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10万円のメガネの実力を解説!眼鏡に10万円払う価値はある?

数十年前までメガネは高級商品として扱われ、検眼担当者が白衣を着ていたメガネ屋さんもありました。

メガネ一式10万円することも珍しくありませんでした。

しかし格安店が参入しはじめると、メガネの価格は業界全体として安くなり、今ではメガネ一式の平均単価は2万円くらいです

メガネは数千円から作れるようになりましたが、なかには10万以上するメガネを取り扱う店もあります。

今回は、フレームのみで10万円のメガネとフレームとレンズのセットで10万円のメガネについて解説します。

目次

フレームのみで10万円するメガネを4つご紹介

バッグや財布に比べると、ハイブランドのメガネは安く手に入ります。GUCCIやDIOR、ARMANIなどのメガネフレームの価格は5万円程度です。

10万円を超えるメガネはどんなものかというと、希少性の高い素材を使っていたり、超高品質だったりします。

フレームのみで10万円以上するメガネを4つご紹介します。

スクロールできます
メーカー品番価格
DITASTATESMAN
SIX DTX132
103,400円(税込)
シャルマンラインアート
Aria XL1676
151,000円(税込)
グラスパートナー池坊 by Mika
IB-303
214,500円(税込)
グラスパートナー中村勘三郎
KN-2547
275,000円(税込)

DITA STATESMAN-SIX DTX132 定価103,400円(税込)

DITAは、ハリウッドセレブや日本の有名人にも愛用されているアメリカ発のアイウェアブランドです。

「STATESMAN-SIX DTX132」はDITAのなかでも名作と言われる人気シリーズの最新作で、価格は103,400円します。

STATESMAN-SIX DTX132 DITA公式サイトよりスクショ

鯖江のトップクラスの工場と契約しており、ひとつひとつの工程を熟練した日本の眼鏡職人が手作業で作り上げています。10万円以上しますが、納得のクオリティーです。

テンプル部分は2層構造になっており、内側の黒地が光沢のある外側のメタルを引き立たせることでシャープな高級感を演出しています。

STATESMAN-SIX DTX132 DITA公式サイトよりスクショ

かなり凝ったデザインですが、ごちゃごちゃした印象はなく、品質の良さと洗練された雰囲気を醸し出しています。

オン・オフどんな場面でも似合い、モードな雰囲気と今風のクラシック感をバランスよく取り入れた高級感溢れる大人のフレームです。

シャルマン ラインアート Aria XL1676 定価151,000円(税込)

最高の掛け心地を追求し続けているシャルマンのラインアート。

XL1676は、人気のAriaコレクションにエレガントさを極めたジュエリーラインで、価格は151,000円。

XL1676 シャルマン公式サイトより スクショ

フレームは曲線が優しいナイロールタイプで、カラーはブラック・ピンク・オレンジの3色展開。テンプルにはダイヤモンドとフレームカラーに合わせた天然石があしらわれています。

ラインアートをかけるとほかのメガネには戻れないといわれるほど、掛け心地の良さに定評があります。

良好な掛け心地の秘密は独自に開発された素材エクセレンスチタンにあります。主にテンプルに使用され、軽さと安定感を両立し、頭部を優しく包み込んでくれます。

10万円のラインアートは、5万円のラインアートの掛け心地と同じですが、ラグジュアリーな装飾品の効果でお顔を華やかに演出してくれます

グラスパートナー 池坊 by Mika IB-303 定価214,500円(税込)

グラスパートナーは高級フレームの企画・製造をおこなう眼鏡商社です。華道家元・池坊美佳氏がデザインとプロデュースを務めるメガネブランド「池坊 by Mika」を展開しています。

IB-303はブロウラインが特徴的な紳士用フレームで、価格は214,500円。

IB-303 グラスパートナー公式サイトより スクショ

ブリッジ部分は耐久性をアップさせるために立体構造になっています。高級車を思わせる奥行きのあるメッキ加工が施されており、上品な仕上がりになっています。

眼鏡業界初の、NASAの最先端技術から誕生した軽量さと高強度を誇るカラーカーボンをテンプル部分に使用したところが最大の特徴です。

カラーカーボンとプラスチック素材を組み合わせることにより、草花の繊細な色彩や光と影など、生け花の世界観がテンプルエンドに至るまで表現されています

芸術作品のようなデザイン性と軽量で丈夫という実用性も兼ね備えたフレームは大人の男性によく似合う一本です。

グラスパートナー 中村勘三郎 KN-2547 定価275,000円(税込)

「中村勘三郎」シリーズは、名歌舞伎役者・十八代目中村勘三郎が切り開いてきた、伝統の世界と新しい価値観の融合を表現しています。

KN-2547の価格はなんと275,000円。天然素材を使用した最高級の逸品です。

KN-2547 グラスパートナー公式サイトより スクショ

チタン板をプレスで抜いて成型した肉厚のフロントは重厚感があり、漆黒のメッキからは大人の品格が漂います。

テンプルには中村勘三郎シリーズの魅力といえるシープホーンを使用。シープホーンとはヒマラヤ山脈に生息する羊の角のこと。

シープホーンは、とても希少価値の高い天然素材で、やさしい肌当たりが特徴です。

テンプルのメタルプレートには精巧な彫金が施されており、デザインのアクセントになっています。

眼鏡一式に10万円を払う価値はある?

