- 複数のメガネを使い分ける方法が知りたい
- メガネを使い分けることで、どんなメリットがあるの?
- 古いメガネを予備のメガネとして活用する方法が知りたい
メガネを複数持っている人の中で、メガネの使い分けをしている人は少ないのではないでしょうか。
複数のメガネを使い分けることで、毎日の暮らしがとても快適で便利になります。
メガネはそう簡単に壊れるものではありません。買い替えるたびにメガネが増えていき、3本も4本もメガネを持っている人もいるかもしれません。
古いメガネは予備のメガネとしていろんな活用方法があります。
今回は、複数のメガネを使い分ける方法とメリットについてくわしく解説します。 あわせて、予備のメガネを活用する方法をご紹介します。
複数のメガネを使い分ける方法とメリット
複数のメガネを使い分けることで、快適で楽に見ることができます。
ここでは「見え方」と「経済性」、「ファッション」の3つの面で具体的な事例をもとにご紹介します。
- 見たい距離に合わせて、度数の違うメガネを使い分ける(見え方)
- 用途に合わせて、同じ度数のメガネを使い分ける(見え方)
- 外用のメガネの劣化を防ぐために、家用と外用のメガネを使い分ける(経済性)
- 服装や気分に合わせて、メガネを使い分ける(ファッション)
見たい距離に合わせて、度数の違うメガネを使い分ける
今使っているメガネでは、スマホや本の文字が見にくいと感じる場合、見えづらさを解消するために度数の違うメガネを使うのが効果的です。
遠くがよく見えるメガネは近くが見えにくいメガネです。
近くを見るときピントを合わせるために、目の筋肉を緊張させて水晶体を膨らませます。
近くを長時間見ているとき、目の筋肉はずっと緊張しています。
度数の弱いメガネをかけると、近くを見るときにピントを合わせるのがラクになります。
「遠く用」や「近く用」などシンプルにメガネを使い分けることで目の負担も減り、肩こりや頭痛などの不調も解消されるかもしれません。
また、料理・手芸、楽器の演奏や合唱などで楽譜を見るなど、手元よりも少し離れた距離を見たいときもあります。
そんなときは自分の趣味に必要な距離に合わせた「中間用」のメガネを作るのもいいかもしれまん。
用途に合わせて、同じ度数のメガネを使い分ける
度数はそのままに、偏光や調光などの機能レンズをつけたりするのもオススメです。
外出すると日差しが気になったり、日傘を差しても地面からの照り返しがまぶしいことがあります。
メガネの上に重ねてかけられるタイプのサングラスもありますが、形状がゴーグルのように大きかったり、室内で使用しないときは荷物が増えたりするデメリットがあります。
メガネの上からかけられるオーバーグラスについては次の記事でくわしく解説しています。
スポーツをするとき、ズレ落ちにくいスポーツ用メガネはアクティブなシーンをサポートしてくれます。
ここでは、用途に合わせて同じ度数のメガネを使い分ける方法をご紹介します。
偏光サングラス
偏光サングラスは反射光をカットするので、まぶしさを軽減してくれます。
クリアな視界が得られるので、安全に運転できますし、趣味のゴルフや釣りでは、スコアや釣果がアップするかもしれません。
偏光サングラスはタウンユースにも最適です。
ビルが反射するまぶしい反射光をカットしてくれるので、目の疲れを軽減してくれます。
調光サングラス
2本目のメガネはサングラスとしてもメガネとしても使用したい、そんなときは紫外線に反応して無色から徐々に色付きのレンズに変化する「調光レンズ」という選択肢もあります。
室内に入ると色が消えていき自然な無色レンズへと戻るので、メガネとサングラスの2通りの使い方ができます。
調光レンズについては次の記事でくわしく解説しています。
スポーツ用メガネ
スポーツをもっと快適に楽しみたいときは、スポーツ用のメガネがオススメです。
スポーツ用のメガネのテンプル(耳にかかる部分)は、顔に沿ってカーブしたデザインになっているので、ズレにくく動きに強いという特徴があります。
ズレ落ちてくるメガネはストレスを感じてしまいますが、フィット感に優れたスポーツ用メガネならストレスなく掛けられます。
また、スポーツ用メガネは金属をなるべく使わない設計になっていて、安全性に配慮されています。そのため、転倒や衝突などの際に顔のケガを防ぐことができます。
家用と外用に分けて、外用のメガネの劣化を防ぐ
メガネは肌に直接触れて使うため、思っている以上に傷みやすいものです。
メインで使っているメガネを長く使いたい場合、家用と外用を使い分けるのが効果的です。
家では寝転んでスマホを見たり、思わずそのまま居眠りすることもあるので、柔軟性のあるお手頃な価格のメガネを「家用」として作るのがいいでしょう。
掛け心地がラクなメガネをかけると、気持ちもリラックスすることができます。
