![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップサングラスおすすめ-2-1024x538.jpg)
- クリップオンサングラスのメリットとデメリットは?
- クリップオンサングラスの種類や選び方は?
- オススメのクリップオンサングラスが知りたい!
クリップオンサングラスは、普段使っているメガネをサングラスに変えられる便利なアイテムです。カラーレンズをクリップで留めるだけでクリアな視界が得られます。
![クリップオンサングラスを装着したメガネと通常のメガネの比較画像](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップサングラスの説明-1024x538.jpg)
2,000円くらいの価格帯のものが多く、気軽に購入しやすいですが、種類がたくさんあり、どれをえらんだらいいのか迷ってしまいます。
そこで今回は、クリップオンサングラスの種類を紹介し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。各商品の特徴を知れば、自分に合うものを選べるようになります。
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クリップオンサングラスに共通するメリット・デメリット
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップサングラスの共通デメリット-1024x538.jpg)
クリップオンサングラスには様々な種類がありますが、共通するメリットとデメリットがあります。
クリップオンサングラスのメリットとデメリットをくわしく解説します。
メリット①安い
クリップオンサングラスは、度付きサングラスやオーバーサングラスより安いです。
![メガネの上からオーバーグラスを装着した画像](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/オーバーサングラス-1024x538.jpg)
それぞれの商品の相場価格は次のようになります。
種類 | 価格 |
クリップオンサングラス | 1,000~3,000円 |
オーバーサングラス | 4,000~8,000円 |
度付きサングラス | 8,000円~ |
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/10/男の子-1.png)
クリップオンサングラスは日本のメーカーのものでも1,000円くらいで購入できます。
メリット②持ち運びに便利
クリップオンサングラスは薄くて軽いので、持ち運びに便利です。小さいカバンにすっぽり収納できます。
![クリップオンサングラスは薄くてコンパクト](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップオンサングラスはコンパクト-1024x538.jpg)
サングラスはかさばるので、荷物が減るのは嬉しいポイントです。
デメリット①上下左右から光が差し込む
メガネとクリップオンサングラスの間に隙間があるため、上下左右から差し込む光をガードできません。
![クリップオンサングラスは上下左右から光が差し込む](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/隙間-1024x538.jpg)
オーバーサングラスは目を覆うような形状をしているので、顔にフィットし、上下左右からの光の差し込みをガードします。
![オーバーグラスは上下左右の光の侵入をブロックする](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/オーバーサングラスは目を覆う-1024x538.jpg)
デメリット②重い
![クリップオンサングラスは重い](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/重い-1024x538.jpg)
カラーレンズをクリップで取り付けるため、フロントに重心が偏ります。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/08/男の子-3.png)
鼻の負担が大きく、重いメガネが苦手な人は違和感を感じると思います。
デメリット③壊れやすい
そもそもクリップオンサングラスは、値段が安く気軽に使える簡易サングラスといった位置づけです。
軽量化のために耐久性を犠牲にしています。極力パーツを減らし、クリップ部分(つまみ部分)にはプラスチックパーツが使われています。
基本的にクリップオンサングラスは強度が低いです。軽さと強度はトレードオフの関係にあり、金属が多く使われているタイプは耐久性は高いですが、重くなります。
デメリット④眼鏡に装着できない場合がある
クリップサングラスにはメタルフレーム用とプラスチックフレーム用の2つのタイプがあります。
![メタルフレーム用のクリップオンサングラスとプラスチックフレーム用のクリップオンサングラス](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/プラスチックフレーム用とメタルフレーム用-1024x538.jpg)
メタルフレーム用のクリップサングラスをプラスチックフレームに装着すると、上手く挟み込めません。
![クリップオンサングラスが装着できない](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップサングラスデメリット-1024x538.jpg)
また、レンズをネジで固定するふちなしメガネ(ツーポイント)にも装着できません。クリップがネジにぶつかってしまいまいます。
![クリップオンサングラスはふちなしメガネには装着できない](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/ツーポは無理-1024x538.jpg)
![クリップ部分がネジ部に当たる](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/ツーポは留まらない-1024x538.jpg)
クリップオンサングラスの選び方【種類とそれぞれの特徴】
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップサングラスの共通のデメリット-1024x538.jpg)
クリップオンサングラスには大きく分けて2種類あります。
- 固定タイプ
- 跳ね上げタイプ
それぞれのタイプを比較しながら、メリットとデメリットを詳しく解説していきます。
固定タイプのメリットとデメリット
![固定タイプのクリップオンサングラス](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/固定タイプ-1024x538.jpg)
固定タイプは、前掛けサングラスをメガネにクリップするだけで、前掛けサングラスを跳ね上げることはできません。
固定タイプのメリットとデメリットを解説していきます。
メリット
シンプルな構造の固定タイプには次の2つのメリットがあります。
