- 耐久性・強度は十分?壊れないか心配…
- 5,900円、9,900円、13,900円の価格による違いは?
- 実際使っている人の評判が知りたい
JINSのエアフレームはシリーズ累計2,200万本以上の販売実績を誇る大ヒット商品です。
エアフレームが発売されたのは2009年なので、毎年200万本近く販売している計算になります。間違いなく日本でいちばん売れているブランドです。
エアフレーム最大の特徴は5,900円で買える安さにあります。普段コンタクトの人が寝る前だけ使うメガネとしてはコスパ最強です。
「エアフレーム」という名前から軽いメガネを想像しますが、実はそこまで軽くありません。むしろ重いメガネも「エアフレーム」という名前で販売されています。
この記事では、エアフレームのメリット・デメリットや実際に使っている5,900円の商品をレビューします。あわせて、価格別のエアフレームの特徴を解説します。
JINS エアフレームの3つの価格帯を解説
エアフレームには5,900円、9,900円、13,900円の3つの価格帯が用意されています。2023年11月から値上げされて少し高くなりました。
- 5,500円(旧価格)→5,900円(新価格)
- 8,800円(旧価格)→9,900円(新価格)
- 13,200円(旧価格)→13,900円(新価格)
価格のちがいは素材にあります。それぞれの価格帯の素材は次のようになります。
- 5,900円ラインはTR素材
- 9,900円の一部商品は高機能樹脂(ウルテム・PPSU)
- 13,900円ラインは高機能樹脂とβチタンの組み合わせ
エアフレームの中で掛け心地が良いタイプと買わないほうがいいタイプをご紹介します。
5,900円のTR素材のメガネは家メガネに最適
5,900円のTR素材のメガネは家メガネに最適です。価格が安くて、値段のわりに掛け心地がいいです。
見た目は安っぽいですが、家でしか使わないなら気になりません。
9,900円のウルテム製メガネがオススメ
ウルテム製の9,900円のメガネは掛け心地抜群です。
高スペックながら低価格と抜群のコスパを実現しています。デザインも細身でスタイリッシュな点もgood。
ウルテム製メガネの業界最安値だと思います。
13,900円のヒンジレスはやめたほうがいい
値上げ前の13,200円のエアフレームは品質が高かったですが、最近は品質が落ちた印象を受けます。
原材料費や中国の人件費高騰に加えて円安が重なったことが原因かもしれません。
13,900円のエアフレームヒンジレスは「フロント/高機能樹脂(ウルテム)」「テンプル(つる)/βチタン」と、スペックはいいのですが、非常に折れやすいです。
JINSのヒンジレスフレームについては次の記事でくわしく解説しています。
JINS エアフレームのレビュー
購入品番は「MRF-18A-036CN」「MRF-20S-282AQ」。価格はどちらも5,500円(旧価格)です。
実際に使った2本をプロ目線で徹底レビューしていきます。
品番 | デザイン | フレーム重量 |
MRF-18A-036CN | ウェリントン | 9.2g |
MRF-20S-282 | ウェリントン | 15.2g |
購入したエアフレームのメリットとデメリットをまとめました。
JINSエアフレームのメリット
「デザイン」「掛け心地」「質感」は価格に対して納得感があります。
JINSのメガネは5,900円(新価格)のラインがもっともコスパに優れています。
オシャレなデザイン
誰にでも似合いやすいクセのないウェリントン型。耳当て部分にラバーが被せてあるので、お顔に合わせて調整可能です。
軽い掛け心地
レンズをはずしたフレームのみの重さはわずか9.2g。
度なしレンズを入れても17.9gと軽いです。
高級感ある質感
パッと見た感じでは5,500円には見えません。質感が良く、高級感が漂います。
ラバーコーティングという特殊なコーティングが施されています。
ラバーコーティングには次のようなメリットがあります。
- 高級感あるマットな質感
- コーティングにざらつきがあるので、滑り落ちにくい
- 肌への当たりが柔らかい
JINS エアフレームのデメリット
エアフレームには次の3つのデメリットがあります。
- 軽くないモデルがある
- 耐久性が低い
- フィットしにくい
雑貨レベルの安いメガネなので、あまり細かいことを言っても仕方ないですが、プロ目線でレビューしていきます。
軽くないモデルがある
「MRF-20S-282」のレンズを外したフレームのみの重量は15.2g。
「空気のような掛け心地」とは言えない重さです。
テンプル(つる)が折れる可能性がある
JINSのエアフレームが折れるとしたら、上の写真の丸で囲んだ2か所のどちらかです。
メガネの開閉や掛け外しの際に負荷がかかる蝶番(ちょうばん)の金属芯が細いので、強い力が加わると折れそうです。
耳当てとテンプル(つる)の接合部分の厚みが足りていません。芯の挿入が少しでもズレると、ポキっと折れる可能性があります。
全体的に耐久性と強度は高くありません。
鼻の部分が折れる可能性がある
一部商品に鼻の部分に針金のようなパーツ(クリングス)が付いています。
エアフレームのクリングスは細く柔らかい素材を使っているので、金属疲労で折れやすいです。
JINSのエアフレームはズレる?