外用のメガネは帰宅したら、鼻パッドやテンプル(耳に掛ける部分)など顔に直接触れていた部分の汚れは必ず拭きとりましょう。
汗や皮脂が付着したままだとメガネの劣化が早くなります。
服装や気分に合わせて、メガネをかけかえる
メガネはファッションアイテムです。
その日の服装や気分に合わせてコーディネートするのは楽しいものです。
「年齢より若く見られたい」「可愛くなりたい・カッコよくなりたい」など、メガネは変身願望を叶えてくれます。
女性は目の周りに明るい色のメガネをかけると、顔色が生き生きとして元気な印象になります。
また、レンズにピンクや涼し気なブルーなどのカラーレンズを入れると、メイクアップしたような華やかな雰囲気をプラスすることができます。
わたしが以前勤めていたメガネ屋での話です。
今まではスーツに合わせたメタルのメガネしか掛けたことのない会社員の男性が、「流行のデザインに挑戦したい!」と、クラシックなボストン型メガネを選びました。
1週間後出来上がったメガネをかけた男性は、自分の顔を鏡で見た途端、表情がぱあっと明るくなったのです。
一緒に来ていた友人から、「大人っぽい!カッコいい!」と言われて、男性は満足している様子でした。
新しいメガネに挑戦することで、自分の新しい魅力を発見できるかもしれません。
予備のメガネを有効活用する方法
予備のメガネがないと、今使っているメガネが壊れたとき、急いで買いに行かないといけません。
その日に出来上がればいいですが、レンズがレンズメーカーから取り寄せになる場合、新しいメガネが出来るまで1週間ほどかかることがあります。
毎日使っているメガネは日々劣化していき、壊れることもあるので、予備のメガネは1本は必要でしょう。
ですが、メガネ歴が長い人の中には、何本もメガネを持っているという人も多いのではないでしょうか。
新しいメガネを購入しても古いメガネを捨てずに手元に残していると、予備のメガネが3本、4本と増えていき、持て余してしまいます。
ここでは予備のメガネを活用する方法を4つご紹介します。
普段のメガネが壊れたときに代用
予備のメガネがあれば、使っているメガネが壊れても不自由なく過ごせます。
メガネが壊れて修理が必要な場合、メガネ屋さんに預ける必要があります。
メガネ屋さんで修理できる場合、即日~1週間程度で出来上がりますが、メガネ屋さんで対応できない場合、メガネを修理工場に送ることになります。その場合、出来上がりまで2週間~1カ月近くかかることがあります。
年末年始・夏季など、タイミングによっては修理工場の長期休業と重なると、修理品を受け取るまで1カ月以上かかることもあります。
防災用メガネとして使う
もしもの災害に備えて、防災バッグのなかに予備のメガネを入れておくことで、避難中に普段のメガネが壊れたときに避難先で役立ちます。
バッグに入れておくときは、材質が硬いメガネケースに保管しましょう。
お風呂メガネとして使う
眺めの良い露天風呂から景色を楽しみたいときに予備のメガネを活用することができます。
お風呂の熱気でレンズがくもるので、あらかじめ強力な曇り止めジェルをレンズに塗っておきましょう。
メガネの曇り止めジェルは「ANTI FOG」がオススメです。
レンズのコーティングは熱に弱いので、お湯につけたりドライヤーなどの熱風を長時間あてることは避けてください。
小さなお子様と遊ぶとき用に
小さな子どもにとって、大人のかけているメガネは興味深いアイテムのようです。
元気なお子様がメガネに触れてきたり、ときにはテンプル(耳に掛ける部分)をつかんできたりすることがあります。
お気に入りのメガネのテンプルが耐え切れずに折れてしまったら、泣くに泣けません。何よりメガネが折られる心配をしていると思いっきり遊べません。
万が一壊されても大丈夫な予備のメガネをかければ、心配なくお子様と遊ぶことができます。
さいごに
今回は、複数のメガネを使い分ける方法やメリット、予備のメガネを有効活用する方法を解説しました。
見たい距離や用途に合わせた複数のメガネを使い分けることで快適な視界が得られます。
自分の生活のなかで特に大切にしていることは何かを振り返り、それに合わせた新しいメガネを作ってみてはいかがでしょうか。
メガネは使っているうちに劣化していき、壊れてしまうことがあります。
目が悪い人にとって、メガネはなくてはならないものなので、予備のメガネを1本持っていると安心だと思います。
手元に何本も予備のメガネがある場合、有効活用する方法があります。
持て余してしまう場合、メガネを寄付したり売ったりすることもできます。
メガネを寄付する方法とメガネを売る方法については次の記事でくわしく解説しています。
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