ウェイファーラーはレイバンの中でも特に人気があります。掛けている人を見れば、すぐにそれとわかるほど超有名です。
芸能人や海外セレブが広告塔として着用していることもあり、「自分も掛けてみたい」と憧れます。ですが、ウェイファーラーは日本人にとって掛けこなすことがむずしいサングラスです。
この記事では、ウェイファーラーが日本人に似合わない理由を解説します。あわせて、似合わない場合の対処法をご紹介します。
ウェイファーラーは洋服のタンクトップに似ている気がします。掛ける人の雰囲気や骨格(体格)によって、「似合う・似合わない」がはっきり分かれます。
ウェイファーラーが日本人に似合わない理由
日本で販売されているウェイファーラーはアジア人向けモデルです。フルフィットモデルと呼ばれています。
アジア人向けのモデルは型番に「F」がついていて、ウェイファーラーの場合は「RB2140-F」と表記されます。
フルフィットモデルは欧米人より彫の浅いアジア人向けに改良されていますが、日本人向けというわけではありません。
ウェイファーラー(フルフィットモデル)が日本人に似合わない理由は4つあります。
- 鼻パッドが低く、鼻幅が広い
- レンズが傾いている
- テンプルカーブが特殊
- インパクトが強いデザイン
鼻当てが低く、鼻幅が広い
欧米人と日本人では鼻の形がちがいます。
ウェイファーラーのような存在感のあるサングラスが似合うためには、大きな鼻が必要です。
サングラスと鼻が隙間なくピッタリとフィットしている状態がいちばん見栄えがいいです。
似合う似合わない以前にウェイファーラーの鼻盛りが小さくて、そもそも掛けられない人も多いと思います。
日本で販売されているメガネの一体型鼻パッドとくらべると、鼻盛りが低いです。さらに、鼻パッドの幅が広いので、鼻筋が通っていて、鼻の付け根の幅がある人しかフィットしません。
下の画像はウェイファーラー(RB-2140F 52)と日本人向け商品の鼻パッドの幅を比較した画像です。
また、ガラスレンズを採用したウェイファーラーはフロント側が重いので、もともとズレ落ちやすいです。ズルズル落ちてくるサングラスはカッコよくありません。何度もサングラスをクイッと上げるのはストレスを感じます。
上の画像のモデルさんは鼻でサングラスを支えられていません。鼻梁に鼻パッドが当たっていて、だらしない印象を受けます。
それにズレ落ちると眉毛が飛び出してしまい、カッコいいサングラスが台無しですね。
ズレ落ちへの対処法
ウェイファーラーがズレ落ちる場合、眼鏡屋さんに持ち込んで、鼻盛りを大きくする修理は可能です。もとの鼻盛りを切り落として、新しい鼻盛りを接着します。
フィット感は良くなりますが、鼻盛り修理は改造になるので、レイバンの保証が効かなくなるというデメリットも。
1万円ちょっとで買えるレイバンサングラスを数千円出して改造するのはもったいない気もします。
ここでは、自分でできるズレ落ち対処法をご紹介します。
鼻の高さや鼻幅を調整できるセルシールという便利グッズがあります。
Amazonや楽天で300円ほどで販売されているベストセラー商品です。海外ブランドサングラスに取り付けている人が多いですよ。
使い方はかんたんで、鼻当て部分にシリコンをペタッと貼り付けるだけ。
シリコン製なのでフィット感抜群です。取り外すときに糊が残ったりしないので、サングラスが汚れる心配もありません。
鼻幅だけを調整したい場合、真ん中で切って、鼻盛り部分だけを貼り付けることもできます。
取り付け方によっては目立つこともありますが、サングラスがずり落ちてくるよりマシだと思います。
セルシールの種類はたくさんありますが、ウェイファーラーにはセルシールUの「L」か「LL」が最適です。
セルシールについては次の記事でくわしく解説しています。
レンズが傾いている
下の画像でわかるように、ウェイファーラーのレンズは顔のほうに傾いています。
通常のサングラスよりレンズの傾斜がきついです。
欧米人の顔が立体的なのに対して、日本人の顔は平面的です。
海外ブランドのサングラスは欧米人の顔にフィットするように作られているので、日本人が掛けるとフロントが顔にぶつかることがあります。
次のような顔の特徴を持っているいる人はレンズが顔にぶつかる可能性があります。
- 平面的な顔立ち
- 頬骨が出っ張っている
- 頬に肉がついている
試着したときに頬に当たっていなくても、油断できません。笑って頬が盛り上がったときに、フロントと頬肉がぶつかるかもしれません。サングラスが頬に当たると、すごく気になりますし、意識がそちらに行き、笑っていても急に楽しくなくなります。
ニューウェイファーラーはレンズが傾いていないのでフィットしやすいですよ。
テンプルのカーブが特殊
ウェイファーラーのテンプル(つる)の形状は特殊です。イタリア人が想像するアジア人の頭の形はサッカーボールのように真ん丸なのでしょうか。
サッカーボールを包み込むように、真ん中がふくらんでいます。
モノによってはテンプル(つる)が傾いているので、肌へのアタリが良くないことも。
