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レイバンの偽物の見分け方をメガネのプロが徹底解説!どう見分ける?

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レイバンの偽物が多いと聞いたことがあるかもしれません。実際、偽物は思っている以上に多いのが現状です。

安物の偽物なら一目瞭然ですが、中には本物にしか見えないようなスーパーコピー品が出回っています。本物より作りがいい偽物すらあります。

この記事では、香港で購入した安い偽物のウェイファーラーと本物を比較しながら、偽物の見分け方を解説します。

目次
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レイバンの偽物を見分ける3つのポイント

レイバンの偽物を見極めるポイントは3つあります。

  • デザイン
  • 品質
  • 価格

安い偽物の見分け方は、簡単。公式サイトのカタログ写真を見比べたら一目瞭然。デザインが違います。「偽物」として販売されることが前提なので、見た目が明らかに違うことが多いです。

レイバンから怒られないように、あえて全く同じにせず、偽物だとわかるように作っている印象さえあります。

品質面でも手に取った瞬間に明らかにおかしい、と感じるはずです。

ウェイファーラーの偽物の見分け方

比較する商品は、ウェイファーラー「RB-2140F 901 54」。

  • 偽物:5年くらい前に香港で数千円で購入したもの
  • 本物:ネットで購入した海外正規品(並行輸入品)

パッと見ただけでは、違いが分かりにくいですが、よく見るとデザインと質感が全然違います。

公式サイトの写真と照らし合わせて間違い探しをすれば、見破れます。

本物と偽物を詳しく比較していきます。

飾り・フロント両端デザイン

本物の飾りは細長いですが、偽物は丸みが強いです。また、フロントとテンプル(つる)を合わせる角度が異なります。

本物は45度で合わせているのに対し、偽物は90度で合わせています。

ロゴ

偽物のロゴは雑な作りですし、ロゴがついている場所がテンプルの根元から離れています。

レンズ傾斜角とテンプルのデザイン

偽物はレンズの傾斜がなく、テンプルの形状も丸みを帯びています。

蝶番

本物は7枚蝶番でカシメてありますが、偽物の蝶番は埋め込まれています。

偽物の塗装が雑で、液が垂れて固まっている箇所があります。

鼻盛りの形

鼻盛り(鼻パッド)の形が違います。

重さ

偽物は、ポリカーボネイト製。手に持った瞬間に、明らかにおかしい、とわかります。

本物のウェイファーラーの素材は、アセテートです。

付属品

「Rマーク」と「SUNGLASSES」の文字の大きさが異なります。

本物のロゴは黄色っぽく、偽物は白っぽいです。

本物のメガネ拭きのほうが大きいです。本物が、18.5cmに対し、偽物は、13cm。

レイバンの偽物は価格が安い

価格でレイバンの偽物を見分けられます。信頼できるネットショップの最安値より安ければ、偽物確定です。

信頼できる最安値のネットショップを4つご紹介します。

  • メガネ・サングラスのThat’s(楽天)
  • グラスマニア(楽天)
  • Amazon本体(Amazon)
  • サングラスハウス(楽天)

メガネ・サングラスのThat’s、グラスマニア、Amazon本体はレイバンの国内正規品を扱っています。ネットでレイバンを一番売っているお店なので、仕入れ単価も安いです。これらのショップより安く販売されているレイバン国内正規品は、偽物と判断して間違いありません。

サングラスハウスは海外正規品(並行輸入品)を扱っています。ネットで多店舗展開していて、レイバンを大量に販売しています。価格交渉力があり、安く仕入れています。サングラスハウスより安い並行輸入品は、疑ったほうがいいかもしれません。

レイバンのスーパーコピー品の見分け方

問題は、本物と全く同じにしか見えないスーパーコピー品の場合です。

スーパーコピー品は完成度が高く、プロでも見分けることは困難。検査機関に出して材質などを調べてもらわないと見分けられないレベルです。

レイバンは価格は高いですが、作るのが難しい製品ではありません。作ろうと思えば、全く同じものを作れます。

推測ですが、本物と同じレイバンが出回るルートはいくつかあると思います。

  • レイバンから製造を委託された中国の工場が余分に作った分を横流しする
  • 委託製造して、作り方をマスターした工場が契約終了後もこっそり作り続ける
  • 経営に困った工場が偽物の製造に手を染める
中国でレイバンの偽物を見た体験談

数年前、中国の厦門(アモイ)という田舎町のメガネ工場を何社か視察したときのことです。

案内役を務めてくれていた人が「見せせたいものがある」というので、ついていきました。オートロック式のマンションに着き、部屋に入ると、部屋を埋め尽くすように箱が積まれていました。

「これ全部レイバンの偽物ですけど、欲しいものを何本でも持って行っていいよ」と、案内役が言いました。箱を開けると、レイバン(偽物)が入っており、どうやらマンションの一室を偽物を保管するための倉庫として使っているようでした。

あらゆる品番が在庫してあり、人気のウェイファーラーなどは大量に縦積みされていました。中には、本家が作っていない品番まであり、豊富な品揃えでした。

興味があったので、箱を開けて商品を順番に見ていきました。まず驚いたのが、品質の高さ。本家本元のレイバンと同じかそれ以上。

ロゴ、タグ、箱、箱に貼っているバーコードシール、ケース、説明書に至るまですべて本物と同じように見えました。

「どこの国に輸出するのか」と聞くと、ほとんど香港に輸出するとのこと。香港は、アジアのレイバンの流通拠点で、たくさんのレイバン取扱商社があります。

中国のこんな田舎町のマンションの一室に大量の偽物が保管されているということは、「中国全土、いや世界中にどれだけの量の偽物があるのか」と恐ろしくなりました。

「税関で引っかかると困る」という考えもよぎりましたが、本物と偽物を見破れるかどうか試したい、という思いもあったので、3本もらって帰りました。

日本に帰って、同僚に商品を見せて、会社に在庫していた本物と見比べましたが、違いはわかりませんでした。

【まとめ】レイバン偽物の見分け方

今回は、レイバンの偽物の見分け方について解説しました。

安価な偽物は、デザイン・素材・作りの精巧さが違うので、見分けるのは簡単です。

問題は、本物そっくりの偽物の存在。見分けるのが難しいので、信頼できるショップから購入したほうがいいと思います。

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