
レイバンとトムフォードはそれぞれ独自の特徴があり、ファッション好きから圧倒的な支持を集めています。
眼鏡ブランドの中ではレイバンが一番人気で、トムフォードが2番目に人気があります。
今回は、レイバンとトムフォードのブランドイメージ、デザイン、価格帯・ブランド発祥国などの違いについて解説します。
レイバンとトムフォードはどこの国?

レイバンはアメリカの老舗ブランド、トムフォードはイタリアの新興ブランドです。
それぞれ詳しく解説していきます。
レイバンはどこの国?
レイバンは、アメリカでボシュロム社が1937年に創立した老舗サングラスブランド。
イタリアの眼鏡メーカー「ルクソティカ」が、ボシュロム社からレイバンを買収してハウスブランドとして保有しています。
イタリアの眼鏡メーカーについては次の記事で詳しく解説しています。
トムフォードはどこの国?
トムフォードは、イタリアで2005年に設立された比較的新しいブランド。
グッチ、イブ・サンローランのクリエイティブディレクターとして活躍したトム・フォードさんが独立して立ち上げました。
トム・フォードはスーツやコスメなども展開していますが、ブランドを今の地位に押し上げたのはアイウェアです。ちょっと特殊なブランドですね。
レイバンとトムフォードのデザインの違い

レイバンとトムフォードのデザインの特徴はブランド発祥国やブランド創設者の影響を受けています。
ブラックの色味が異なり、トムフォードのほうが純粋な黒に近く、光沢感があります。


トムフォードのアジアンフィットのほうが、レンズの傾斜が緩やかで鼻パッドも大きいので掛けやすいですよ。

レイバンのウェイファーラーのメガネについては次の記事で詳しく解説しています。
それぞれのデザインの特徴を解説します。
レイバンのデザインの特徴
代表的なモデルは何十年も同じ形のまま変わっていません。定番デザインが多く、カジュアルなスタイルに合わせやすいものが多いです。
流行は追わず、伝統的な王道クラシックの変わらない良さがあります。
レイバンのデザインの特徴は次のようになります。
- ロゴや装飾が目立たない
- クラシカルなデザイン
- シンプルで実用的
レイバンのデザインは、ミリタリーやアウトドアを意識したワイルドさが特徴。無骨で力強いアメカジファッションのイメージがあります。
代表的なモデルをいくつかご紹介します。
- アビエイター
- ウェイファーラー
- クラブマスター
トムフォードのデザイン
トムフォードは個性的なデザインが多く、ハイエンドブランド「Dior」「GUCCI」などのメガネに似ています。
新しいモデルが次々と発売され、最先端の流行を生み出しているブランドです。都会的で洗練されたイメージがあります。
トムフォードのデザインの特徴は次のようになります。
- ロゴや装飾が目立つものが多い
- ベーシック~モダンまで幅広いデザイン
- トレンドを先取りしたデザインもある
デザインに関しては、高級感・エレガントさ・セクシーさを重視しています。ゴージャス系のセレブの多くが愛用しています。
トム・フォードの代表的なモデルをいくつかご紹介します。
- TF-5178
- TF-5040
- TF-237
商品ラインナップに関しては、メガネフレームが中心で、サングラスは多くありません。
レイバンとトムフォードの価格帯

レイバンとトムフォードの一番大きな違いが、価格です。

プラスチックフレームに関しては、トムフォードのほうが品質が高く、価格差は納得できます。

庶民的なレイバンとハイエンドなトムフォードの価格帯を解説します。
レイバンの価格帯
レイバンはどこのメガネショップに行っても置いてあり、手に入りやすいブランドです。
比較的手頃な価格帯で、フレームもサングラスも2万円以下で購入できます。
ネットなら人気モデルのサングラスが1万3千円ほど。ネットのレイバンおすすめショップについては次の記事で詳しく解説しています。
トムフォードの価格帯(値上げされました)
トムフォードは、どこでも買えるブランドではなく、百貨店やパリミキなどの格式の高いメガネショップしか販売していません。
トムフォードは、フレームもサングラスも5万円くらいする最高級ブランド。
2023年2月から国内正規品の販売価格が大幅に値上げされました。それに伴い、並行輸入品(海外正規品)の価格も値上げになりました。
従来価格で仕入れた在庫を抱えているネットショップのトムフォードの価格は据え置かれているようなので、欲しい品番があれば、今のうちに購入することをオススメします。
いちばん人気のTF-5178Fの値上げ率が特に高いです。近いうちにネットショップでも5,000円以上の値上げになると思います。
レイバンとトムフォードが人気の年齢層

レイバンとトムフォードはどちらかと言うと男性から支持されているブランドです。
ここでは、両ブランドの人気の年齢層をご紹介します。
レイバンの年齢層
レイバンは、高校生からご年配の方まで幅広い年齢層から支持されています。
お手頃な価格帯ということもあり、「おしゃれサングラス」として若い世代がよく掛けています。また、初めてのサングラスとして購入する人がとても多い入門サングラスという位置づけ。

レイバンを気に入って、何度もリピートする人がいる一方、こだわりが生まれて他のサングラスにチャレンジする人も結構います。
ちなみに、バイデン大統領の愛用サングラスはレイバンのアビエーター。昔からレイバンサングラスを掛けているようです。
レイバンのアビエーターについては次の記事で詳しく解説しています。
トムフォードの年齢層
トムフォードは、若い世代よりも30代・40代以上の人から支持を集めています。
レイバンのサングラスは夏が終わる頃、50%OFFで販売されることがありますが、トムフォードは安売りしません。

高級ファッションブランドとして認知されていて、ある程度お金に余裕のある「大人の男女」のためのアイウェアです。
高校生や大学生が掛けていると、違和感があるかもしれません。
グッチやイブ・サンローランのファッションデザイナーが立ち上げたブランドですからね。
【まとめ】レイバンとトムフォードの違い

今回は、レイバンとトムフォードの違いについて解説しました。
どちらのブランドも独自の魅力があり、多くのファッション好きに愛されています。
それぞれのブランドが得意とするスタイルやシーンに合わせて、自分に合ったメガネを選びましょう。
さいごにレイバンとトムフォードの特徴のおさらいです。
レイバンの特徴
- カジュアル
- 大衆ブランド
- 価格がお手頃
- クラシカルなデザイン
- おしゃれなイメージ
トムフォードの特徴
- カジュアル~フォーマル
- ハイエンドブランド
- 価格が高い
- モードなデザイン
- 高級アイウェアの”特別感”