- ふちなしメガネはダサい?
- ふちなしメガネが似合う人の特徴は?
- ふちなしメガネのメリット・デメリットが知りたい
- オシャレなふちなしメガネが欲しい
ふちなしメガネを掛けている人は少なく、メガネ屋さんでもあまり置いていません。
メガネの流行からは外れていて、いまどきのファッションアイテムとして微妙かな、という印象を受けます。
しかし「軽くて快適」「素顔に近い感覚」「ふちなし特有の雰囲気が好き」などの理由から、一定数のファンがいます。
この記事ではフチなしメガネがダサいと思われている理由や似合う人の特徴、メリット・デメリットを解説しています。
記事を参考にして、ふちなしメガネにチャレンジするきっかけにしていただければ幸いです。
ふちなしメガネ(リムレス・ツーポイント)とは
ふちなしメガネとは、文字通りレンズをはめる枠がないフレームのこと。
レンズに穴をあけて直接ネジでとめるのが特徴。
ふちがないのでメガネをかけている印象が薄く、素顔に近い感じになります。
ふちなしメガネは今から30年ほど前に爆発的に流行しました。
理由は「目立たないから」。
当時のメガネは目立たないほうが主流でした。(メガネってネガティブ商品だったんですね…。)
ところが、今やメガネはファッションアイテムとして確立。
かわいい色やデザイン、個性的なレンズシェイプのものなど目立つフレームが主流になり、いつしかふちなしメガネは少数派に。
2000年代にテンプル(ツルの部分)が派手めの「ちょいワル」デザインのふちなしメガネが一部で人気でしたが、今はマイナーな存在となってしまいました。
ふちなしメガネの印象
ふちなしメガネは、メガネをかけていないような印象になるのが特徴です。
それでも、ふちなしメガネ独特の雰囲気があるのも事実。
具体的には次のようなイメージではないでしょうか。
- 知的・クール
- 神経質・繊細
- 怖い
- 老けて見える
ドラマなどでも、キャラクターをわかりやすく演出するためにフチなしメガネがつかわれていますよね。
それぞれの印象を、具体的なキャラクターを例にして解説していきます。
知的・クール
今週も #相棒 のご視聴
— 相棒 (@AibouNow) October 25, 2023
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『相棒』の水谷豊さんのイメージ。
切れ者で敏腕刑事役の水谷さんはまさに知的でクールそのもの。
品がよく冷静沈着なオトナの印象をしっかり演出しています。
ブリティッシュスタイルのキレイめファッションにもとてもよく合っていますよね。
神経質・繊細
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— 映画.com (@eigacom) October 16, 2023
「沈黙のパレード」
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東野圭吾のベストセラー小説を基に、福山雅治演じる天才物理学者が難事件を鮮やかに解決する大ヒット「ガリレオ」シリーズの劇場版第3弾。本作では殺人事件への関与が疑われる男の不可解な死の真相に迫る。Prime Videoで本日配信開始 pic.twitter.com/QzfVjCo2hN
『ガリレオ』シリーズの福山雅治さんのイメージ。
構造的にも繊細ですぐに壊れそうなふちなしメガネは、少し神経質そうな印象にもなります。
白衣の天才物理学者がかけると、いかにも神経質そうに見えますよね。
怖い
山田孝之主演「闇金ウシジマくん」シリーズ全4作をWOWOWで放送https://t.co/fSRAhLYKaN
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) December 7, 2018
#山田孝之 #綾野剛 #大島優子 #林遣都 #菅田将暉 #窪田正孝 #白石麻衣 #間宮祥太朗 pic.twitter.com/4m14OroILm
『闇金ウシジマくん』の山田孝之さんのイメージ。
そもそもふちなしメガネは印象が薄いため、顔が怖ければそのまま怖い印象になります。