- 軽い
- スッキリした見た目
レンズを跳ね上げるためのパーツがないので、とても軽いです。
![固定タイプのクリップオンサングラスの重量](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/固定タイプ軽い-1024x538.jpg)
クリップ部分(つまみ)が小さいので、ごちゃごちゃした見た目にならないのが良いですね。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/07/つまみ小さい-1024x538.jpg)
![固定タイプのクリップオンサングラスの見た目](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/スッキリした見た目固定タイプ-1024x538.jpg)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/10/男の子-1.png)
掛け心地が良く、見た目がスマートなアイテムです。
デメリット
固定タイプのデメリットは、使わないとき取り外さないといけないこと。
運転中にトンネルに入ったときなど、素早く取り外しできなくて困ることがあります。焦って取り外しに失敗して、メガネを落としたりすると事故になりかねません。
跳ね上げタイプのメリットとデメリット
![跳ね上げタイプのクリップオンサングラス](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/跳ね上げタイプ-1024x538.jpg)
跳ね上げタイプは、クリップ部分に跳ね上げ機構を持たせたものです。
跳ね上げタイプのメリットとデメリットを解説していきます。
メリット
跳ね上げ式のメリットは次の2つです。
- ワンタッチでレンズを跳ね上げ、クリアな視界を確保
- つまみが大きいので、取り外しやすい
運転中にトンネルに入った時や釣りで仕掛けをいじるときなどにワンタッチでカラーレンズを跳ね上げて、クリアな視界を得られます。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/11/男の子-2.png)
煩わしい着脱から解放されますね。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/跳ね上げサングラスのメリット-1024x538.jpg)
つまみが大きいので、取り外しがしやすいです。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/つまみ-1024x538.jpg)
デメリット
釣りや運転するときは便利ですが、デメリットとして次の2つが挙げられます。
- 重い
- 不細工
跳ね上げ機構を持つパーツがある分、固定式よりも重くなります。
![跳ね上げタイプのクリップオンサングラスの重量](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/跳ね上げタイプ重い-1024x538.jpg)
パーツが増えるとブリッジ付近がごちゃごちゃした印象になります。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/ごちゃごちゃした見た目跳ね上げ-2-1024x538.jpg)
クリップオンサングラスのおすすめブランド4選
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップサングラスのおすすめブランド-1024x538.jpg)
おすすめのクリップオンサングラスメーカー(ブランド)は次の4つです。
- 山本光学(SWANS)
- 名古屋眼鏡(KEEPER)
- アックス
- コールマン
上記の4社は眼鏡業界で実績があり、信頼できます。コールマンは海外ブランドですが、日本の光学メーカーがライセンス製造しています。
それぞれの特徴を簡単にまとめると次のようになります。
ブランド | レンズ性能 | 価格 | 耐久性 |
SWANS | 2,500円 | ||
KEEPER | 2,800円 | ||
アックス | 2,600円 | ||
コールマン | 1,200円 |
レンズは偏光シートを曲げた簡単なものではありますが、SWANS、KEEPER、アックスの偏光度は99%以上あります。
SWANSの耐久性に関しては、跳ね上げタイプは丈夫ですが、固定タイプが脆いことを踏まえた評価です。
それぞれのメーカーのクリップオンサングラスをご紹介していきます。
山本光学(SWANS)
![山本光学「SWANS」のクリップオンサングラスのパッケージ](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/山本光学のクリップサングラス-1024x538.jpg)
大手メガネメーカー「山本光学」のオリジナルブランド「SWANS」は多くのアスリートから支持されています。品質は折り紙付きです。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/10/男の子-1.png)
SWANSのクリップ部分は他社製品よりコンパクトです。
![山本光学のSWANSの固定タイプと跳ね上げタイプの比較](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/固定タイプと跳ね上げタイプ-1024x538.jpg)
跳ね上げタイプ
跳ね上げタイプは山本光学のオリジナル製品のため、安心感があります。
7.6グラムと比較的軽いので、そこまでのストレスは感じないと思います。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/07/跳ね上げタイプswans-1024x538.jpg)
付属の合皮ケースも薄く、持ち運びに便利です。ケースの質感が良く、ブランドロゴの箔押しが高級感を演出しています。
![山本光学のSWANSのクリップサングラスのケースの写真](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/山本光学クリップサングラスのケース-1024x538.jpg)
ペラペラのケースなので、カバンの中に雑に入れたりすると、破損することがあります。ケースはあくまでレンズに傷がつくのを防止するためのものです。
固定タイプ(Amazonオリジナル商品)
固定タイプは、Amazonのオリジナル製品になります。軽量化を追求しており、重さはわずが4.9gです。鼻にズシリとした重さを感じない軽さが魅力です。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/固定タイプ軽い-1024x538.jpg)
ただし、SWANSの通常製品に比べて耐久性に劣ります。
グリップ力が弱く、メガネに引っ掛かる感じで留まります。ちょっとした動きでズレてしまいます。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/山本光学固定タイプデメリット-1024x538.jpg)
