
メタルフレームの定番中の定番である銀縁メガネ。金縁や黒縁のような強い印象がなく、無難なカラーと言えます。
ただ、定番色であるため、一口に銀縁メガネとひとくくりにできないほど色味のバリエーションがたくさんあります。
そこで今回は、銀縁メガネの色味による印象の違いを解説します。この記事を読めば、自分に似合う銀縁メガネが選べるようになります。

銀縁メガネが似合う人の特徴は?
一般的に、銀縁メガネは男性に人気があります。顔なじみが良いため、メタルフレームの中で一番人気があるカラーです。
4色展開の商品の場合、金色、茶色、薄い銀色、濃い銀色というバリエーションになっていることが多いです。同じ型の中に同系色が2色用意されるほど、人気があるということです。
銀縁メガネの色味は大きく分けると、シルバーとグレーに分類できます。
- 薄い銀色(シルバー)
- 濃い銀色(グレー)
それぞれの色味の特徴と似合う人の特徴を解説します。
薄い銀縁メガネの印象は?
薄い銀色(シルバー)には次のようなイメージがあります。
- 知的・インテリ
- 真面目・誠実
- スマート・クール
爽やかな清潔感とメタル素材ならではの高級感があり、ビジネスやフォーマルな場面に最適です。スーツや制服に合う「ドレス感」があります。

シルバーカラーには、キリリと表情を引き締める効果があります。目元に精悍な男らしさが漂います。

下にフチがないタイプは、よりシャープで知的な印象に仕上がります。

銀縁メガネを掛けるだけで、「真面目で誠実そう」な印象を相手に与えられるので、周囲からの信頼度がアップします。

薄めの色なので、メガネをかけた時の印象があまり変わらないため、サラッとスマートに掛けこなしやすいのも人気の理由です。薄い銀縁メガネは、お堅い職場などで「メガネの存在感を出したくない」ときにオススメです。
黒色のメタルフレームだと、メガネをかけている感じが強くなります。黒色はプラスチックフレームでは人気ナンバーワンですが、メタルフレームのカラーとしてはそこまで人気は高くありません。

黒のメタルフレームはカッチリしたフォーマル感がありますね。

一般的に薄い銀縁(シルバー)が似合いやすい人の特徴は2つあります。
- 色白な人
- キレイめの服装の人
色白の人のほうが、銀縁メガネが顔に馴染みやすいと言われています。メタルのメガネ自体がかなりドレス寄りのアイテムなので、カジュアルな服装よりも、キレイめの服装のほうがコーデに統一感が出ると思います。
濃い銀縁メガネの印象は?
濃い銀縁(グレー)には、薄い銀縁(シルバー)よりも大人で落ち着いた印象があります。
メタルフレームのカラー選びに迷ったら、濃い銀色(グレー)を選べば間違いがありません。誰にでも似合いやすく、どんなシーンにも違和感なく溶け込みます。

「シルバーの艶感が気になる」「黒は目立ちすぎる」という方にオススメです。シルバーのシャープさと黒のカッチリした印象を両方兼ね備えた濃い銀縁メガネは、ビジネスシーンで大人の男性から一番人気のカラーです。

茶色がかった銀色は、落ち着いた印象が強く、余裕のある大人の男性を印象づけられます。暖色系であるブラウンは、相手に安心感を与える効果があります。

色黒の人がシルバーのメガネをかけると白浮きしてしまうことがありますが、グレーのメガネならナチュラルにお顔に溶け込みます。

一般的に濃い銀縁メガネはどんな人にも似合いやすいと言われています。
濃い銀縁の中にも以下のような色味のバリエーションがあります。
- シルバーに近い(スタイリッシュな印象)
- 黒に近い(目立ちやすい・カッチリした印象)
- 茶色がかっている(肌に馴染みやすい)
- 紫がかっている(少しギラついた印象・おしゃれな印象)
たくさんのバリエーションがあるため、自分の顔に溶け込む色味を選びやすいです。
フレームの形状と銀色の相性

フレームの種類とカラーの相性というものが存在します。
銀色には、クールで都会的な印象があるため、緩い雰囲気のあるクラシックタイプのフレームと相性がよくありません。
クラシックタイプの人気カラーは、枯れた感じが出るブラウンやゴールドです。

デミブラウン(べっ甲柄)とゴールドの組み合わせが、最もクラシカルな印象が強いです。

一般的に銀縁メガネは知的に見えたり、信頼感がアップする効果があります。
丸メガネが銀色だと、次のような印象を受けます。
- モダンで都会的
- 清潔感
- 高級感

そのため、スクエア型などのシュッとしたフレーム形状と銀色は相性が良いとされています。

上の画像の一番下のフレームは鼻パッドも銀色なので、高見えします。鏡面加工されたチタン製のパッドは高級感があります。
銀縁メガネは怖い?ヤンキーっぽい?

光沢感が強い明るめの銀縁メガネには、メタリックでソリッドな印象があります。
ツヤありの多面体カットのメタルフレームは、光をより多く反射するため、エッジーな印象が増してメタルのシャープな魅力が際立ちます。

また、吊り上がったエッジの効いたデザインの場合、眼光が鋭くなり、精悍な顔つきになります。

マサキマツシマがいかついメガネの代表的なブランドです。

シャイニーな銀縁メガネは自信に満ちた顔を演出してくれるアイテムと言えます。
同じようないかつい形状のフレームでも、ダメージ加工が施されて光沢感が少ないと威圧感は軽減されます。

まとめ

今回は銀縁メガネについて解説しました。
基本的に銀縁メガネには真面目で知的な印象があります。
スタンダードな形状のメガネフレームの中でいちばん人気があるカラーのため、色味のバリエーションが豊富です。
色味によって相手に与える印象が変わりますし、「似合う・似合わない」にも影響します。
ピカピカした銀縁メガネを掛けると、眼光が鋭くなり怖い雰囲気になってしまうので注意が必要です。
似合うメガネを選ぶためにはメガネの色だけでなく他の要素も重要です。メガネのサイズやメガネの個性と掛ける人の雰囲気がマッチしていないといけません。次の記事ではメガネの選び方について詳しく解説しています。