コミカルな大きめの丸いレンズシェイプでもキャラの怖さが勝るわけですね。
何を考えているのか分からない、でもこちらのココロを見透かされているような感じがして、見た目だけでなく、心理的にも怖い印象ですね。
また、『ヤクザと家族』の綾野剛さんのようなイメージも。
老けて見える(とくに女性)
有名人でたとえると・・・すいません、浅香光代さんしか思いつきませんでした…。
知らない方も多いと思いますが、ググってもらえればわかります。
「そうそう、こんな感じのご婦人!」
ふちなしメガネは90年代前半に大流行、とくに女性には軽いメガネが好まれるため、今でもふちなしメガネの愛好家が多数います。
また、この年代のご婦人はサングラスもフチなしメガネをえらばれる方が多いですね。
しかし、時は流れ、流行りも移り変わり・・・ふちありでも軽いメガネがつくれる現在では、ふちなしメガネはちょっと老けて見える対象になっているかもしれません。
ふちなしメガネがダサいと言われる理由
ふちなしメガネがダサいと思われている理由は、おもに次のとおり。
- オシャレな雰囲気がない
- ラウンドのふちなしは間抜けに見える
- ブリッジやヨロイが目立つ
- レンズが分厚いと見栄えが悪い
- オトナの人がかけるイメージ
それぞれくわしくみていきましょう。
オシャレな雰囲気がない
正直、ふちなしメガネは現在のトレンドからは外れていますよね。
ファッション雑誌などでも見る機会は少なく、お店にもあまり置かれていません。
かけていてもメガネの印象がうすく、ファッションアイテムとしてもややパワー不足。
知的でクールなイメージは演出できますが、今どきのカジュアルなオシャレとは雰囲気がちょっとズレています。
ラウンドのふちなしは間抜けに見える
流行りの丸メガネも、フチがないとぼんやりした感じになります。
そもそもラウンドタイプは、フレームがあってもやわらかい雰囲気になりがち。
ふちなしメガネだと、なおさら「ふわっ」とした感じです。
おなじ丸メガネでも、ふちなしメガネはレンズの存在感がなく、ブリッジやヨロイ(鼻側・耳側のレンズをとめている部分)だけが目立ってしまうわけですね。
パッと見、「ん?」って感じになります。
ブリッジやヨロイが目立つ
上の画像のようなブリッジとヨロイに特徴がある場合、ふちがあるメガネよりもメガネの印象が強くなることがあります。
ふちなしメガネは枠がない分、ブリッジやヨロイ(レンズをとめている鼻側・耳側の部品)に視線が集まりやすくなります。
また、レンズをネジでとめる構造のため、ふちありメガネよりもブリッジやヨロイが太くなります。
レンズをとめている箇所が目立つと、素顔に近い感覚というフチなしのイメージと逆になり、どうしてもアンバランスに見えてしまいます。
レンズが分厚いと見栄えが悪い
ふちなしメガネは枠がないのでレンズの厚みを隠せません。
とうぜん、強度数の場合はレンズの厚みがむき出しになります。
分厚いレンズのメガネって、やっぱりカッコ悪いですよね…。
レンズの厚みによる見栄えの悪さは、昔からふちなしメガネがダサく見える理由のひとつでした。
オトナの人がかけるイメージ
スーツやドレス、和服を着る人に似合うフチなしメガネは、オトナの人がかけるイメージが強くあります。
つまり、カジュアル感がありません。
どんな服装でも無難にまとめやすいので好まれているのでしょう。
逆にいうと、オシャレとは真逆のイメージになってしまっているわけです。
ふちなしメガネはダサい?ダサくない?|アンケート調査|
メガディアでは、「ふちなしメガネはダサいのか、ダサくないのか」についてアンケートを実施しました。
ふちなしメガネに関するリアルな声を公開します。
読者様からの口コミを踏まえた結果は次のようになります。
あなたの意見を聞かせてください
\アンケート実施中/
ふちなしメガネが似合う顔とは
ふちなしメガネはメガネ自体の印象がうすいため、基本的にはどんな方にも合わせやすいメガネです。
それでも、レンズの形や大きさ、各パーツのデザインや色などによって雰囲気も変わってきます。
ふちなしメガネが似合う人は次のようになります。
- 目鼻立ちのしっかりした人
- 知的で落ち着いた雰囲気の人
