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メガネ屋のバイトはキツい?メガネ屋の仕事は難しい?

  • メガネ屋の仕事って難しそう…。学生アルバイトでもできるの?
  • 仕事内容は?バイトはしんどい?
  • メガネ屋さんの仕事のやりがいは?

最近は格安店も多くなり、ショッピングセンターの店舗でも賑わいを見せているメガネ屋さん。

求人でもたくさんのメガネ屋さんの案件を目にします。

メガネ屋さんで働いた経験がある人は、アパレルバイトやカフェバイトの経験者より圧倒的に少ないので、バイト経験談を聞ける機会はそれほど多くありません。

この記事では、メガネ屋さんの仕事内容や仕事のやりがいについて解説します。

結論としては、メガネ屋の仕事は専門性の高い知識や技術が必要なため、簡単ではありません。短期や学生アルバイトで考えている方にはちょっと難しいと思います。クレームなどのリスクが高く、覚えることの多いメガネ屋さんの仕事。その分お客様に与えられる喜びもも大きくなります。

目次

メガネ屋さんの仕事は難しい?

メガネ屋さんの仕事をざっくり分類すると次の3つです。

  • 接客・販売
  • 検眼(眼の度数を測定し決定)
  • 加工・調整(メガネを作ったり掛け具合いの調整)

接客・販売はイメージしやすいですよね。

検眼や加工・調整は、機械の進歩で以前よりかなり簡単になりました。しかし、それでもある程度の専門的な知識や技術は必要です。

それぞれ具体的な仕事内容や、難しいところ・注意点などを解説します。

接客の仕事内容

接客の仕事内容はフレーム選びや受付などがメイン。アパレルの接客と基本的には同じです。

  • どんなフレームを探しているのか?
  • どんなときに使うメガネなのか?
  • 似合うメガネは?

