
- クリックリーダーの使い勝手や掛け心地が気になる
- 自分に合った度数にカスタマイズできるか知りたい
- 偽物が出回っていないか心配
クリックリーダーは安くても5,000円以上するので、気軽にポチれる商品ではありません。商品について知ることで、後悔のないお買い物ができると思います。
クリックリーダーは使わないときに首に掛けられる構造になっています。煩わしい老眼鏡の掛け外しの手間が少なく、とても便利です。
日野正平さんがNHKの「にっぽん横断・こころ旅」で着用したことをきっかけに人気が急上昇しました。
今回は、大人気のクリックリーダーをレビューします。あわせてクリックリーダーのデメリットや偽物、レンズ交換できるのかについても解説します。
クリックリーダーのつけ心地をレビュー

クリックリーダーのデザインの特徴は2つあります。
- フロント部分が真ん中でパカっと開く
- 左右のテンプル(つる)が繋がっている


デザインは特殊ですが、普通のメガネと比べて掛け心地に違和感はありません。
フレーム素材が軽くて弾力性のある樹脂なので、掛け心地は柔らかいです。
首から提げたときも軽いので、肩こりの心配はありません。
カラーによって素材の質感は異なります。マット色はサラサラした感じ、クリア色はツルツルした感じです。どのカラーも肌当たりが優しく快適に掛けられます。
旧型からの進化ポイント

2年ほど前にモデルチェンジがあり、デザインが大幅にオシャレになりました。
進化したポイントは3つあります。
- サイドにブランドロゴがあしらわれた
- 丸みを帯びたデザインになった
- 強度が高くなった
CliCのロゴ
新型はサイドにブランドロゴがあしらわれています。サイドのメタルパーツの形状もオシャレに進化しました。

ブランドロゴがない旧型は今でも流通しています。新型と旧型の両方ある状態なので、ちょっとややこしいです。
全体的なデザインが丸くなった
新型は角がなく丸みを帯びているので、旧型より柔らかい印象です。

新型は面が丸いスクエア型なので、男女問わず掛けやすくなりました。

旧型はシャープな印象を受けます。レンズシェイプが同じでもエッジがあると、キリっとした雰囲気になります。どこか「おじさんっぽさ」を感じる形状です。

蝶番・テンプルが太くなり、丈夫になった
蝶番部分やテンプルが太くなり、壊れにくくなりました。
もともと滅多に壊れることはなかったのですが、さらに強度がアップしました。
クリックリーダーが人気の理由

クリックリーダーはお洒落で便利な老眼鏡として絶大な人気があります。購入者の男女比は半々くらいで、男女問わず人気です。
クリックリーダーが支持される理由は次の3つです。
- スタイリッシュなデザイン
- 掛け外しの手間が少ない
- 置き忘れの心配がない
- 置く場所に困らない
スタイリッシュなデザイン
クリックリーダーはアメリカ発の老眼鏡ブランドです。海外製品らしいスタイリッシュなデザインが魅力です。
カラフルで豊富なカラー展開が特徴で、首に下げているときはアクセサリーのように胸元をオシャレに演出します。

掛け外しの手間が少ない
クリックリーダーは使わないときは首に掛けられるので、必要な時にサッと掛けられます。
置き忘れの心配がない
手元の作業が終わったら老眼鏡は必要なくなるので、そのまま置きっぱなしにしがちです。雨がやむと傘を置き忘れてしまうのと似ています。
クリックリーダーは使わないとき首にかけるので、置き忘れの心配がありません。
置く場所に困らない
老眼鏡を外したとき、置き場所に困ることがあります。手に持つと片手がふさがりますし、額にのせるのは老人っぽくて抵抗があります。
周りに収納場所がないときに首に掛けられる構造はとても便利だと感じます。
クリックリーダーのデメリット

大人気のクリックリーダーにはデメリットが4つあります。
- 大きいので、持ち運びや収納に不便
- 髪型が乱れる・マグネット接合部に髪が挟まる
- 鼻当てが欧米仕様のため、まつ毛がレンズに当たりやすい
- 横幅が小さく、締め付け感がある
大きいから持ち運びや収納に不便
使わないときずっと首に掛けているなら問題ありませんが、小さいカバンに入らないので、外出時に収納に困る場面があります。
付属の布製きんちゃく袋に入れるにしても、かさばるので持ち運びに不便です。

家で収納するときも、普通のメガネのようにメガネスタンドに収まらないため、収納スペースが必要です。
髪にクセがつく・マグネット部分に髪が挟まる

髪が長い場合、髪の内側にテンプルを隠す形になります。すると、後ろの髪が少し膨らんでしまいます。
装着したときテンプルがサイドの髪を押さえつけ、横髪がぺたんこになります。また、テンプルが後ろの髪を持ち上げる形になり、髪にクセがつきます。

掛け外しのたびに髪型を整えるのは、少し煩わしいです。
前髪が長い場合、マグネット部分に前髪が挟まることがあります。強力なマグネットがバチンとくっつくので、毛を挟んでしまうと抜ける可能性があります。

鼻当てが欧米仕様のため、まつ毛がレンズに当たりやすい
下の画像でわかるように、鼻当ての盛り上がりがほとんどありません。


鼻が低い人はフロント部分がベタっと顔に張り付き、まつ毛がレンズに当たる可能性があります。
鼻当てにシリコンパッドを貼り付けると、レンズとまつ毛の距離を離すことができます。
貼り付けるタイプのシリコンパッドについては次の記事で詳しく解説しています。
横幅が小さく、締め付け感がある
左右テンプルの内寸が132.5mmと、かなり小さめに作られています。従来モデルよりも2mm以上狭くなりました。新型のテンプル樹脂が太くなったためです。

クリックリーダーは女性や顔の小さい男性向けのサイズ感です。

標準的な顔のサイズの男性でも少し締め付け感があると思います。
顔が大きい人がキツキツで掛けるとテンプルが広がり、フロント中央のマグネットがピタっと合わなくなります。左右レンズの位置がズレると、視界が歪むことがあります。
クリックリーダーのレンズ横幅は49mm、ブリッジ幅は21mmです。

購入する前に今使っているメガネのサイズと比較したほうがいいと思います。
メガネのサイズについては次の記事で詳しく解説しています。
クリックリーダーの偽物はある?

