけではなく、視界が狭くなります

フレームPD>PDの場合(目が内側にくる)
  • 外側に余白ができ、バランスが悪くなる。
  • 目と目が寄っている印象になり、窮屈な見た目。
PD>フレームPDの場合(目が外側にくる)
  • 外側の視野が狭くなる。
  • 枠が視界に入って鬱陶しく感じる
  • 目と目が離れた印象になり、不安定な見た目。

メガネのジャストなサイズ感については次の記事で解説しています。

まとめ

この記事では、PDとフレームPDについて解説しました。

「見た目」と「見え方」の両方の面で、フレームPD≒PDであることが重要です。

メガネのサイズ表記を理解して、自分のPDを把握していれば、掛けたときに違和感のないメガネを選べます。

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