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【プロが徹底解説】キクチメガネの値段はなぜ高い?

キクチメガネは東海地方を中心に100店舗以上を展開する大手メガネチェーン店です。

個人的にとても信頼できるメガネ屋さんというイメージがあります。

しかし東海地方は赤札堂などの安いメガネ店がたくさんあるため、キクチメガネは高いという印象を持っている人が多いようです。

そこで今回は、キクチメガネの料金体系や値段が高い理由について徹底解説していきます。

目次

キクチメガネのメガネの値段が高い理由

キクチメガネの値段が高い理由は3つあります。

  • 高品質な商品を取り扱っている
  • スタッフの知識・技術レベルが高い
  • 接客サービスが丁寧

それぞれくわしく解説していきます。

高品質な商品を取り扱っている

JINSやZoffなどの格安店ではメガネ一式5,000円程度で購入できます。

安いメガネを短期間で買い替えるというチョイスも「アリ」だと思います。

キクチメガネで取り扱っているフレームとレンズは高品質なものばかり。

キクチメガネは「メガネは長く使うものだし、目は大事だからクオリティーの高いものを」というスタンスをとっています。

国内外の一流ブランドフレーム

掛けやすい・壊れにくい・調整しやすいという視力矯正器具に求められる機能をすべて備えた999.9や無駄のないデザインと快適な掛け心地のic! berlinなど一流ブランドを取り扱っています。

高性能なレンズ

キクチメガネでは、お客さんそれぞれのライフスタイルに合わせた多種多様なレンズが用意されています。

単焦点レンズ・多焦点(累進)レンズのどちらにも、

  • スタンダード品質
  • プライム品質
  • インディビジュアル品質

の3つのグレードがあり、スタッフと相談のうえで選択可能です。

スタンダードレンズ

レンズをお客様の目の状態に合わせて作製することは同じですが、パターンに限度があるので、価格を抑えつつ品質を求める方におすすめです。

プライムレンズ

セミオーダー式に、幅広い選択肢の組合せにより視野のズレ補正まで対応可能なメガネレンズを作製できる、価格と品質のバランスが良いレンズです。

インディビジュアルレンズ

メガネフレームと顔の傾きやメガネレンズと瞳の距離、顔に装着した時のフレームの歪みまで測定したフルオーダー設計のあなただけのレンズです。

スタッフの知識・技術レベルが高い

キクチメガネは専門性の高いメガネ屋さんで、一定水準の技能と知識を学んだスタッフのみを現場に立たせています。

以前のメガネ業界は、スタッフが就職後すぐに現場へ出て先輩の仕事を見て技術を盗む、いわゆる徒弟制度状態でした。

お客さんも安心して満足なメガネを購入できない環境でした。

日本にもアメリカのような「オプトメトリスト」制度を確立したいとの情熱を長年持ち続け、昭和53年、AJOCキクチ眼鏡専門学校の開校にこぎつけました。

2001年に開始され2022年3月に廃止になった認定眼鏡士(民間資格)の基盤をつくり、安心安全のメガネを目指した情熱と姿勢は素晴らしいと思います。

認定眼鏡士は2021年8月に国家検定資格として厚生労働省で新たに設けられた眼鏡作製技能士(国家資格)という制度につながります。

世界45カ国には存在するオプトメトリスト資格が存在しない日本に、おそすぎる道標がやっとあらわれたのです。

キクチメガネでは全店に眼鏡作成技能士を一人以上配置しています。

接客サービスが丁寧

キクチメガネのいちばんの特徴は接客サービスが丁寧であること。

いろいろなお客さんに合わせてきた知識や経験をもとに適切なアドバイスが期待できますよ。

フィッティングが丁寧

キクチメガネではお客さんにお渡しする時だけでなく、レンズを枠に入れる前に耳や目、鼻の位置などをチェックします。

お渡し前に2回以上フィッティング調整してくれるので安心ですね。

またフィッティングマイスターという社内教育システムがあり、フィッティング調整のプロが在籍しています。

提案力が高い

メガネの使用目的や趣味に合わせたメガネを提案するため、お客様のライフスタイルをじっくりヒアリングします。

メガネはファッションの一部でもあるので、お客さんから得たイメージを大切に、時にはガラッと変わったフレームを提案することもあります。

スポーツビジョンやロービジョンケアに力を入れている

日常生活に困難をきたすロービジョン状態で困っているお客さんからの相談を受け付けています。

最適なロービジョンエイドを提案し、各種機器を試すことも可能。

また瞬間的な動きが求められ、目標との距離を把握するのが大事なスポーツ用のメガネ作製にも力を入れています。

静止視力・動体視力・瞬間視・視野の潜在的なズレを解消し、それぞれのアスリートに最適なメガネを作製できます。

丁寧な視力測定

キクチメガネは創業以来100年以上ずっと視力矯正を重視してきた信頼できるメガネ屋さんです。

ある日突然、視力検査の重要性を声高に叫び始めたメガネ屋さんとは訳がちがいます。

機械による自動測定にまかせず、全店に配属している眼鏡作製技能士によるヒアリングを重視した視力チェックを行います。

視力チェックは25項目に及びます。

  • 現在困っていることの状況を尋ねる4項目
  • 視力の状態をチェックし、視力を矯正する15項目
  • 現状の説明とライフスタイルを考慮したレンズの提案、今後の生活のアドバイスの6項目

キクチメガネの料金体系&値段

キクチメガネの価格は世間で言われているほど高くありません。

キクチメガネの料金体系を解説していきます。

グッドグラッシーズの料金体系

フレームとレンズがセットになったメガネ一式安心パッケージのグッドグラッシーズとグッドグラッシーズ kids。

グッドグラッシーズの価格は税込11,000円からと比較的リーズナブルとなっています。

セットレンズは薄型非球面レンズなので、お買い得と言えます。

グッドグラシーズ価格表

種類価格
通常のメガネ11,000円
遠近両用メガネ17,500円
ブランドメガネ24,500円
キッズ用メガネ15,500円

グッドグラッシーズ以外のメガネの料金体系

グッドグラッシーズ以外のメガネはフレームとレンズは別売りです。

クオリティの高いフレームやレンズが用意されており、用途に応じて自由に選べるため、購入価格はピンキリです。

レンズ価格

レンズ価格は次のようになります。

 スタンダードプライムインディビジュアル
単焦点レンズ9,500円~17,000円~27,000円~
累進レンズ17,000円~38,000円~66,000円~

レンズの価格は妥当だと思います。

安心を買うと思えば決して高くはないと評価します。

【まとめ】キクチメガネはどんな人におすすめ?

今回はキクチメガネについて解説しました。

グッドグラッシーズはメガネ一式11,000円から購入できるので、世間で思われているほど高くはありません。

スタッフのレベルと取り扱い商品のクオリティーは一流なので、じっくりスタッフと相談しながらフレームをえらびたい方や安心の視力検査を受けたい方にはおすすめです。

ただ、スタッフの提案力が高いこともあり、良い眼鏡を作ろうとすると、かなり予算オーバーするかもしれません。

予算が決まっている場合、あらかじめスタッフに伝えておくほうがいいかもしれません。

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