![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/ドイツメガネブランド-1024x538.jpg)
ドイツのメガネブランドに共通しているのは、洗練されたデザインと高い機能性。
イタリアとフランスのメガネとちがって、ドイツのメガネは日本製のメガネのような「快適な掛け心地」を重視しています。
今回は、日本でも人気のあるドイツの眼鏡ブランドを4つご紹介します。
RODENSTOCK(ローデンストック)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/12/ローデンストック本社-1024x538.jpg)
ローデンストックは1877年に創業したドイツの名門ブランド。メガネフレームだけでなく、メガネ用レンズも製造しています。
130以上の特許を取得していて、革新的な発明によって常に眼鏡業界をリードしてきました。
デザインに派手な装飾は一切なく、ミニマルなデザインながら、技術に裏打ちされた高級感を醸し出しています。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/08/女の子-1-150x150.png)
創業から140年以上の長い歴史のなかで培われた技術がローデンストックの強みですね。
日本で販売されているモデルは日本製で、日本人の顔にフィットするように設計されています。
耐久性が高く、掛け心地が良く、高級感溢れるシンプルなデザインが好みの紳士にオススメのアイウェアブランドです。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/08/女の子-1.png)
価格はフレームのみ5~10万円します。高いですが、価格に見合った性能を持ち合わせています。
ローデンストックの功績をいくつかご紹介します。
- カールトンタイプの発明
- レンズの反射防止コートを発明
- バネ蝶番を発明
カールトンタイプ
下の画像のようなデザインのメガネをカールトンタイプといいます。トップラインが一直線につながっているのが特徴ですね。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/04/カールトンタイプ-1024x488.jpg)
反射防止コート
反射防止コーティングがあると、チラツキが軽減され、明るい視界を得られます。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/04/反射防止コート説明-1024x538.jpg)
バネ蝶番
バネ蝶番とはテンプル(つる)にバネが内蔵され、テンプルが90度以上開く構造のこと。
掛け外しがラクで、締め付け感がなく掛け心地が良好です。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/04/バネ蝶番-1024x275.jpg)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/パーツの名前-300x169.jpg)
CAZAL(カザール)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/cazal-collection-1024x538.jpg)
カザールは1975年にドイツで創業した純粋なメガネブランドで、世界中のセレブから支持されています。
1980年代のアメリカのヒップホップカルチャーと関係が深く、多くのラッパーに愛用されていました。
カザールを着用していたHip-Hopアーティスト
- RUN DMC
- Jay-Z
- Rick Ross
- Usher
- Bruno Mars
カザールがヒップホップコミュニティーで確固たる地位を得た理由は、カザールのデザイン性にあると思います。
カザールのメガネには自信に満ち溢れた成功者のイメージがあるので、成り上がったラッパーから人気があるのでしょう。
\ラッパーが愛用するメガネのイメージ/
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/08/女の子-1.png)
音楽と結びついているメガネブランドとして、日本のA.D.S.Rが有名ですね。
下の画像は「RUN DMC」が愛用していたモデルの復刻版「607」。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/607-1024x538.jpg)
フロントの立体的カッティングが無骨な雰囲気を醸し出します。ゴールドのメタルもワンポイントではなく、迫力あるデザインです。
つづいてご紹介するのは MOD.734/3。個性的でカザールらしさ全開のデザインですね。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/cazal743-1024x538.jpg)
カザールのデザインの特徴は3つあります。
- ダイナミックな造形&斬新なデザイン
- 個性的で派手&大きなレンズ
- ゴージャス&エレガント&アーティスティック
レンズシェイプが斬新なデザインが多く、独特で前衛的なモダンなスタイルを貫いています。
芸術や建築からインスピレーションを得て、時代を先取りしたデザインを生み出し続けています。
Lunor(ルノア)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/lunor-1024x297.jpg)
ルノアは1992年にドイツで設立された純粋なアイウェアブランド。最新の素材と技術によってビンテージメガネを現代に蘇らせています。
ブランド創設者は世界屈指のアンティークメガネの収集家。アンティークメガネから着想を得た、見たこともないデザインもあり、メガネ好きをワクワクさせてくれるブランドです。
ルノアのデザインの特徴は2つあります。
- クラシカル&レトロ
- ミニマルデザイン
レンズシェイプはクラシカルな雰囲気ですが、ミニマルなデザインのため、どこか未来的な印象を受けます。古くて新しいメガネですね。
ルノアの枠がないモデル「Classic Round」は、スティーブ・ジョブズが愛用していたことで知られています。知的で大人の雰囲気のある逸品です。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/classic-round-1024x538.jpg)
左右レンズをつなぐパーツを鼻に直接のせるレトロスタイルで色味もクラシカルですが、機能性を高めるため以外の装飾は一切ないので、ミニマルで洗練された印象を受けます。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/08/女の子-1.png)
最近のモデルは普通っぽいクラシック系のフレームが多くなっています。
ic! berlin(アイシー!ベルリン)
ドイツのメガネと言えばアイシー!ベルリンのようなステンレスシートをくり抜いた極薄メタルですよね。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/icberlin-125-1024x538.jpg)
シート状メタルのメガネは各ブランドから出ていますが、1996年創業のアイシー!ベルリンがシート状のメタルからメガネを製造した元祖です。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/くり抜き-1024x538.jpg)
ステンレス製のメガネは日本では中国製の安物という印象がありますが、アイシー!ベルリンのステンレス素材とメッキ方法は特殊なので、耐久性は抜群です。
アイシー!ベルリンのもうひとつの特徴はネジを使わない蝶番。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/06/スクリューレスic-1024x518.jpg)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/08/女の子-1.png)
ネジがゆるむことなく、快適なメガネライフを送れますよ。
ネジを使わない構造のメリットはフレームを軽くできること。
価格はとても高く、ステンレス製の通常ラインは5~7万円ほどします。
10万円以上するチタンシートをくり抜いたプレミアムラインはステンレスタイプよりも軽く、しなやかです。
日本の眼鏡の展示会での受賞歴は10回以上を誇り、高い機能性と工業デザインっぽい感じが日本で受けているのだと思います。
似てるブランドとしてMYKITA(マイキータ)とMARKUS T(マルクス T)が挙げられます。
マイキータはアイシーベルリンの創業時のメンバーの一人が独立して立ち上げたブランドですし、マルクス Tもアイシー!ベルリンと区別がつかないほど似ています。
【まとめ】ドイツのメガネブランドについて
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/04/ドイツのメガネまとめ-1024x538.jpg)
今回は、代表的なドイツの眼鏡ブランドをご紹介しました。
高い機能性と洗練されたデザイン性を兼ね備えているのがドイツの眼鏡ブランドの特徴です。
ドイツのブランドとイタリアやフランスのブランドでは品質に雲泥の差があります。
ドイツのメガネは日本製のメガネと同じくらい高品質です。オリジナリティーに溢れ、革新的な構造を採用している唯一無二のブランドがたくさんあります。
イタリアの眼鏡ブランドについては次の記事で紹介しています。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/イタリア眼鏡ブランドアイキャッチ-300x158.jpg)