結論から言うと、クリックリーダーの偽物はありません。
クリックリーダーの価格はショップによって大きく異なり、「安いモノは偽物では?」と疑ってしまうほどの価格差があります。
ですが安いショップは偽物を扱っているのではなく、類似品、並行輸入品、特価品、旧型を販売しています。
類似商品
クリックリーダーの特許は数年前に切れています。クリックリーダーと同じ構造の老眼鏡が、いろんなメーカーから発売されるようになりました。
廃番になってしまいましたが、2、3年前に100均ダイソーで類似品が販売されていました。
並行輸入品
クリックリーダーは世界中で販売されていて、日本での販売価格は高く設定されています。
そのため海外で安く販売されているクリックリーダーを仕入れて、日本で販売しているショップがあります。
並行輸入品はトラブルが起きたとき、日本の代理店(オーケー光学)からのサポートを受けられません。
並行輸入品については次の記事で詳しく解説しています。
特価品
国内正規品の通常商品には下の画像のようなパッケージが付属します。

一方、特価品はアクリルの外箱や取説兼台紙がないことが多いです。
国内正規品のクリックリーダーが安い場合、特定のモデルだけ安くなっているケースがほとんどです。モデルチェンジした時やあるカラーが廃番になった時に特化品として出回る傾向があります。
クリックリーダーは近視用レンズに交換できる?

既成の安い老眼鏡はレンズ交換できないことがありますが、クリックリーダーは度付きレンズに交換できます。
フレームにレンズを固定するための溝が彫られています。

近視用レンズを入れることで、次のような使い方ができます。
- 近くを見るときは首に掛けて裸眼で見る
- 遠くを見るときは着用してレンズ越しで見る
自分の目に合わせた左右度数の異なる老眼用レンズを入れることもできます。
ネットでクリックリーダーのレンズを交換する場合、費用はだいたい3,000円くらいです。「本体+レンズ代」の相場価格は7,000~9,000円です。
クリックリーダーの評判・口コミ

Twitter上のクリックリーダーの評判・口コミをまとめました。
「置き忘れなくなる」「掛け心地が良い」「つけたり外したりのストレスが軽減」「スタイリッシュ」などの良い口コミがありました。
悪い口コミとして、「寝転んで使えない」「かさばる」という声がありました。
全体的にクリックリーダーの口コミは良いです。
実際の口コミをみる
火野正平さんが使ってて前から良いなぁと思ってたクリックリーダー👓
— JUNJUN (@jjamigo515) April 27, 2023
Amazonでポチッ♪ 使いたいときにすぐ使えるし、職場でよく置き忘れてくるから😭
クリックリーダー❗️
— ぽちょ (@hosoboso8) September 15, 2020
取り外し自由で、無くさないオシャレな老眼鏡。
家内からの誕生日プレゼント🎁
泣けてしまうやろ!じじいだけに😂 pic.twitter.com/GPzrgWQ2Tx
老眼鏡はクリックリーダー使ってて、気に入ってるんだけど、横になった時に使えない、フォーマルな時には使えない難点がある。
— イチ (@11005544a) April 15, 2023
持ち歩き用の老眼鏡買いたいけど、どーしても嵩張るのが嫌なんだよね…
なにかいいものないかなぁ
もー悲しみついでに、クリックリーダーをポチってしまったよ。コレで少しは老眼鏡ライフをスタイリッシュ(?!)に過ごせるんじゃないかな!٩( ᐛ )و
— Cyぷ (@Cypress_BBB9) May 28, 2022
老眼鏡はクリックリーダー使ってて、気に入ってるんだけど、横になった時に使えない、フォーマルな時には使えない難点がある。
— イチ (@11005544a) April 15, 2023
持ち歩き用の老眼鏡買いたいけど、どーしても嵩張るのが嫌なんだよね…
なにかいいものないかなぁ
クリックリーダー受け取ってきた!スマホ見る時いちいちメガネを外す手間がなくなって快適〜 pic.twitter.com/nSu30uXA7r
— コノハと純さんの世話係 (@610_720) December 21, 2018
このメガネまじ画期的
— ぶりぶりざえもん (@hattpe_life) October 17, 2021
老眼鏡なんだが
使わない時首から下げれる クリックリーダー pic.twitter.com/4ZrpnRLdtZ
まとめ

今回は、アメリカ発のブランド老眼鏡「クリックリーダー」について解説しました。
クリックリーダーは老眼鏡につきまとうネガティブなイメージを払拭したスタイリッシュなアイテムです。老眼鏡の煩わしさを解決してくれる利便性も備えています。
さいごに、この記事の内容を簡単にまとめます。
- クリックリーダーのつけ心地は良好
- 従来モデルに比べて新型は、掛けやすく丈夫に進化
- お洒落老眼鏡として大人気だけど、デメリットはある
- 老眼鏡の掛け外しが煩わしいと感じている人にオススメ
- ネットで購入する場合、アクリルの外箱付き商品がいちばん安心