
レイバン ウェイファーラー「RB2140」は欧米モデル。アジア人向けに改良されたモデルが「RB2140-A」と「RB2140-F」です。
「RB2140A」は生産終了モデルですが、楽天などで今でも販売しているショップがあります。「RB2140-A」と「RB2140-F」どちらを購入すべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、RB2140A(アジアンフィット)とRB2140F(フルフィット)を徹底比較します。
レイバンのアジアンフィットとフルフィットモデルの違い

「A」はアジアンフィット、「F」はフルフィットの頭文字。RB2140Fは、RB2140Aをさらに掛けやすく改良したモデルです。
レイバンの型番の見方については次の記事で詳しく解説しています。
ウェイファーラー「RB-2140F」は、2013年頃から販売され始めました。モデルAからモデルFへ順次切り替わっていったので、「モデルA」と「モデルF」が混在するややこしい時期もありました。
現在、「RB2140-A」は廃番になり、アジア人向けの品番は「RB2140-F」に統一されています。
RB2140AとRB2140Fの比較

RB2140AからRB2140Fになって進化した点が3つあります。
- 鼻パッドが大きくなった
- テンプルが顔を抱き込むような形状になった
- レンズの傾きが緩やかになった
それぞれ詳しく解説します。
鼻パッドの比較

RB2140Fの鼻パッドのほうが、盛り上がりが大きく、曲面になっているので、お鼻にフィットしやすいです。


鼻パッドの改良により、肌へのアタリも良くなり、鼻でメガネを支えやすくなりました。
テンプル(つる)の形状
テンプル(つる)の形状が異なります。RB2140Aのテンプルが直線的なのに対し、RB2140Fのテンプルはお顔を包み込む形状をしています。


人によりますが、個人的にテンプルが直線的なRB2140Aのほうが掛けやすい、と感じます。
レンズ傾斜角の比較
RB-2140Aのほうが、レンズが傾いています。レンズの傾斜角が強いと、頬に当たりやすいです。

RB2140A | RB2140F | |
レンズ傾斜角 | 20° | 15° |
RB2140Aの魅力
RB2140Aの良いところは、レンズ横幅が50mmのタイプがあったこと。50サイズはサイズ感がちょうど良く、存在感たっぷりです。
RB-2140Fは52と54のサイズ展開で、50サイズはありません。52と54のサイズについては次の記事で詳しく比較しています。
どうしても50サイズのウェイファーラーが欲しい場合、メガネフレームのウェイファーラー「RB5121F」に色付きレンズを入れる方法があります。
【まとめ】フルフィットモデルはアジアンフィットモデルの改良版

今回は、RB2140AとRB2140Fの違いについて解説しました。
「フルフィットモデル」は、「アジアンフィットモデル」をアジア人が掛けやすいように改良されたモデルです。

以前、レイバンのアジアンフィットモデルを購入してフィットしなかった人でも、今のフルフィットモデルなら掛けられるかもしれません。
掛け比べると、RB2140Fのほうがフィット感があると感じます。とはいえ、「日本人向けモデル」ではないので、日本市場向けに開発されたサングラスと比べると、掛け心地は良くありません。