- 0RBとRBの違いは?
- RBとRXの違いは?
- 生産国の見分け方は?
商品を購入するとき、型番の読み方が分からないと困ることがあります。
レイバンの型番情報は、知識がないと読み取れませんが、読み方を理解すれば簡単です。
レイバンのメガネフレームを購入したものの、パッケージのバーコードシールに記載された「型番の前の0」やフレーム本体に印字された「RB」が気になることがあるかもしれません。
今回は、レイバンの型番の見方と調べ方を詳しく解説します。この記事を読めば、型番の見方で迷わなくなります。
レイバンのRBとRXの違い
RBはサングラス、RXはメガネフレームです。「RB」と「RX」は、レイバンが自社商品を識別するために使い分けてられています。
私たち消費者向けには、サングラスもメガネも「RB」の品番で統一されています。ちなみに、RBは「RAY-BAN」の頭文字からきています。
- レイバンが管理している製品番号は「RX5184F」
- お客さん向けの品番は「RB5184F」
下の画像は、レイバンフレームの袋に貼っている製品情報です。フレームなので、品番はRXから始まっています。
テンプル(つる)の内側に印字される品番は、メガネであってもRBから始まります。
「0RB」と「RB」の違いは?
「0RB」と「RB」に違いはありません。外箱のパッケージシールには、品番の前に「0」がついていますが、全く問題ありません。
レイバンが商品を管理するために、0をつけているだけです。商品情報や在庫を管理する自社システムに商品を登録する際、先頭は0でないといけないというシステム上の都合でもあるのでしょう。
下の画像は、ニューウェイファーラー「RB-2132F」とウェイファーラー「RB-2140F」のパッケージシールです。
「0RB」という表記されたパッケージが正しいです。品番に0はついていませんが、間違いや偽物などではないので、心配しなくて大丈夫です。
レイバンの型番(品番)の見方と調べ方&記号の意味
レイバンの型番の調べ方と商品に記載されている記号の意味を解説します。レイバンの型番表記には、共通する規則があります。
型番や品番はどこを見ればいい?
着用したときに左側にくるテンプル(つる)の内側に、レイバンの品番(型番)が記載されています。
商品に関する6つの情報を確認できます。
- モデル番号
- カラー番号
- レンズ幅
- ブリッジ幅
- テンプルの長さ
- レンズスペック
下の画像はテンプル内側に印字された記号の拡大画像です。
それぞれの数値と文字の意味を解説していきます。
モデル番号
最初の4桁の数字がモデル番号です。ウェイファーラーサングラスであれば、「2140」となります。「F」がついているモデルが、アジア系の人の骨格に合わせたフルフィットモデルです。
フルフィットモデルはアジアンフィットモデルから改良され、より掛けやすくなりました。
アジアンフィットモデルとフルフィットモデルの違いについては次の記事で詳しく解説しています。
フレーム・レンズカラー番号
型番の次に来るのが、カラーです。「901」のような数字だけだったり、「901S」のような数字と文字の組み合わせの場合があります。
フレーム | レンズ | |
RB2140F 901 | ブラック | グリーン |
RB2140F 901S | マットブラック | グリーン |
サイズスペック
上の画像の③④⑤の3つの数値は、レンズの横幅、ブリッジの幅、テンプルの長さをミリ単位で表したもの。
レンズスペック(サングラスのみ)
最後の「3N」はレンズスペックです。数字とローマ字を組み合わせて、レンズ情報を表しています。
「1」「2」「3」の数字はレンズの濃さの区分です。
区分 | レンズの透過率 |
1(薄い) | 透過率43%~80% |
2(普通) | 透過率18%~43% |
3(濃い) | 透過率8%~18% |
アルファベットの「N」「P」「F」はレンズの種類を表します。
区分 | レンズ種類 | 特徴 |
N | 通常レンズ | 普通の色付きレンズ |
P | 偏光レンズ | 反射光をカットして眩しさを低減するレンズ |
F | 調光レンズ | 室内から屋外に出ると、レンズの色が変わるレンズ |
モデル名・CEマーク
反対側のテンプル(つる)の内側に「モデル名」「製造国」「CEマークとUKCAマーク」が印字されています。
CEマークとUKCAマークは、それぞれEUと英国で販売するために必要な安全基準をクリアした認証です。
レイバンの製造国の見分け方
レイバンの製造国は「イタリア」「中国」「日本」の3つあります。
イタリア製や日本製の場合は見分けるのは簡単です。必ず「Made in Italy」「Made in Japan」とフレーム本体に印字されています。
通常、着用したとき右側にくるテンプルに製造国が表記されています。製造国表示がない場合、中国製です。フレームやサングラスの箱や袋に「Made in China」のシールが貼ることによって、製造国を表示しています。
チタン製のメガネは日本製です。レイバンは日本にも工場を持っているので、チタン製のメガネは日本で作っていると思います。
「ウェイファーラー」などのモデル名がついたレイバンの主力製品はイタリア製が多いです。
イタリアのメガネの輸入量について
イタリアのメガネの輸入額は毎年2,000億円くらいです。日本のメガネ小売業の市場規模(レンズ込み)は4,000億円程度。2,000億円分のメガネを一年で国内で消費するには、メガネ小売業の市場規模は2兆円くらいないと計算が合いません。実はイタリアは日本より人口が多く、裕福な国なのかもしれません。
まとめ
今回は、レイバン型番の見方と調べ方を解説しました。型番情報を読み取れるようになると、欲しい商品が選びやすくなります。
レイバンの型番についてのポイントをまとめました。
- 「RX」はメガネフレーム
- 「RB」はサングラス
- 「RX」と「RB」はレイバンの自社商品を管理する製品番号
- 商品本体に記載される品番はすべて「RB」から始まる
- パッケージには「0RB」のように「0」から始まる管理番号が記載されている
- 「モデル番号」「カラー番号」「フレームサイズ」「レンズスペック」といった型番情報が、フレーム本体に記載されている
- フレーム本体に製造国の表記がない場合は中国製
この記事がレイバンを購入するときの参考になれば幸いです。
※モデルによっては、サイズ表記などがフレーム本体に記載されていない場合もあります。
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