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メガネのネジのサイズを徹底解説!ネットのおすすめのメガネのネジをご紹介

メガネにはさまざまな箇所にネジが使われいます。

独自のネジや日本規格ではないネジを使用しているメガネもありますが、メガネのネジのサイズは使われている箇所によってだいたい決まっています

今回は、メガネに使われるネジのサイズや種類を解説し、ネットで購入できるオススメのメガネのネジをご紹介します。

メガネのネジのサイズを知れば、メガネ屋さんに行かずにネットでピッタリのネジをえらぶことができます。

目次

メガネのネジのサイズ

メガネのネジの寸法は頭径、首下、太さの3つで表される

まずはメガネのネジのサイズ表記の見方からご紹介します。

ネットでネジを購入しようとしたとき、「1.0×3.5×1.8」のような表記を見たことがあるかもしれません。

「1.0×3.5×1.8」というのは、それぞれネジの「太さ・首下・頭径」をミリ単位で表したもの。

ネジの長さはフレームによって異なりますが、太さと頭径は使われる箇所によってだいたい決まっています。

パッド蝶番レンズ止め(メタル)
太さ1.0mm/1.2mm1.4mm1.4mm
頭径1.8mm2.0mm2.0mm

次の4つのネジのサイズをくわしく解説していきます。

  • 鼻パッドをとめるネジ
  • レンズをとめるネジ
  • フロントとテンプルをつなぐ蝶番ネジ
  • 飾りをとめるネジ

①鼻パッドを止めるネジのサイズ

日本製フレームの場合、鼻パッドを止めるネジの太さは1.0mmか1.2mmです。

1.2mmのほうが一般的です。

中国製フレームの場合、1.1mmなどの日本規格ではないネジが使われていることがあります。日本の眼鏡工具メーカーも取り扱っておらず、1.0mmと1.2mmのネジではとまりません。

1.1mmのネジはメガネ屋さんにもストックがないことも。日本のメガネメーカーを通して中国の工場から取り寄せになることがあります。

長さに関しては、3.5~4.0mmが一般的です。鼻パッドをとめる箱の大きさによって長さが変わります。

鼻パッドのネジの頭はとても小さいので、精密ドライバーをつかわないとネジの溝がつぶれてしまいます。

メガネのネジの締め方については次の記事でくわしく解説しています。

②レンズをとめるネジと③蝶番ネジのサイズ

メタルフレームの場合、下の画像のようにレンズを固定するためにネジが使用されています。

ブロー智

レンズをとめるネジと蝶番ネジの太さは、日本製も中国製も1.4mm。長さはフレームによって異なります。

たいていのメガネには、開閉パーツ「蝶番(ちょうつがい)」をとめるためにネジが使用されています。

下の画像のように蝶番が太ければ、長いネジが必要です。蝶番ネジの長さは、蝶番の厚みによってたくさんの種類があります。

5枚蝶番

蝶番の一番下のコマにのみネジをとめる溝があり、ネジの長さが足りないと、すぐにゆるんでしまいます。

蝶番ネジの頭径は2.0mmのことが多いですが、中国製フレームに使われている蝶番ネジは頭径が2.0mmより小さいことがあり、日本規格のネジで止めるようとすると、ネジの頭のサイズが合わない場合があります。

また、ブランド独自の特殊ネジが採用されていることもあります。

特殊な丁番

その他にも上下でとめるネジもあります。

上下ネジ

上下でとめるタイプのネジのサイズ

上下でとめるタイプの蝶番ネジは決まった規格がなくメーカーによってサイズがバラバラです。

ネジがキャップのてっぺんに当たった状態がゆるみにくいので、購入店で専用のネジを交換してもらうのがベストです。

下からとめているネジは、ひとたび緩んでしまうと重力によってゆるみが加速し、知らないうちにネジが抜け落ちるリスクがあります。

飾りをとめるネジのサイズ

飾り止めネジ

飾りをとめるネジの太さは1.4mmのことが多いです。フレームによってネジの長さがちがいます。

飾りとめネジはフレームの内側からとめているので、長さが合っていないとネジ頭が飛び出し、ネジ頭が顔に当たってしまいます。

購入店で専用ネジを交換してもらいましょう。

ネットで購入できるオススメのメガネのネジ

メガネ屋さんでネジを交換してもらうのがベストですが、時間がなくてメガネ屋さんに行けない場合、ネットでネジを購入することができます。

便利ではありますが、メガネのネジをネットで購入することにはリスクがあります。

ネジのサイズが合わない可能性がありますし、ネジの品質が悪いと、フレームが壊れることも。

安い中国製のネジは精度が低く(1本1本微妙に太さがちがう)、商品に記載された寸法より太いネジが混入していることも多々あります。

太いネジを締めると、フレーム側のネジ穴がつぶれてしまいます。

また、ネジが柔らかい場合、ネジを締めているときドライバーが滑って刃先がレンズやフレームにぶつかり、メガネを傷つけてしまうことも。

柔らかいネジはネジ山がすぐにつぶれてしまいます。ネジ山がつぶれると自分ではどうすることもできないので、修理に出さないといけません。通常、ネジ抜きの修理は3,000円以上かかります。

ここでは、ネットで購入できるオススメのネジをご紹介します。

サイズがわからない場合

ネットでメガネのネジを購入するにしても、手元のメガネに合うかどうか不安ですよね。

そんなときは、いろんなネジが詰め合わせになった商品がオススメです。

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八幡ねじ(Yahataneji)
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八幡ねじについては次の記事でくわしく紹介しています。

パタツキや緩みを防止したい場合

値段は高いですが、メガネ工具の商社「サンニシムラ」のネジがオススメです。

ネジに巻かれた樹脂がネジの回転をおさえて、ゆるみを防止します。

テンプル(つる)がパタパタするときに樹脂ネジに交換するとパタツキが改善します。

サンニシムラ製 RedNレッドネジ(丁番に最適)メガネ用ネジ

【まとめ】ネジの太さと長さについて

今回はメガネのネジのサイズについて解説しました。

メガネのネジの太さは1.0mm、1.2mm、1.4mmがほとんどです。

またネジが使われる場所によって太さが決まっています。

  • 鼻パットを止めるネジ・・1.0mmか1.2mm
  • 蝶番(ちょうつがい)のネジ・・1.4mm
  • レンズをとめるネジ・・1.4mm

フレームのデザインによって、ネジの長さは変わります。

たとえば蝶番のネジの場合、メタルフレームは短く、プラスチックフレームは長くなります。

ネジの長さはピッタリでないといけません。

  • ネジが短すぎると、ゆるみやすい
  • ネジが長いと、飛び出してしまい危険

メガネのネジをネットで購入する際は、サイズが合わずに使いないだけでなく、フレームを傷つけるリスクがあるので、注意が必要です。

メガネのネジを交換したいときは、メガネ屋さんに行くことをオススメします。

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