実店舗で購入すれば、手直ししてくれるので安心ですが、品質が安定していないウェイファーラーをネットで購入する際は注意が必要です。
次の記事ではネットのおすすめレイバンショップを徹底比較しています。
主張の強いデザイン
彫りが深く、濃い顔立ちの欧米人は、主張の強い奇抜なサングラスでも顔に溶け込みます。
一方、薄い顔の日本人の場合、メガネの印象に負けてしまいがちです。
ここでは、ウェイファーラーの定番モデル「RB-2140F 901 52」が日本人には似合わない理由を解説します。
太い黒縁と「G-15」という濃いレンズの組み合わせはインパクトが強く、サングラスが浮いたような印象になりがちです。
俗に「サングラスに掛けられてる」と言われることがあります。
イケメン・美女ならウェイファーラーが似合うというわけではありません。顔の濃さのほうが重要です。
次の記事ではメガネが似合う人の特徴についてくわしく解説しています。
デザインが似合わない場合の対処法
どうしてもウェイファーラーを掛けたい場合、カラー違いやサイズ違いをえらべば似合う可能性があります。
顔に馴染みやすくなるポイントは次の3つ。
- レンズがライトカラー
- フレームがクリア系
- 小さいサイズ
ライトカラーレンズやクリア系フレームであれば、メガネの主張が弱まり、ナチュラルに掛けやすくなります。
また、ウェイファーラーシリーズには50サイズの小さめモデルも用意されています。
- ウェイファーラー メガネタイプ(RB 5121F)
- 折り畳みウェイファーラー サングラス(RB-4105)
どちらもレンズ横幅が50mmと、ひと回り小さくて掛けやすいサイズ感です。
メガネタイプの(RB 5121F)に色付きレンズを入れてサングラスにできますよ。
ウェイファーラーの評判・口コミ
Twitter上にあるウェイファーラーの評判・口コミをまとめました。
「似合っている日本人を見たことがない」「男性にしか似合わない」「病的に似合わない」「形はカッコいいけど似合わない」「似合うけど重すぎる」という否定的な意見が多かったです。
ポジティブな口コミとして「丸顔には似合う」「髪を切ったら似合うようになった」「誰にでも似合う」というものがありました。
実際の口コミをみる
贅沢こいてはいけません
— ドボンチ (@dobonchi_com) March 14, 2023
・・・( ´•ω•` )
十分ええ男です✨
ウェイファーラー似合う日本人そうそう見たことない(笑)
ウェイファーラーか。
— ばららいかマヨに一味🍙🌙*゚🦩 (@mayo_metal) February 20, 2022
男性にしか似合わないモデル🤣
ウェイファーラー系のサングラスが死ぬほど似合わないの何かの病気かな…
— natori750 (@natori750) September 4, 2020
レイバンの定番サングラス「ウェイファーラー」が好き。
— JUN@BAR経営&キャンプ (@sfnjun) March 11, 2020
ただし、似合わない pic.twitter.com/zc5FfbkUZL
今は亡き父が、レイバンのアヴィエーター(レインドロップタイプのクラシックサングラス)を愛用してのをバイデン大統領がかけてるのを見て思い出した。
— ジョニー三浦 (@johnnymiuland) May 22, 2022
似合う似合わないがあるデザインなので、丸顔の僕はウェイファーラー(あぶ刑事タイプ)を使ってた😅
ちょっと前ですが、髪を切ってもらいました。
— 名無し (@Cb2B17vtkDMsEsG) June 18, 2023
作業所のかたに最初見せて、大変驚かれました。
丸メガネよりウェイファーラーが似合うようになりました。眩しがりなので、この夏はこれで行きます。 pic.twitter.com/va2EFlETVn
RayBanのウェイファーラーめちゃくちゃ似合うけどフレーム重過ぎる
— 裏美馬ゴーストST (@ghosthackaov) April 16, 2023
レイバンのウェイファーラーは
— masabowz (@masabowz2) April 24, 2023
似合わない人探す方が大変なくらい、
誰でも似合うけどな。(笑)#ダレハナ
自分に似合うウェイファーラーをえらぼう
今回は、ウェイファーラーが日本人には似合わない理由を解説しました。
レイバンの中でも特に人気が高いですが、誰にでも似合うわけではありません。ある程度鼻筋が通っていて、彫の深い顔でないとフィットしにくいです。
次のような顔の特徴がある人は、似合わない(フィットしない)可能性があります。
- 鼻が低い
- 顔が平べったい
- 頬骨が出ている
- 頬に肉がついている
- 顔が薄い
ただ、人気のウェイファーラーにはさまざまなカラーやサイズ、派生モデルが用意されています。
定番モデルが似合わない場合でも、比較的かけやすいモデルもあるので、自分に合うものを見つけてください。
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