中央のブリッジ(左右レンズを繋ぐパーツ)が低い位置にあるので、対応できるメガネは限られます。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/山本光学固定タイプデメリット-2-1024x538.jpg)
上の画像のように、カラーレンズが下までカバーできない場合が多いと思います。
名古屋眼鏡(KEEPER)
名古屋眼鏡は大手の眼鏡商社です。「KEEPER」というブランド名のクリップオンサングラスを製造しています。
![名古屋眼鏡のKEEPERのパッケージ写真](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/名古屋眼鏡KEEPER-1024x538.jpg)
KEEPERのクリップオンサングラスは、デザイン性と耐久性のバランスがいいです。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/keeper-メリット-1024x538.jpg)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/10/男の子-1.png)
プラスチックパーツとラバーパーツがクリア色なので、目立ちにくいのがいいですね。
ケースが水に強いビニール製なので、釣りに最適です。
![名古屋眼鏡のKEEPERのケースの画像](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/keeper-メリット2-1024x538.jpg)
重さは9.2グラムありますが、KEEPERのクリップオンサングラスが重いというわけではありません。他社製品との重さの違いは、レンズの大きさによるものです。使用されている素材はSWANSのものと同じです。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/keeperの重さ-1024x538.jpg)
アックス
![アックスのクリップサングラスのパッケージ](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックス商品パッケージ-1024x538.jpg)
アックス、ニッチな商品開発が得意な大阪のサングラスメーカーです。プラスチックフレームに装着できるクリップオンサングラスを製造しています。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/10/男の子-1.png)
アックスのクリップオンサングラスはオシャレですが、耐久性は高くありません。
クリップ部分が隠れているので、スッキリした印象を与えます。
![アックスのクリップサングラスのクリップ部分は目立たない](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックスメリット1-1024x538.jpg)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックスメリット4-1024x538.jpg)
ミラーコートはとてもオシャレなのですが、この手のレンズ(偏光シート)に施されたミラーコートは剥がれやすいです。
付属のハードケースは丈夫です。カバンの中に入れても、押しつぶされることがありません。
![アックスのクリップサングラスのケースの画像](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックスメリット2-1024x538.jpg)
胸ポケットに収まるほどコンパクトです。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックスメリット3-1024x538.jpg)
クリップのパーツにプラスチックが多く使われているので、耐久性に不安があります。跳ね上げ機構を持つ蝶番(ちょうつがい)も樹脂製です。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックスデメリット-1024x538.jpg)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックスデメリット2-1024x538.jpg)
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/10/男の子-1.png)
簡易な構造のため、軽いのはいいですね。見た目の重厚感の割に軽いです。
![アックスのクリップサングラスは軽い](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/アックス軽い-1024x538.jpg)
コールマン
![コールマンのクリップサングラスのパッケージ](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/コールマンパッケージ-1024x538.jpg)
コールマンの眼鏡関連用品は、ハート光学という福井の会社がライセンス製造しています。
今回紹介するメーカーの中で、断トツで安いです。中国製になりますが、1,000円ほどで購入できるのはお買い得感があります。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2022/08/男の子-3.png)
ただ、レンズの仕様が不明のため、レンズの性能を気にする方にはオススメできません。
日本製の名古屋眼鏡と山本光学の商品と作りは同じです。
![コールマンのクリップサングラスの構造](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/コールマン作り-1024x538.jpg)
薄型合皮ケースがセットになっています。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/コールマンメリット1-1024x538.jpg)
SWANSのケースよりもしっかりしていますが、クリップオンサングラスを収納すると、かさばります。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/コールマンデメリット-1024x538.jpg)
サイズが小さいので単純比較はできませんが、軽さの点でも山本光学と名古屋眼鏡の商品と変わりません。
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/コールマンメリット-1024x538.jpg)
【まとめ】クリップオンサングラス おすすめブランド4選
![](https://megadia.jp/wp-content/uploads/2023/03/クリップオンサングラス選び方まとめ-1024x538.jpg)
今回は、「クリップオンサングラスの選び方」と「おすすめクリップオンサングラス」について解説しました。
クリップオンサングラスは手軽さが魅力の便利なアイテムです。ただ、デメリットもあるので、目的に合わせて上手に活用することが大切です。
この記事が、クリップオンサングラスの購入を検討している人に役立てば幸いです。