フレームとレンズをセット販売するメガネ屋さんの中にはどんな度数でも追加料金0円のショップもあります。

ですが、高性能なレンズを取り扱っていません。

価格はわかりやすいですが、見えにくさを感じているお客さんに対応できないことがあります。

実際、遠近両用レンズの揺れ・歪みが苦手で、メガネをかけない方がおられます。レンズにグレードがあることを知らず、「遠近両用は自分には無理」と諦めてしまっているのです。

遠近両用レンズは、価格によって品質に大きな違いがあるので、揺れ・歪みをおさえた視野の広い高性能なレンズなら、納得できる見え方を得られる可能性があります。

専門性の高いメガネ屋さんは、レンズが別売りになっており、遠近両用レンズの場合、高いものは10万円以上します。

10万円以上のレンズをつける人は少数派ですが、5万円のフレームに5万円のレンズをつけて、10万円を超える遠近両用メガネを購入する方は結構います。

レンズにはグレードが存在し、高いレンズほど見やすいのです。

遠近両用のグレード HOYA公式サイトより スクショ

遠近両用レンズは、レンズの上部で遠くを見て徐々に下へと視線を下げると手元が見える設計です。遠くも近くも見える便利なレンズですが、周辺部にゆがみが発生するというデメリットがあります。

遠近両用レンズの比較 HOYA公式サイトより スクショ

上の比較画像でわかるように、値段の高い遠近両用レンズは歪みが少なく視野が広いですね。

ここでは、値段の高い遠近両用レンズのメリットや購入時の注意点についてお話します。

高いレンズの見え方

パリミキの3つのグレードを例に見え方のイメージをご紹介します。

  • ファースト(8,800円)
  • ファーストS(22,000円)
  • パーソナルフィット(44,000円)

下の画像は8,800円のファーストの見え方のイメージ図です。周辺部の白枠が歪んで見える部分になります。

ファースト パリミキ公式サイトより スクショ

下の画像でわかるように、22,000円のファーストSは遠くも近くもクリアに見える部分が増えています

ファーストS パリミキ公式サイトより スクショ

44,000円のパーソナルフィットは高級レンズに分類されます。下の画像の通り、歪みが少なく快適な視界です。

パーソナルフィット パリミキ公式サイトより スクショ

パリミキなどの専門店はいろんなお客さんのニーズに合わせたレンズをたくさん取り扱っています。

高いレンズをえらぶだけではダメ

高いレンズを使えば見やすいとはかぎりません。

技術や知識レベルが低い店員さんが検眼とフィッティングをすると、レンズの機能を引き出せないことがあります。

レンズの度数が適切でなければ、見えにくいメガネになってしまいます。

一式価格のお店のレンズは低品質?

眼鏡市場は遠近両用レンズが無料です。両面設計のハイグレードなレンズ(ストレスフリー遠近)でも追加料金がかかりません。

わたしの周りの人の感想にはなりますが、ストレスフリー遠近はパリミキの2万円のレンズと同じくらいの見やすさ、とのことです。

眼鏡市場は大量にレンズを仕入れるため、異常なコスパを実現しています。レンズ代が無料だからと言って、低品質なレンズを扱っているわけではありません。

まとめ

今回は、10万のメガネはどんなものかについてお話しました。

高いメガネにはちゃんと理由があります。

高級フレームがなぜ高いのかというと、

  • 希少性が高い素材を使っていたり
  • デザインが複雑だったり

するためです。

5万円のフレームと10万円のフレームをかけ比べたとき、機能面の差はほとん感じないでしょう。ただ、10万円のメガネはパッと見ただけで高いとわかるので、成功者に見られるというメリットはあります。

一方、レンズの場合、基本的に高ければ高いほど性能が良く、視野が広く歪みが少ないです。

歪みの感じ方は人それぞれなので、3万円のレンズと5万円のレンズの違いがわからない場合もあります。メガネ屋さんでいろんなグレードを試して、自分にとって納得できる見え方のレンズを選ぶといいでしょう。

また、レンズのスペックだけでなくメガネ屋の店員の技術も重要です。

オシャレで高級な雰囲気を醸し出し、高級レンズを取り扱っているのに技術がすっぽり抜けているショップもあるので、高いレンズは信頼できるメガネ屋で購入することをオススメします。

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