
- 52サイズと54サイズの違いは?
- 52サイズと54サイズのどちらが人気?
「ウェイファーラー(RB2140-F)」は、レイバンサングラスの中でも特に人気があります。ネットで型番検索して購入する人が多い超有名モデルです。

ウェイファーラーの52サイズと54サイズは、単なるサイズ違いではありません。デザインが全然違います。
52と54では、レンズシェイプ、デザインの太さ、鼻パッドの形状が異なります。ウェイファーラーと聞いて思い浮かべるシルエットは、52サイズのほうです。
この記事では、サングラスの王者「ウェイファーラー」の52サイズと54サイズを徹底比較します。
そもそも、52と54はどこのサイズ?

52と54は、レンズの横幅(mm)のこと。
「レンズ横幅」「ブリッジ幅」「テンプル長」の3つが、テンプル(つる)の内側に記載されることが一般的です。

メガネのサイズについては次の記事で詳しく解説しています。
ウェイファーラー52と54の比較
ウェイファーラーの52と54にはたくさんの違いがあります。単なるサイズ違いではなく、別モデルと考えた方が良さそうです。
ここではウェイファーラーの52と54を次の5つの視点で比較していきます。
- サイズ感
- レンズシェイプ
- ブリッジの太さ
- リム(レンズを囲う枠)の太さ
- 鼻幅・鼻盛りの形状
それぞれ詳しく解説していきます。
サイズスペック・重さ


同じ環境で撮影しているので、サイズ選びの参考になれば幸いです。
54のほうが縦幅があり、大きく見えますが、横幅はほとんど変わりません。
52と54のサイズスペックは以下のようになります。
52サイズ | 54サイズ | |
---|---|---|
レンズ横幅 | 52mm | 54mm |
ブリッジ幅 | 22mm | 18mm |
テンプル長 | 150mm | 150mm |
レンズ縦幅 | 42.7mm | 46.9mm |
フロント全体縦幅 | 48mm | 51mm |
フロント全体横幅 | 146.1mm | 147.8mm |
左右テンプル内寸 | 145mm | 145mm |
重量 | 46.2g | 47.9g |
レンズの横幅がが2mm違いますが、54のブリッジ幅が52より4mm狭いので、全体横幅はそれほど変わりません。


フロントの全体横幅は、54のほうが少し大きいです


左テンプルから右テンプルの内寸はどちらも145mm。54サイズのほうが、ゆったりしたフィット感かと思いきや、掛けたときのフィット感は同じです。これは、フロントとテンプル(つる)の合わせ方が異なるためです。

上の画像でわかるように、54サイズのテンプルはフロントの内側で合わせています。
重さもほとんど変わりません。

レンズシェイプの違い

52はエッジの効いた横長の逆台形で、54は丸みを帯びた縦長の逆台形です。

どちらもリム(レンズを囲う枠)が太いので、存在感があります。サイズスペック以上に大きく感じます。
フロントの全体縦幅が3mmも違います。顔に載せたときのボリューム感が全然違います。
ブリッジの太さ

54サイズのブリッジのほうが太いです。
52は細くシャープな印象で、54は太く重たい印象になります。

54サイズはレンズが大きくブリッジが太いのでインパクト強め。
リム(レンズを囲う枠)の太さ

リム(レンズを囲う枠)の太さが違います。52のほうが太くて厚みがあります。

52サイズは無骨で力強く凛々しい印象です。アメリカって感じがしますね。
鼻幅と鼻盛りの違い

鼻幅と一体型の鼻パッド(鼻盛り)の形や位置が違います。
鼻パッドの違いをまとめました。

私には、54サイズのほうがフィットします。レンズがまつ毛や頬に当たりません。
一般的に、鼻盛りの位置が下の方にある52サイズのほうが日本人向けと言えます。
ウェイファーラー52と54のどっちが人気?

52サイズのほうが断然人気です。
ウェイファーラーと聞いて思い浮かべるのは、52サイズのシルエット。欧米で販売されているオリジナルウェイファーラーの50サイズとデザインがほぼ同じです。

50サイズがデザインとして一番綺麗ですが、残念ながら日本では流通していません。
デザインは少し変わりますが、折りたたみ式のウェイファーラーであれば50サイズのものがあります。
RB2140-F 52サイズが人気の理由

52サイズが人気の理由はいくつかあります。
- 大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい大きさ
- ベーシックな形状なので、シンプルに掛けやすい
- SNSや雑誌などで、芸能人や海外セレブが着用している
サイズ感がちょうど良く、シルエットが綺麗です。たくさんの有名人が愛用しているモデルなので、所有欲を満たしてくれる逸品です。
52サイズが大きい場合、ワンサイズ小さい50サイズのメガネタイプのウェイファーラー「RB-5121F」に色付きレンズを入れてサングラスにするのもアリです。
RB-2140F 54サイズが人気の理由

ウェイファーラーっぽさはないですが、54サイズにも独自の魅力がたくさんあります。
- 鼻幅が狭く、鼻盛りが大きいのでフィットしやすい(人による)
- レンズ縦幅があるので、眉毛が隠れやすい(人による)
- 角がないので、リラックス感ある雰囲気
【まとめ】ウェイファーラー(RB-2140F)52と54 どっちが正解?

今回は、レイバンウェイファーラー(RB-2140F)の52サイズと54サイズについて解説しました。
52サイズと54サイズにはたくさんの違いがあります。
レンズ横幅の違いだけでなく、レンズシェイプやフレームデザインが違います。同じモデルのサイズ違いとは言えないほど、「見た目の印象」や「掛け具合」が大きく異なります。
52サイズのほうが圧倒的に人気があり、デザインがウェイファーラーっぽいです。
どちらを購入するにしても、レイバンサングラスは鼻盛りが小さく、フロントが傾いているので、顔にフィットしない可能性があります。