- 清潔感のある人
- 細身の人
- 色白の人
目鼻立ちのしっかりした人
ふちなしメガネはメガネの印象があまり出ません。
目鼻立ちのしっかりした方にとって、素顔の印象を損なうことなくかけられるふちなしメガネは相性バツグン。
素顔に自信があるという方にはふちなしメガネは最適ですね。
知的で落ち着いた雰囲気のある人
ふちなしメガネは透明感があるので知的でクールなイメージです。
繊細な感じの方にはピッタリ。
カジュアルよりもキレイめ寄りなふちなしメガネは、少しオトナな知的で落ち着いた雰囲気にマッチします。
清潔感のある人
透明感は清潔感にもつながります。
シンプルでムダがなく上品なイメージも併せ持つフチなしメガネ。
細身の人
シンプルなふちなしメガネは構造そのものから繊細なイメージ。
よほど個性的なモデル以外は全体的に細身でボリューム感がありません。
圧迫感の少ないふちなしメガネは細身の方との相性もバッチリですね。
色白の人
透明感のあるフチなしメガネは色白の方との相性もバツグン。
レンズの厚みの部分をピカピカに磨いてシンプルなモノトーン系のパーツと組み合わせれば、ガラス工芸品のような繊細でクールな仕上がりになります。
ふちなしメガネのメリットとデメリット
ふちなしメガネのメリットとデメリットをご紹介します。
ふちなしメガネのメリット
ふちなしメガネのおもなメリットは次の通りです。
- 軽い
- 顔の印象を変えにくい
- ほかの人とかぶりにくい
- 知的・クールに見える
軽い
ふちなしメガネのメリットは、なんといってもその軽さ。
フレームの重さがほとんどないので仕上がりが軽量化されます。
重量はメガネのかけ心地にかなり影響しますので、軽さはフチなしメガネの一番のメリットといえるでしょう。
顔の印象を変えにくい
ふちなしメガネのもう一つの大きな強みは掛けている印象がほとんどないこと。
つまり、素顔の印象に非常に近くなります。
今でこそメガネはファッションアイテムとして認識されていますが、それでもメガネをかけたくない人が一定数いるのも事実。
素顔の印象をそこねないフチなしメガネはそんな方にピッタリですね。
ほかの人とかぶりにくい
最近のメガネはフチがあって目立つものが主流。
あまり目立たないフチなしメガネをかけている人は少数派です。
メガネ自体は目立ちませんが、逆張りの発想でほかの人とはちがう印象をあたえられます。
知的・クールな雰囲気をプラスできる
そもそもメガネは知的でクールな印象がありますよね。
なんとなく「かしこそう」みたいな。
とくにフチなしメガネはスマートなイメージが強くなります。
フォーマルなキレイめファッションに合わせてみると、クールな大人っぽさが増しますよ。
ふちなしメガネのデメリット
ふちなしメガネのおもなデメリットは次の通り。
- レンズの厚みが目立つ
- 壊れやすい
- メンテナンスが必要
- 扱いに気をつかう
- 素顔の欠点を隠せない
- 老けて見える(とくに女性の場合)
レンズの厚みが目立つ
ふちなしメガネは文字通りフチがないため、レンズの厚みをかくせません。
強度数の場合、分厚いレンズの厚みがそのまま見えてしまいます。
レンズの厚みはメガネの見た目を左右するもの。
強度数の方にとって、見た目のカッコ悪さはフチなしメガネの大きなデメリットと言えるでしょう。
壊れやすい
フチなしメガネはレンズに穴をあけて直接ネジでとめています。
なので構造的にとても壊れやすい点が最大の欠点です。
通常、割れることが少ないプラスチックレンズでも無理な力が加わると壊れることがあります。
踏んだり落としたりすることはもちろん、メガネのかけ外しだけでも無理をすればレンズが割れることも。
実際のお店でも、壊れやすいために敬遠されるお客さんが多いのも事実ですね。
メンテナンスが必要
フチなしメガネはレンズをとめている部分などネジの本数が多く、つかっているとだんだんゆるんできます。
また、構造的に細い部分も多く、どうしても変形しやすいフレームともいえます。
普通につかっているだけでもいろんなところに力は加わっているものなので、知らないあいだに型崩れがおきていることも。