細かい調整ができないタイプがあります。ジャストサイズをえらばないと、使いにくさを感じるかもしれません。
フレームが盛り上がっているタイプの鼻パッドはお鼻に合わせたフィッティングができません。
また、耳当て部分に金属芯が入っていないタイプは、曲げて耳に合わせて調整できません。
JINSのエアフレームの評判・口コミ
メガディアでは、JINSのエアフレームを購入した人の口コミアンケートを実施しました。
JINSのエアフレームに関するリアルな声を公開します。
読者様からの口コミを踏まえた結果は次のようになります。
あなたの意見を聞かせてください
Twitter上のエアフレームの評判、口コミ
Twitter上にあるエアフレームの評判、口コミをまとめました。
悪い口コミには「テンプルが折れた」「コーティングが剥げた」「クリングスが折れた」との声がありました。
「フィット感がいい」「軽い」と良い口コミもありましたが、「壊れた」という口コミが結構多かったです。
実際の口コミを見る
JINSのメガネフレームで悩み、この写真を撮って(店員さんに許可済み)娘にLINE。素っ気ない返事が来たから「アラレちゃんみたいじゃない?」と笑いとろうとしたら「なにそれ?」と言われて会話終了。アラレちゃんは何歳まで通じるのかな?笑
— meimomoꕤ*。゚ (@meimomo10) November 15, 2022
というか、エアフレームすご!鼻横の肌負担なくなった🙌 pic.twitter.com/VWcc8h3Vhl
新しいメガネでも確認するかとJINSに入って、ウルトラライトエアフレームかけたら軽すぎて、今かけてるエアフレームが急に重たく感じ始めたんだよな……(そしてオレの中の手塚先生が「あの軽いメガネじゃないと書けません!」と騒ぎ始めた)
— 円居挽 (@vanmadoy) October 19, 2020
@JINS_PR エアフレームのモダン(先セル?)ラバーコーティングが半年しないうちに亀裂がはいり中の接着剤?油?が滲み出るの何とかなりませんか?
— 染殿院清和GO (@b2bmarketingJPN) May 17, 2018
@JINS_PR エアフレームのモダン(先セル?)ラバーコーティングが半年しないうちに亀裂がはいり中の接着剤?油?が滲み出るの何とかなりませんか?
— 染殿院清和GO (@b2bmarketingJPN) May 17, 2018
@JINS_PR エアフレームのモダン(先セル?)ラバーコーティングが半年しないうちに亀裂がはいり中の接着剤?油?が滲み出るの何とかなりませんか?
— 染殿院清和GO (@b2bmarketingJPN) May 17, 2018
まとめ
今回は、JINSのエアフレームについて解説しました。
エアフレームのメリットとデメリットをまとめると次のようになります。
中にはあまりオススメできないモデルも混じっていますが、コスパは良いメガネだと思います。