
レイバンは「高品質でオシャレ」というイメージがあり、眼鏡ブランドの中でいちばん人気があります。
もともとレイバンはサングラスブランドでしたが、2003年にメガネのラインナップが追加されました。
メガネフレームは発売と同時に大流行となりました。今でも人気であり、多くのメガネ屋さんでレイバンのメガネフレームは取り扱われています。
そんな人気のレイバンのメガネフレームですが、一部には「ダサい」という否定的な意見もあります。
今回は、レイバンのメガネフレームがダサいと言われる理由を解説します。あわせて、オシャレなレイバンのメガネフレームをご紹介します。
レイバンが高品質でオシャレと思われている理由

レイバンには「高品質でオシャレ」というイメージがあります。
高品質でオシャレと思われている理由は次の2つです。
- アメリカ空軍に採用されたことがある
- 数多くの著名人がかけている
アメリカ空軍に採用されたことがある
レイバンは、コンタクトレンズで有名なボシュロム社が立ち上げたブランドです。ブランドの歴史は、アメリカ空軍のためにサングラスを製造した1929年にまでさかのぼります。
空軍に採用されたモデルは当時、可視光をほとんど遮る画期的なレンズでした。
ただ、空軍に採用されたのは、100年近く前の話。今のレイバンは品質が良くありません。正直、雑貨レベルのクオリティーです。
数多くの著名人がかけている
レイバンには、これまで数多くのアーティストや著名人が着用してきた歴史があります。
日本では現在、キムタクがアンバサダーを務めています。
映画や雑誌などのメディアに頻繁に登場します。最近では、映画「トップガン」でトム・クルーズがかけていました。
しかし広告費を使ってかけてもらっているという側面が強く、芸能人が自発的にレイバンをかけているわけではありません。
レイバンブランドを保有する会社(ルクソティカ)は、売上1兆円を超える大企業です。他のブランドとは使える広告費が桁違いです。
レイバンのメガネがダサいと思われている理由

レイバンのメガネフレームがダサいと思われている理由は3つあります。
- デザインがレイバンっぽくない
- 見た目が安っぽい
- デザインが野暮ったい
レイバンっぽくないデザイン
レイバンは流行に左右されず、ずっとクラシカルなデザインを貫いていました。
そんなレイバンに転機が訪れます。
1999年に、ボシュロム社はレイバンをルクソティカというイタリアの会社に売却しました。オーナーがルクソティカに代わってから、レイバンのデザインは変化しました。

クラシカルなスタイルから万人受けする無難なデザインに変わりました。
クラシカルなデザインではなくなったので、むかしからのレイバンファンはダサいという評価をしているようです。
レイバンのデザインがどう変わったのかを、2つの例を挙げてご紹介します。
ウェイファーラー廃止、ニューウェイファー誕生
「ウェイファーラー(RB-2140F)」は、1952年に誕生したレイバンサングラスで最も有名なモデル。ウェリントン型でエッジの効いた太くて存在感があるクラシカルなデザインです。

ルクソティカはウェイファーラーを廃番にして、ニューウェイファーラーの販売を開始します。
「ニューウェイファーラー(RB-2132F)」はスクエア型の角がないデザイン。スタイリッシュでモダンな印象があります。

ニューウェイファーラーはかけやすいデザインですが、アメリカっぽさやクラシック感はありません。
RX6453DやRX5228Fのような普通のデザイン
レイバンのメガネフレームは、クラシック感の強いフレームよりも万人受けするデザインがほとんど。
たとえば、レイバンジャパンコレクションのRX6453Dは普通のハーフリムのメガネです。

ほかにも、RX5228Fは普通のスクエア型のメガネです。

RX6453DもRX5228Fもどの世代でもかけやすい普通にカッコいいデザインだと思います。
定番デザインのため流行に敏感な人からもダサいと思われることはないでしょう。

ただ、むかしのレイバンのデザインが好きな人には、ダサいと思われてしまいます。
見た目が安っぽい
レイバンのメガネフレームの中には、TR-90を採用したモデルが一部あります。
軽くて柔らかいというメリットはあるものの、安っぽく見えてしまうためダサいと感じる人もいるようです。
RX5184F(ニューウェイファーラーのメガネタイプ)がまさにそうです。

正直、おもちゃのような質感です。JINSやZoffの5,000円のメガネのほうがずっとマシです。
ホームセンターでラックに掛かって、1,000円で売られていても驚きません。
太くて野暮ったい
レイバンっぽいクラシカルなフレームは、現在流行しているクラシックフレームとは雰囲気がちがいます。
今流行しているのはボストン型やラウンド型。

ウェイファーラーのような厚みのあるウェリントン型は、無骨で野暮ったい印象が漂います。
アメリカっぽさがあるので、アメカジのコーデにはピッタリですが、オシャレに敏感な人の目にはダサく映ってしまうかもしれません。