こういったお客さんの要望を聞きだして提案します。

ただ、アパレルとの違いは「お客様に予備知識がほとんどない」こと

はじめてメガネを掛けるお客さんはフレームの選び方がまったくわからない場合がほとんどです。男性用・女性用の区別もつかないお客さんもおられます。

店舗のスタッフはプロとしてのアドバイスを求められます。フレームの素材やサイズ感、ファッションなどある程度の知識は必須です。

接客の仕事の難しい点

メガネ屋さんの接客が難しい点は、幅広い年齢層のお客さんに応対する必要があることです。

店舗のスタイルにもよりますが、メガネ店は幅広い年齢層のお客さんが来店されます。若者向けのJINSやZoffにも60代以上のお客さんが来られます

中高生だけでメガネを買いに来るパターンもありますが、メガネは目の健康に関わることですし、価格が高いため、親と一緒に買い物をすることも多いです。

なので、大人の方に対する接客がきっちりできる必要があります

言葉づかいや態度、見た目の清潔感はアパレルの販売員以上に求められます。

検眼とレンズの提案の仕事内容

検眼とは、文字通りお客さんの視力を測定し、近視や乱視などの眼の状態を検査することです。

測定した眼のデータをもとに新しいメガネのレンズ度数を決定します。

今までのメガネの履歴、使用環境や用途などを考慮したうえで、何種類もあるレンズから最適なものを提案します。

検眼とレンズの提案の仕事の難しい点

検眼は、メガネ屋の仕事の中でいちばん難しく感じるところです。眼の構造や見える仕組み、簡単な眼の病気なども知っておく必要があります

「眼科学」「光学」などの知識も必要になり、専門性の高い領域です。

実際の業務では医療行為はできないため、眼の病気が疑われるお客さんにはそれとなく眼科を受診されることをオススメします。

レンズ発注・レンズ加工・枠入れの仕事内容

販売したレンズが店舗に在庫があれば、加工機で削り、フレームに入れてメガネを完成させます

在庫がない場合、レンズメーカーにオンラインで注文して取り寄せます。

レンズ発注・レンズ加工・枠入れの仕事の難しい点

レンズ発注は通常オンラインでおこなうため、操作ミスしないように注意が必要です。

レンズの度数はもちろん、+と-の符号や乱視の方向や左右など、うっかり間違いやすいポイントはいろいろ。

そのため何回かチェックする必要があるので、正直ちょっとめんどくさいです。

とくに眼科が発行する処方箋でのメガネ作成は厳密に作るので、より慎重さが求められます。

レンズの加工も基本的には機械でおこないます。最近の加工機は性能もよく、操作を覚えればレンズ加工自体はそれほどむずかしくはありません

簡単にはなりましたが、レンズの左右や向きなど、うっかり間違えないように注意が必要です。

レンズを削ったら、最後はレンズをフレームに合わせる「枠入れ作業」です。とにかくフレーム・レンズともにキズを入れないように細心の注意が必要です。

フレームとレンズの組み合わせによっては手作業でレンズを削り微調整するため、技術の習得が必要な面もあります。

フィッティンングの仕事内容

お客さんの顔に合わせてメガネのかけ具合を調整するのがフィッティング。専用の工具でフレームを曲げたり広げたりして調整し、お客さんの顔に合わせます。

フィッティングがうまくできていないと耳や鼻のあたりが痛くなり、かけ心地の悪いメガネになります。

ズレたメガネはレンズの中心の位置もズレるため、掛け具合だけでなく、見え具合いも悪くなります

フィッティングはとても重要な作業です。

フィッティンングの仕事の難しい点

工具の使い方やフレームの曲げどころなど、専門的な技術はかなり練習と経験が必要です

メガネがズレていると掛け具合い・見え具合いが悪くなり、ひどい場合は健康被害を訴えられるお客さんもおられます。

工具を正しく使わないと、メガネにキズが入ったりフレームを折ってしまうことがあります。

フィッティングの出来次第でクレームになることも多く、技術や知識の習得に時間がかかる点が難しいところです。

メガネ屋のバイトがキツい理由

結論から言うと、メガネ屋さんでアルバイトするのはかなりキツいです。

とくに学生アルバイトは期間も短く、仕事を覚えるだけでもたいへんです。

ここではメガネ屋さんの学生のアルバイトがキツい理由をくわしく解説します。

覚えることが多い

先の章でお伝えしたとおり、メガネ屋さんは覚えることがたくさんあります。

一通りできるようになるまでにかなりの時間が必要です。学生アルバイトでは就労時間もかぎられており、一人前になるには時間があまりにも短すぎます。

メガネやメガネ業界に興味がある人以外は、相当キツいと言わざるを得ません。

学生バイトを募集している格安店は超忙しい

学生アルバイトを募集しているお店はJINSやZoffなどの格安店。

格安店は来店されるお客さんが多く、つねに人手不足です。

格安店での業務内容は、おもに店内の整理整頓や清掃・商品の補充など、比較的かんたんなものなので、覚えることも少なめ。

しかし社員も超多忙なため、接客しなければいけない場面も多々あります。

かんたんな接客マニュアルは用意されていますが、知識も経験もなく多くのお客さんを接客するのはかなりキツいでしょう。

ミスしたらクレームになり、ストレス

どんな仕事でもそうですが、お客さんのご要望にお応えできなかったりミスをすればクレームになります。

メガネフレームは、同じ商品やパーツの手配がむずかしいものも多く、キズを入れたり破損した場合など、取り返しがつかないことも。

客商売はコミュニケーション力も問われるため、学生アルバイトの方にはいろいな面でかなりのストレスを感じるかもしれません。

光学知識なく、検眼するのは不安 

学生アルバイトが検眼を任されることはあまりないと思いますが、かんたんな視力測定をする場面はあるかもしれません。

マニュアルはありますが、レンズ度数の決定には大きな責任が発生します。

たとえマニュアル通りに検眼しても、本当に合っているのか不安もぬぐえません。そういった意味では学生アルバイトで検眼ができるのは、医学部の学生さんくらいかもしれません。

ハッキリ言って、学生アルバイトに検眼をさせるお店で働くことはオススメしません。

メガネ屋の仕事のやりがい

覚えることも多く、専門的な技術の習得にも時間がかかるメガネ屋さんの仕事ですが、どんなところにやりがいがあるのでしょうか?

ここでは「見え方」と「ファッション」の2つの面で具体的な事例をもとに紹介します。

「見えにくさ」の悩みを解決できる

そもそもメガネは見えにくさを解決するもの。いろいろなお客さんの「見えにくい」を解決することができます。

  • 「黒板の字が見えるようになった!」
  • 「無事に運転免許の更新ができた!」
  • 「新聞や本がラクに読めるようになった!」
  • 「長時間のパソコン作業でも疲れにくくなった!」

このようなお客さんの声を聴くとその人の生活を豊かにした実感がわき、とてもやりがいを感じます

また、多くはないですが、お客さんの眼の病気に気づくこともあります。

もちろん医療行為はできないので、それとなく眼科で受診されることをおすすめし、結果的に大事に至らなくてたいへん感謝されたこともありました。

メガネ屋は専門性の高い仕事です。しっかり仕事をすればお客さんから厚い信頼を得られることがやりがいになります。

イメチェンの実現やコンプレックスを解消できる

今やメガネはファッションアイテム。かわいく見せたりカッコよく見せたり、変身願望をかなえるものでもあります。

  • 「小顔に見せたい!」
  • 「かしこく見られたい!」
  • 「大人っぽくなりたい!」
  • 「他人とちがうオシャレがしたい!」

こういった願望をプロ目線のアドバイスでかなえてあげられます

また、度数の強いお客さんはメガネに対してネガティブなイメージを持っていることがあります。

  • 「レンズが分厚くて牛乳ビンの底みたい…。」
  • 「眼が小さく見えてカッコ悪い…。」
  • 「いつも同じようなフレームしか選べない…。」

これらはレンズの知識やフレームとの組み合わせ、削り方の工夫など技術や経験である程度解消することができます

できあがったメガネでオシャレを楽しんでもらえると、とてもやりがいを感じます。

まとめ

今回は、メガネ屋さんの仕事内容や難しい点、やりがいなどについて解説してきました。

メガネ屋さんの仕事は覚えることがたくさんあります。たいへんですが、お客さんの悩みを解決できたときは、大きなやりがいを感じられるお仕事です。

長期間はたらける方には、ぜひともメガネ屋さんの仕事に挑戦していただきたいです。

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