
Zoffと眼鏡市場は価格帯も近いことから、どちらで購入するか迷っている人も多いと思います。
Zoffは安いイメージがありますが、実は、そこまで安くありません。なぜなら、レンズを薄くしたい場合、追加料金が発生するからです。
この記事では、価格と料金体系を中心に眼鏡市場とZoffを徹底比較します。

眼鏡市場とZoffのメガネの値段の比較
Zoffは5,500円(税込)~、眼鏡市場は13,200円(税込)~、メガネ一式を購入できます。
取り扱い商品の価格帯をまとめました。
眼鏡市場 | Zoff |
13,200円 | 5,500円 |
16,500円 | 8,800円 |
19,800円 | 11,000円 |
23,100円 | 13,300円 |
26,400円 |
眼鏡市場もZoffも4つか5つの決まった価格があります。

眼鏡市場の16,500円の商品とZoffの11,000円と13,300円の商品スペックが似ています。
眼鏡市場とZoffのレンズ込みの値段の比較

眼鏡市場とZoffの違いは、レンズの料金体系です。

眼鏡市場は、最薄レンズでも追加料金無料ですが、Zoffは薄いレンズを選ぶと追加料金が発生します。
眼鏡市場もZoffも一流レンズメーカーのレンズを採用しています。
Zoffの無料の標準レンズは、性能の低い屈折率1.55の球面レンズです。紫外線カット率が低く、レンズが分厚くて重くなるというデメリットがあります。
レンズの種類 | 眼鏡市場 | Zoff |
薄型レンズ屈折率1.60 | 追加料金0円 | +5,500円 |
超薄型レンズ屈折率1.67 | 追加料金0円 | +7,700円 |
最薄レンズ 屈折率1.74/1.76 | 追加料金0円 | +13,200円 |
遠近両用 | 追加料金0円 | +5,500円 |
ファッション用の伊達メガネであれば、Zoffの標準レンズ(無料のセットレンズ)でもデメリットはさほど気になりません。
Zoffに問い合わせたオススメ度数の目安

Zoffに問い合わせて、レンズについて聞いたところ、無料の標準レンズは不利な点が多いので、値段を考慮せずにメリットだけを考えれば有料の非球面レンズを選ぶほうがいい、とのことです。
下の表は、Zoffに問い合わせたオススメ度数の目安です。
度数 | おすすめレンズ |
-3.00以内 | 5,500円の屈折率1.60でOK |
-4.50以上 | 7,700円の屈折率1.67を推奨 |
主力商品の価格の比較
高機能樹脂を使用していて、製造国も同じ、眼鏡市場の「フリーフィット」とZoffの「Zoffスマート」の価格を比較します。


店頭表示価格と度なしレンズの場合の価格比較表です。
フリーフィット | Zoffスマート | |
店頭表示価格 | 16,500円 | 11,000円 |
度なし 伊達メガネ | 16,500円 | 11,000円 |
度なし ブルーライメガネ | 19,800円 | 11,000円 |
度数によるオプション料金を加算したトータル価格は以下のようになります。
薄型レンズ(1.60) 度数-4.00以下 | 薄型+ブルーライトカット 度数-4.00以下 | 度数-4.00以上 | 超薄型レンズ(1.67)超薄型+ブルーライトカット 度数-4.00以上 | 最薄レンズ(1.74or1.76) 度数-8.00以上 | 最薄レンズ+ブルーライトカット 度数-8.00以上 | |
フリーフィット | 16,500円 | 19,800円 | 16,500円 | 19,800円 | 16,500円 | 19,800円 |
Zoffスマート | 16,500円 | 16,500円 | 18,700円 | 18,700円 | 24,200円 | 24,200円 |
伊達メガネの場合は、Zoffのほうが安いですが、度数が強くなるにつれて、眼鏡市場が安くなります。
レンズオプション価格の比較
Zoffの屈折率による加算料金を含んだオプション価格をまとめました。
屈折率1.55 | 屈折率1.60 | 屈折率 1.67 | 屈折率1.74 | |
カラー | 3300円 | 8800円 | 11000円 | 16500円 |
偏光 | 5500円 | 11000円 | 取扱なし | 取扱なし |
調光 | 3300円 | 5500円 | 取扱なし | 取扱なし |
キズ対策 | 3300円 | 8800円 | 11000円 | 16500円 |
曇り止め | 3300円 | 8800円 | 11000円 | 16500円 |
眼鏡市場のオプション価格をまとめました。
オプション | 価格 |
カラー | +3,300円 屈折率1.74対応 |
偏光 | +3,300円 屈折率1.50 屈折率1.60 屈折率1.67 |
調光 | +3,300円 屈折率1.60 屈折率1.67 |
キズ対策 | +3,300円 屈折率1.74対応 |
曇り防止レンズ | +3,300円 屈折率1.74対応 |
眼鏡市場のレンズオプション価格の安さは圧倒的です。
眼鏡市場の調光レンズについては、次の記事で詳しく解説しています。

Zoffの良いところは、ブルーライトカットのオプションが無料なこと。眼鏡市場のブルーライトカットレンズのオプション価格は3,300円です。
度なしのブルーライトカットレンズを作るなら、Zoffがオススメです。Zoffのお客さんの3割程度がファッション用の度なし伊達メガネを購入している、と言われています。
眼鏡市場とZoffの売上規模の比較

眼鏡市場は、1000店舗以上を展開し、国内のみの売上が800億円を超えています。
Zoffは、国内の276店舗に加えて海外に50店舗ほど展開しています。売上は海外込みで300億円くらいです。
【まとめ】眼鏡のZoffと眼鏡市場はどちらが良いの?

この記事では、眼鏡市場とZoffの価格を比較しました。

-4.00くらいの中度数だと、Zoffと眼鏡市場の価格差はほとんどありません。
眼鏡市場とZoffの価格比較をまとめました。
- 伊達メガネなら、Zoffが安い
- 度数が弱ければ、同じくらいの価格
- 度数が弱くても、ブルーライトカットをつけるとZoffが安い
- -4.00くらいの中度数だと、眼鏡市場のほうが少し安い
- 度数が強くなると、眼鏡市場のほうが安い