定期的にメガネ屋さんでメンテナンスをしてもらう必要があり、ちょっと面倒くさいところもデメリットですね。
扱いに気をつかう
壊れやすかったり変形しやすかったりするフチなしメガネは、とうぜん扱いに気をつかうことになります。
気楽に扱えないのは疲れますよね。
素顔の欠点を隠せない
ある意味メガネは変身願望をかなえてくれるアイテム。
メガネをかけると顔の印象がガラッと変わることもよくあります。
しかし、フチなしメガネは良くも悪くもメガネが目立たないため、素顔の印象からあまり変化がありません。
素顔にコンプレックスをもっていたり、変身願望がある方にはデメリットと言えるでしょう。
老けて見える(とくに女性の場合)
ふちなしメガネが爆発的に流行ったのは今から約30年ほど前。
現在でもふちなしメガネを抵抗なくかけているのは、そのとき流行にのった世代ですよね。
つまり、ちょっとオトナの方々。
実際、今のふちなしメガネはオトナ向け(特に女性用)のデザインが多く、落ち着いて見えるモノが主流です。
ふちなしメガネは「ちょっとオトナの人がかけるメガネ」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
オシャレなフチなしメガネの特徴
フチなしメガネもデザイン次第で、まったくダサくない、オシャレなメガネになります。
ここでは、オシャレなふちなしメガネの特徴をご紹介します。
- スクエア型やオーバル型
- いかついデザイン
- シンプルでミニマルなデザイン
ふちありフレームとはひと味ちがうオシャレの参考にしてみてください。
スクエア型やオーバル型
ふちなしメガネの王道スタイルはスクエア型とオーバル型。
シンプルでスッキリしたデザインで、見た目がスマートです。
レンズの上下幅がややせまく、シンプルなブリッジやヨロイ(鼻側・耳側の部品)との組み合わせでより上品な印象に。
いかついデザイン
マサキマツシマのようなフチなしメガネには、シャープでエッジの効いたカッコいい雰囲気があります。
フチありよりもインパクトが強く、目立つメガネです。
2000年代に「ちょいワル」ブームで話題になり、生真面目なイメージのあるふちなしメガネとはちがった印象で人気になりました。
シンプルでミニマルなデザイン
シルエットやリンドバーグなどのネジをつかわないシャープなデザインのフレームは、シンプルなふちなしメガネにあって、より洗練された上品さが漂います。
冷たく見えがちなふちなしメガネですが、シルエットやリンドバーグは金属の部品(ブリッジとヨロイ)がとても細いので、やわらかい印象で神経質な気難しさを感じさせません。
ふちなしメガネが最適なシーン
透明感があり、全体的に知的でクールな印象のフチなしメガネは、清潔感や誠実さといったイメージも演出できます。
なので、フォーマルなシーンでの服装にはピッタリです。
具体的にはパリッとしたビジネススーツやドレスなど、キレイめのファッションに最適ですね。
また、メガネ自体の印象があまり強くないため、和服との相性もバッチリです。
カラーレンズやテンプル(ツルの部分)の装飾の派手なものは少しイメージが変わりますが、シンプルなふちなしメガネならちょっとオトナの雰囲気を醸しだせます。
ふちなしメガネはトレンドから外れていて、時代おくれでダサく感じる人も多いでしょう。
たしかに年配の人がかけるメガネのイメージもあり、オシャレな印象はないかもしれません。
しかし、キレイめのファッションとの相性がよく、上品なオトナのオシャレを楽しめるのも事実。
ふちなしメガネをうまくかけこなして、ぜひ今までとはちがったメガネライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
フチなしメガネはかけたときの印象がうすく、今どきの流行りのメガネとは言いがたい面があります。
構造的にも壊れやすく、扱いにくい点もデメリットです。
しかし、軽くてかけ心地もよく、フォーマルな服装に合わせやすいメリットがあるのも事実。
フチなしメガネを1本持って、知的でクールなオトナっぽさを楽しむのもいいですよね。
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