ただ、この野暮ったさこそがレイバンの魅力であり、他のブランドとは一線を画している要素でもあります。
野暮ったさを上手く取り入れることで、レトロ感やヴィンテージ感を演出することができます。
ダサさを逆手に取り、自己表現やスタイリングの一部として取り入れることで、オリジナリティ溢れるファッションを楽しむこともできます。
レイバンのメガネはダサい?ダサくない?【評判・口コミ】
メガディアでは、「レイバンのメガネフレームはダサいのか、ダサくないのか」についてアンケートを実施しました。
レイバンのメガネフレームに関するリアルな声を公開します。
読者様からの口コミを踏まえた結果は次のようになります。
ダサくはない.
高級ブランドとは言い難いが悪くもない.セルフレームは日本人の感性とは異なる.それが受け入れられればいいのでは?ただテンプルに芯が入っていないアセテートでない樹脂素材のフレームには手を出さないほうが良いかも.
ダサくない
個人に似合う 好きなフレームを購入すれば良いと思う それがたまたまレーバンだったから
ダサくない
レイバンのメガネフレームの曲線は非常に綺麗で、いろいろな顔の形にもマッチしやすいと思います。
ダサい
本当に良いものを見極められる人は、レイバンを選びません。
ダサくない
確かにレイバン独特なデザインをしたものもありますが、他のメーカーと変わらないような普通のデザインのメガネフレームもあります。
あなたの意見を聞かせてください
\アンケート実施中/
レイバンのオシャレなメガネフレーム3選

レイバンのメガネフレームは万人受けするデザインが多いです。
ただ、流行に照らし合わせると、商品によってはダサいデザインもあります。
ここでは、レイバンらしさとオシャレを両立したフレームを3つご紹介します。
クラブマスターのメガネタイプ(RX5154)
「クラブマスター」はレイバンサングラスの人気モデル。
ウェイファーラーとアビエーターと並ぶレイバン3大モデルのひとつです。

メガネフレーム(RX5154)はサングラスモデルを少し小さくした形状になっています。


貫禄があるように見えるクセのあるデザインなので、かける人を選びます。
フレームの上の部分にはブロウ(眉毛)のような厚めのプラスチックがついているのが特徴です。
メガネのインパクトが強いので、彫りの深い顔立ちやはっきりとした目鼻立ちの人が似合います。
また、クラブマスター(RX5154)のフレームの下の部分は丸みを帯びているので、女性でもかけやすい形状です。ボーイッシュな女性がメンズっぽい服装と合わせると、クラブマスターはよく似合います。
レイバンらしいクラシカルなモデル(RX3447V)
RX3447Vは伝説的なミュージシャンたちから愛されてきたモデルです。


細身のラウンドはトレンド感があり、今っぽさを演出したい人にぴったりです。
RX3447Vは伊達メガネとしても人気があります。枠が細く、メガネの主張が弱いので、ファッションの邪魔をしません。

流行りの薄いブルーやオレンジなどのライトカラーレンズを合わせると、個性が出てカッコよく仕上げることができます。
彫金が派手ではないので、落ち着いた印象があり、大人も掛けやすいと思います。

ホワイトの鼻パッドが高級感を演出しています。

コンビネーションフレーム(RX7140)
レイバンのコンビネーションフレームの中でも、とても人気の高いのがRX7140。
フロントとテンプル(つる)で異なる素材を使っているメガネをコンビネーションフレームといいます。

RX7140は、ボストンタイプとウェリントンタイプの中間のようなレンズシェイプです。

大きめのレンズシェイプはリラックス感があり、優しい印象を与えたい人にぴったりです。
ブリッジとテンプルには金属が使用されており、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。
性別・年齢を問わず、誰でも掛けやすいデザインになっています。どちらかというと、女性向けのデザインです。
まとめ

今回は、レイバンのメガネフレームがダサいと言われる理由を解説しました。
レイバンのメガネフレームは一部の人から「ダサい」と言われることがありますが、個人の好みやメガネの流行によるものです。
レイバンブランドがボシュロムからルクソティカに移行したタイミングで、レイバンのデザインと品質は変わってしまいました。
クラシカルなアメリカンスタイルとはかけ離れたデザインのメガネが増え、品質も雑貨レベルにまで落ちてしまいました。
ウェイファーラーなどの名作は完成されたデザインではあるものの、流行のクラシックフレームとは雰囲気がぜんぜん違います。
だからといって、レイバンがダサいとは言えないと思います。
メガネは自分自身に似合っているかどうかが重要です。他人の意見にとらわれる必要はありません。

ワイルドなアメカジファッションの人がウェイファーラーのメガネをかけたらサマになりますし、無難なデザインのレイバンフレームは誰でも似合います。
ファッションは自己表現の一環なので、自信を持って自分に合ったメガネフレームを選べばいいと思います。


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