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並行輸入とは?並行輸入品のメリット・デメリットを解説!並行輸入品と正規品の違いは?

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  • 並行輸入品と正規品の違いが知りたい
  • 並行輸入品を購入するのは心配
  • 並行輸入品のメリット・デメリットは?

国内で販売されているブランド品には、「国内正規品」と「並行輸入品(海外正規品)」の2種類あります。

並行輸入品を騙り偽物を販売する業者がいるため、「並行輸入品」にはネガティブなイメージがつきまといます。

この記事では、サングラスブランドであるレイバンを例に並行輸入品と国内正規品の違いと並行輸入品のメリット・デメリットを解説します。

サングラスブランドのレイバンの並行輸入品を扱うメーカーで働いていた経験から断言できます。並行輸入品は決して怪しい商品ではありません。むしろ、わたしたち消費者にとってメリットが大きいです。

目次
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並行輸入品と海外正規品の違いは?

並行輸入品と海外正規品は同じ意味で使われています。もちろん、どちらも本物です

並行輸入品を騙って偽物を販売する業者のせいで、「並行輸入品=偽物」という悪いイメージがついてしまいました。最近は響きの良い「海外正規品」という呼び方のほうが一般的です。

amazonの「並行輸入品」の表記について

amazonではamazon上では海外正規品という表記を見かけません。国内正規品でない場合、「並行輸入品」と明記しなければならないというルールがあるためです。

amazon以外のサイトでは、海外正規品という表記のほうがメジャーです。

並行輸入品と国内正規品の違い

レイバンの場合、レイバンブランドを保有しているのはイタリアのルクソティカという会社。日本国内では、ルクソティカジャパンがレイバンの正規代理店です。

正規品と並行輸入品の出所は同じであり、型番が同じであれば商品自体に違いはありません。流通ルートに正規代理店が絡んでいるかの違いしかありません

ルクソティカジャパン(日本のレイバン正規代理店)に「国内正規品と海外正規品の違い」について問い合わせても、煮え切らない回答しか得られません。「並行輸入品/海外正規品のスペックは把握していないので、国内正規品と仕様が同じかどうかは分かりかねる」の一点張りです。

国内正規品のみ取り扱う正規代理店にとって、並行輸入品は邪魔な存在ですから、「全く同じ商品です」とは言いたくないのでしょう。

国内正規代理店が存在しない場合、国内正規品と並行輸入品の区別はなくなります。

並行輸入品の4つのメリット

並行輸入品/海外正規品には次の4つのメリットがあります。

  • 安い
  • 価格設定が自由なので、円高やユーロ安のときは特に安い
  • 日本未発売のモデルを購入できる
  • 価格競争が起きて、正規品の値段が下がる

並行輸入品は安い

日本よりブランド品が安い国から仕入れるので、並行輸入品は安いです。

レイバンの場合、アジアにレイバンを流通させている香港やシンガポールの商社から輸入することが多いです。

価格設定が自由で、円高やユーロ安のときは特に安い

並行輸入品は正規代理店からの価格の縛りがありません。価格を自由に決められます。レイバンの場合、定価の3割以上値引いて販売すると、国内正規代理店から取引を停止されます。

香港やシンガポール商社からレイバンを輸入する場合、支払いはユーロ建てです。ユーロ安や円高のときに価格が安くなります。

日本未発売のモデルを購入できる

日本にないモデルを買えるのもメリットです。どのモデルを日本市場に投入するかを決めるのは国内正規代理店です。

自分の欲しい商品が正規品では取り扱っていないことがあります。並行輸入品のおかげで、選択肢が多くなります。

価格競争が起き、国内正規品が安くなる

正規代理店を通した国内正規品しかなかったら、価格を吊り上げられるリスクがあります。

並行輸入品があることで、価格競争が起きて、国内正規品の値段が下がります。

並行輸入品の3つのデメリット

並行輸入品にも次の3つのデメリットがあります。

  • 海外仕様のものはフィットしない
  • 正規代理店の保証が受けられない
  • 偽物の可能性がある

海外仕様のものはフィットしない

レイバンサングラスの場合、アジア人用のモデルは鼻盛りが高く設定されています。ヨーロッパモデルは日本人の顔にフィットしません。

海外仕様のサイズやデザインは日本人にはフィットしないので、注意が必要です。

正規代理店の保証が受けられない

正規代理店の保証を受けられるのは正規取扱店から購入した商品だけです。

並行輸入品は商品自体は同じですが、正規代理店の保証は受けられません。

偽物の可能性がある

ちゃんとしたルートから仕入れていれば、並行輸入品に偽物が混じる可能性はゼロです。

「並行輸入品に偽物が混じっている可能性がある」というのは、正規品を売りたいお店のセールストークです

とはいえ、すべての並行輸入品が本物というわけではありません

「並行輸入品」と称して偽物を販売する悪徳業者は存在します。怪しい海外業者から仕入れているるショップは知らず知らずのうちに偽物を販売していることもあります。

【まとめ】並行輸入品のメリットとデメリット

この記事では、並行輸入品について解説しました。

「並行輸入品=偽物」というイメージがありますが、並行輸入品は怪しい商品ではありません。

並行輸入品と海外正規品は同じ意味で使われています。最近は海外正規品と呼ぶことのほうが多いです。

並行輸入品(海外正規品)と国内正規品の違いは、流通経路にあります。

並行輸入品であっても、ちゃんとしたショップから購入すれば、全く心配ありません。

さいごに並行輸入品のメリットとデメリットをまとめました。

メリット
デメリット
  • 安い。価格設定が自由。特に円高やユーロ安のとき
  • 日本未発売モデルが手に入る
  • 価格競争が起き、正規品の価格が下がる
  • 海外モデルはフィットしない
  • 偽物が混じっている可能性がある
  • 保証が受けられない
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