
- ウェリントン型メガネの印象は?
- ウェリントン型メガネが似合わない理由は?
- どんな顔に似合う?似合う髪型は?
- どんな雰囲気を盛れる?
ウェリントン型メガネは、縦幅があるので、スクエア型より存在感があります。メガネを掛けている感が強く、「似合う・似合わない」がハッキリ出やすいです。
面長の人に似合わないと言われることがありますが、縦幅があるウェリントン型と面長の相性は抜群です。
この記事では、ウェリントン型メガネの印象とウェリントン型メガネが似合う顔を紹介します。あわせて、ウェリントン型メガネが似合わない理由も解説しています。
この記事を読めば、ウェリントン型メガネの選び方がわかるようになります。

ウェリントン型のメガネとは?特徴を解説

ウェリントン型とは、台形を逆さにした逆台形の形状のこと。ヨロイ(フロントの両端部分)が最上部に位置しているのも特徴の一つです。
レイバンのサングラス「ウェイファーラー」が原型で、海外ではウェリントン型メガネを「ウェイファーラー」と言います。
ウェリントン型メガネの印象
ウェリントン型メガネの印象は次のようなものです。
- 適度なカッチリ感
- 少しのレトロ感
- 落ち着いた印象
- 大人な印象
フレームのラインが直線的なので、スクエア型メガネと同じように「きちんと感」が出ます。

逆台形のウェリントンは、正方形に近いです。正方形には、安定感や信頼感があります。多くの企業が正方向のロゴを採用している理由です。
視力矯正器具として広い視野が求められていた頃に主流だったデザインのため、少しレトロ感が漂います。古臭いイメージはないので、落ち着いた大人な印象を演出できます。
ウェリントン型メガネの選び方
ウェリントン型メガネは、形や太さ、色によって印象が変わります。
たとえば、下の画像のように直線的でリムが太いと重厚な印象になります。

適度なドレス感を備えたウェリントン型メガネの代表的なモデルは、トムフォードの傑作「TF5178」です。
プラスチック素材の場合、ヨロイに金属のカシメ飾りがあると、クラシックな佇まいになります。メタルの飾りがアクセントとなり、デザインを引き締める効果も期待できます。
下の画像のような丸みを帯びた細身のウェリントン型は、スマートで優しい印象に仕上がります。

メタル素材で細いフォルムの場合、知的で落ち着いた雰囲気を与えます。ブリッジの位置が高く設定されていて、ヨロイが細いとドレス感が出ます。

シート状のメタルのウェリントン型は海外ブランドでよく見る形状です。
下の画像のような横長のウェリントン型はカッチリしたイメージがあります。

ウェリントン型メガネが似合わない理由
ウェリントン型メガネには様々なシルエットがあります。スクエア型に近いものから、ボストン型に近いものまでバリエーションが豊富です。

顔の形に合わせて似合う形が見つけやすいですが、ウェリントン型メガネが似合わないと考えている人が結構います。
ウェリントン型のメガネが似合わない理由は、いくつかあります。
- サイズ感が合っていない
- 髪型との相性が悪い
- メガネの印象に顔の印象が負ける
サイズが合っていない
縦幅がある点がスクエア型メガネとの大きな違いです。
サイズ感を意識すれば、似合うウェリントン型のメガネが見つかると思います。

メガネと顔のサイズの関係については次の記事で詳しく解説しています。
髪型と合っていない
他のメガネに比べて、ウェリントン型メガネはボリュームがあります。重たい印象になりがちなので、メガネに干渉しない髪型がオススメです。
ウェリントン型メガネと相性の良い髪形は次のようになります。
- ベリーショート
- ショート
- ミディアム/ウェーブや動きが控えめ
- ロング/後ろで髪をまとめている
どんな髪型でもメガネ周辺を重たい印象にしないことがポイント。おでこが出ているだけで重めの黒縁メガネもスッキリ掛けられます。


気をつけたいのが前髪の長さと重さ。前髪が重めで眉毛が隠れるくらい長いと、野暮ったい雰囲気になりがちです。
前髪がメガネにかかっていると、暗い印象が漂うこともあります。

前髪を下ろす場合は、眉毛にかかるくらいの長さで軽めだと、すっきりした印象になります。極細のメタルなら、重めの前髪でも合わせやすいです。

前髪を下ろした状態でプラスチックのメガネを掛けると子どもっぽくなったり、地味な印象になります。

メガネの印象に顔の印象が負ける

ゴツくて存在感あるウェリントン型メガネは主張が強く、掛けた瞬間に全体のファッションのトーンが決まるほどのインパクトがあります。
顔が薄い場合、メガネの主張に負けてしまい、メガネが浮いたような印象になることがあります。

普段メガネを掛けない人が、伊達メガネとしてウェリントン型メガネを掛けると、メガネ姿に慣れていないので、「違和感」を感じやすいです。
サイズ感や掛ける人の雰囲気にマッチすればいいですが、リム(レンズを囲う枠)が太い分、少しの違和感があると、それが大きくクローズアップされてしまいます。
ウェリントン型メガネが似合う顔は?
ウェリントン型メガネが特に似合う顔立ちは3つあります。
- 面長
- 顔が大きい人
- 童顔
面長さんにオススメ
縦幅のあるタイプや厚みのあるウェリントンは、顔に占めるメガネの比率を気にする必要があります。

面長の人が掛けると、顔の縦幅とメガネの縦幅のバランスが安定します。結果として、顔の長さを隠してくれます。

上の画像でわかるように、ウェリントン型メガネのほうが、顔の長さとメガネの縦幅のバランスが良く、顔の長さが目立たなくなっています。
顔が大きい人にオススメ
ウェリントン型メガネは、顔が大きい人にもオススメです。顔に占めるメガネの割合がいい具合になります。メガネが顔を覆うスペースが広いと、錯覚で小顔効果が期待できます。

反対に、顔が大きい人が小さいメガネを掛けると、顔の余白が大きくなり、大きい顔が際立ちます。

童顔の人にオススメ
太い黒縁のウェリントン型メガネには、独特の「硬さ」「重厚感」があり、相手に安心感を与える効果があります。
デザイナーや職人さんに掛けている人が多いこと、昭和のおじさんが好んで掛けていたことが影響しているのか、厚みのある黒縁ウェリントンには「こだわりのある人」「頑固おやじ」というイメージがあります。
貫禄ある大人を演出するにはぴったりのメガネです。

ちなみに、もともとウェリントン型メガネが職人やデザイナーに人気な理由は、縦幅があって視界が広くて見やすいからです。

上の画像のように、左の極太ウェリントンはどっしりとした存在感があります。相手に強い印象を残せるので、初対面の相手にメガネとセットで顔を覚えてもらいやすいです。一方、右の細身のウェリントンはビジネスにも最適なドレス感があります。
【まとめ】ウェリントン型メガネは面長さんにオススメ

今回は、ウェリントン型メガネの特徴について解説しました。
ウェリントン型メガネには、たくさんの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
ウェリントン型メガネが似合わないと感じている人は、まだ自分に合うウェリントン型メガネに出会っていないだけの可能性が高いです。
さいごに、この記事の内容をまとめます。
ウェリントン型メガネが似合わない理由は次の3つ。
- サイズが合っていない
- 髪が重い
- デザインの主張が強すぎる
顔に占めるメガネの割合は、メガネを選ぶ点でとても重要。

縦幅のあるウェリントン型メガネは、面長の人、顔が大きい人、童顔の人に特にオススメです。