
JINSとZoffが調光レンズの取り扱いを始めたことで、調光レンズは広く知られるようになりました。
技術が進歩して以前より性能が良くなり、価格が安くなったので、実用的になりました。
とはいえ、調光レンズには様々な種類があり、眼鏡屋さんによって扱っているレンズの種類が異なります。
この記事では、眼鏡市場、JINS、Zoffの調光レンズを比較しています。調光レンズをどこで購入しようか迷っている人に役立つ内容です。

調光レンズとは?

調光レンズとは、紫外線が当たると色が付く特殊なレンズ。
室内ではクリアレンズの通常のメガネとして、屋外ではサングラスとして使えます。1本で2つの役割をこなす便利なアイテムとして注目されています。
調光レンズについては次の記事で詳しく解説しています。
眼鏡市場・JINS・Zoffの調光レンズの比較

眼鏡市場、JINS、Zoffの調光レンズの違いを解説していきます。
それぞれの調光レンズの特徴を簡単にまとめました。
眼鏡市場 | & Zoff | JINS|
薄いレンズ | 超薄型OK | 薄型のみ |
価格 | 3,300円 | 5,500円 |
対応度数範囲 | 遠近両用OK 強度近視OK | |
カラーの種類 | 7色 | 6色 |
レンズメーカー | HOYA | NIKON |

総合的に見て、眼鏡市場の調光レンズがオススメです。
眼鏡市場の調光レンズについては次の記事で詳しく解説しています。
レンズメーカーの違い
JINSとZoffの調光レンズメーカーはNIKONで、眼鏡市場はHOYAです。

HOYAとNIKONはどちらも一流光学メーカーです。多少のスペックの違いはありますが、どちらも実用上での差ありません。
価格の違い
JINSとZoffの調光レンズは5,500円、眼鏡市場の調光レンズは3,300円。
値段に関しては、調光レンズは1万円以上するのが一般的なので、3社ともかなり安いです。業界大手だからできる価格設定です。
カラー展開の違い
眼鏡市場の調光レンズのカラーは7種類。

眼鏡市場は、紫外線だけでなく蛍光灯などの光にも反応するタイプ「可視光調光レンズ」の取り扱いがあります。

JINSとZoffの5,500円の調光レンズは6色用意されています。


対応度数の比較

JINSとZoffの調光レンズは超薄型レンズの用意がなく、対応できる度数も少ないです。
JINSとZoffの調光レンズは、遠くを見るための度数にのみ対応していて、遠近両用で作る場合は追加料金5,500円かかります。
眼鏡市場なら、度数による追加料金なしで調光レンズを作れます。
JINSとZoffの調光レンズの比較
JINSは1種類のみの取り扱いですが、Zoffは屈折率1.55(3,300円)と屈折率1.60(5,500円)の2つの調光レンズを取り扱っています。

JINSとZoffの5,500円の調光レンズは、同じレンズメーカーの同一商品だと思います。
Zoffの2つの調光レンズの違いを表にまとめました。
仕組み | 価格 | 色 | |
屈折率1.55 (標準) | 練り込み | 3,300円 | 2色 |
屈折率1.60 (薄型) | コーティング | 5,500円 | 6色 |
2,200円の価格差はありますが、屈折率1.60のコーティングタイプのほうが性能が優れています。
練り込みタイプは3,300円と安いですが、レンズの濃さが均一にならない、劣化が早いなどのデメリットがあります。下の記事で調光レンズについて詳しく解説しています。
JINSの無料の調光レンズはいつまで?

JINSオンラインショップでは、屈折率1.55の調光レンズ(練り込みタイプ)が無料でしたが、現在は取り扱いを終了しています。
取り扱いレンズカラーは、グレーのみでした。

無料だった調光レンズは、現在販売されている5,500円のものとは別のレンズです。Zoffの3,300円の調光レンズと同じスペックです。
調光レンズは特徴が多く、上手く活用できるか心配なこともあります。JINSでお試しで作った人も多かったのではないかと思います。
まとめ

今回は、眼鏡市場、JINS、Zoffの調光レンズを比較しました。
眼鏡市場、JINS、Zoffの調光レンズは、他のメガネ屋さんと比べて、選べる色が豊富で、価格がとても安いです。
その中でも、眼鏡市場の調光レンズが特にオススメです。