
ALOOKは多いときに全国に60店舗くらいありました。眼鏡市場の中にALOOKが併設されていることもあったので、眼鏡市場とALOOKは同じ会社が運営しているとご存じの人も多いかもしれません。
ALOOKはJINSやZoffに対抗するための眼鏡市場のセカンドライン的な立ち位置です。
今回は、眼鏡市場とALOOKの違いについて解説します。
眼鏡市場とALOOKの違い

眼鏡市場とALOOKには違いがたくさんありますが、共通しているのは手厚い保証内容です。ALOOKは眼鏡市場と全く同じ保証を提供していて、低価格帯のメガネ屋さんの中で保証が最も充実しています。
それでは、価格・料金体系・デザイン・機能性の点で2つのショップを比較していきます。
眼鏡市場については次の記事で詳しく解説しています。
価格
眼鏡市場が中価格帯のメガネ店なのに対し、ALOOKは格安メガネ店です。
眼鏡市場とALOOKのメガネ一式の価格(税込)は次のようになります。
眼鏡市場 | ALOOK |
9,900円 | 5,500円 |
13,200円 | 8,800円 |
16,500円 | 11,000円 |
19,800円 | 13,200円 |
23,100円 | |
26,400円 |
ALOOKは5,500円からメガネ一式を購入できます。ただ、JINSやZoffの5,500円の商品より品質が良くないように感じます。
眼鏡市場の19,800円以上のメガネは、ほとんど日本製で高機能です。
料金体系
眼鏡市場とALOOKでは料金体系が異なります。
眼鏡市場はどんな度数でも追加料金ゼロ円なのに対し、ALOOKは薄型レンズや遠近両用レンズの場合、追加料金がかかります。
ALOOKのレンズオプション価格は次のようになります。
(1.60) | 薄型(1.67) | 超薄型(1.74) | 最薄遠近両用 |
+3,300円 | +3,300円 | +3,300円 | +5,500円 |
眼鏡市場もALOOKもレンズは同じものを使っていると思います。
デザイン
眼鏡市場とALOOKでは、商品のデザインに違いがあります。その理由はターゲット層に違いがあるためです。
眼鏡市場は性別・年齢を問わず幅広い層をターゲットにしています。オシャレに敏感な若い世代も納得するファッション性の高いメガネもたくさんあります。
一方、ALOOKは若い世代をメインのターゲットに据えています。流行のクラシック系のメガネやPOPな印象の家メガネが中心のラインナップです。
機能性
眼鏡市場のメガネの特徴は、掛け心地の良さにあります。メガネをかけたときに感じるストレスを軽減するために、フレーム形状や素材にこだわっています。
ALOOKのメガネが掛け心地が悪いわけではありませんが、他のメガネ店と特に変わらない普通のメガネを販売しています。品質に関しては、大手の低価格メガネ店であるJINSやZoffより良くない印象を受けます。
ALOOKの店舗数
ALOOKは最大で60店舗ほど展開していました。きゃりーぱみゅぱみゅ、大島優子さん、橋本環奈さんなどを起用して、大々的なプロモーションをしていた時期がありました。
しかし店舗数はどんどん減り、今は7店舗しかありません。北海道、千葉、兵庫、滋賀、京都、奈良、山口に展開しています。
「眼鏡市場が大成功しているのに、ALOOKを続ける意味はあるの?」と疑問に思います。

公式サイトに取り扱い商品一覧すら載せていません。あまり力を入れていないように感じます。
ALOOKがおすすめな人

眼鏡市場とALOOKの特徴をまとめると次のようになります。
ALOOKはJINSやZoffと競合しているファストファッション系のメガネショップです。
ALOOKの特徴をふまえて、ALOOKがオススメな人をまとめました。
- 予備のメガネや2本目のメガネが欲しい人
- カジュアルなお家メガネが欲しい人
- 度がそこまで強くない人(-4.00くらいまで)
- 流行のクラシック系のメガネが欲しい人
【まとめ】

今回は、眼鏡市場とALOOKの違いについて解説しました。
眼鏡市場とALOOKでは価格、料金体系、客層が異なります。反対に、共通している点は、運営会社と保証内容です。
ALOOKは眼鏡市場の系列店なので、安いですが安心感があります。