- グラスコードを使うメリットが知りたい
- グラスコードはダサい?
- グラスコードを選ぶときのポイントは?
- おしゃれなグラスコードが知りたい
メガネやサングラスなどのアイウェアを首から下げるために使うアイテムのことをメガネストラップやグラスコード、またはメガネチェーンといいます。
メガネストラップの両端の輪っかをメガネのツルの部分に通して固定し、ネックレスのように首にかけて使います。
メガネストラップはとても便利ですし、ファッションに敏感な人の間ではオシャレアイテムとして認知されています。
しかし、どうしてもミドルシニア(中高年)世代の方が使うものというイメージがあり、「ダサいのでは?」または「使いどころが難しそう…」と思う方がいるのも事実です。
そこで今回は、「メガネストラップ(グラスコード)がダサい」と思われている理由を解説したうえで、メガネストラップの選び方やオシャレなメガネストラップを7つご紹介します。
メガネストラップ(グラスコード)の役割
まず、メガネストラップの役割について解説します。
メガネストラップには次の3つの役割があります。
- 落下防止
- 置き忘れ防止
- 収納スペースがなくても安心
落下防止
「メガネの落下を防ぐこと」がメガネストラップのいちばんの役割になります。
リーディンググラスやサングラスなど常にかけないものはポケットの中に入れたり、頭に乗せたりする場面があります。
かがんだりしたときに落ちて破損する恐れがありますが、メガネストラップを利用することで、メガネの落下を防ぐことができます。
置き忘れ防止
着け外しするメガネの場合、使わないときはいったんどこかに置くことがあります。
机の上などにメガネを置いて、そのまま置き忘れてしまった・・・そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
メガネストラップをつけておけば、メガネをつねに身に着けている状態になるので、置き忘れを防ぐことができます。
収納・持ち運びに便利
まわりに置く場所がなかったり、ポケットがない服装の場合、外したメガネの収納に困ることがあります。
実際に次のような人がメガネストラップを活用しています。
- スーパーのレジの店員さん
- バックヤードと店内を行き来するアパレル店員さん
- 自分のデスクから離れることが多いor社内移動が多い会社員
メガネを首からぶら下げることで、「手がふさがらず、収納・持ち運びに便利」というメリットが得られます。
「メガネストラップ(グラスコード)がダサい」と思われている理由
メガネストラップを使ってみたいけど、ダサいイメージがあるので敬遠しているという人は多いのではないでしょうか。
たしかにダサいイメージはありますが、洋服のイメージやご自身の雰囲気に合わせることで、とてもオシャレになるアイテムです。
ここでは、「メガネストラップがダサい」と思われている理由を解説します。
ダサいと思われている理由は、メガネストラップに次のようなイメージがあるためです。
- マダムっぽいイメージ
- ゴチャゴチャした個性的な雰囲気
- チャラチャラした雰囲気
マダムっぽいイメージ
もともとメガネストラップは老眼鏡に使うものでした。
老眼鏡を使用する人はミドルシニア世代。とくにメガネストラップを使うのは女性でした。
ストラップ部分にビーズや宝石を使用したデザインが多かったため、メガネストラップには「マダムっぽさ」や「ミドルシニア世代が使うもの」というイメージが今でも残っています。
ビーズを使用したタイプの中には、ストラップが切れたときにビーズがバラバラになるものがあるので、使用する場所やタイミングに注意が必要です。
ゴチャゴチャした雰囲気
メガネストラップは難易度が高いアイテムです。
普段からアクセサリー(とくにネックレスやピアス)を身に着ける方の場合、メガネストラップを追加すると首周りがゴチャゴチャしてしまうことがあります。
メガネを外したとき、メガネは胸の前にきます。服とメガネの色が合わない場合、チグハグな印象になることも。
実際にメガネストラップを着用している人を街で見かけることは少ない気がします。一方、アパレルの店員さんがメガネストラップを使っているのをよく見かけます。
チャラチャラした雰囲気
男性がメガネストラップを身に着けるのはハードルが高いかもしれません。
メガネストラップには、「ネックレスのようなアクセサリー的な要素」があるので、メガネストラップをつけた男性に対して次のような印象を抱いてしまいます。
- チャラチャラした軽い印象
- カッコつけている感じ
- 女性的な印象
メガネストラップはダサい?|アンケート結果|
メガディアでは、「メガネストラップはダサいのか、ダサくないのか」についてアンケートを実施しました。
メガネストラップに関するリアルな声を公開します。
読者様からの口コミを踏まえた結果は次のようになります。
ダサくない
最近は、オシャレな柄やカラーのものが出ているので、ファッションアイテムのひとつだと認識しています。
ダサい
自分の母くらいか、それ以上の年齢の方がつけていることが多いので、少しダサく感じてしまいます。特に顔の両サイドから首の後ろに向かって垂れ下がる紐がどんな色でも結構目立つので、服などに自然に合わせることが難しく感じます。
ダサい
ストラップが必要だと感じたのは活動的でなくなってきた、この2,3年のことです。動き回るときはストラップは邪魔です。本を読むとき、物を書いたりするときなど、静かに座っている時に重宝します。
ダサい
老眼鏡など外すことが多くあるメガネを無くさないために、よく年配の方が付けているイメージがあります。
ダサくない
メガネストラップという呼び方は少しダサい気がします。グラスコードなどとも呼ばれており、ゴージャスな女性やアーティスティックな男性が使っているイメージがあります。
あなたの意見を聞かせてください
\アンケート実施中/
メガネストラップがダサくならないためのポイント
メガネストラップがダサくならないためのポイントは次の3つ。
- チェーンをつけているときは、落ち着いた行動を心がける
- シンプルな柄・細身のチェーンを選ぶ
- 服装やTPOに合わせる
チェーンをつけているときは、落ち着いた行動を心がける。(60代女性)
飛び跳ねたり、走り回ったりするときは、メガネストラップは不向きです。チェーンが絡まったり、首が締まったりして、大変なことになる可能性があります。
静かに何かを考察するときだとか、物思いにふけるだとか、落ち着きの感じられる場面に最適です。
シンプルな柄・細身のチェーンを選ぶ
メガネストラップ自体が個性をアピールするおしゃれアイテムです。
シンプルで細身のものを選んでも注目されます。光が反射する素材やビーズ素材、派手なカラーや柄を避けたほうが無難だと思います。
服装やTPOに合わせる
スポーツでは汗に強いナイロン系のタイプ、ビジネスでは金属タイプなど、TPOに合わせること。水辺で金属のチェーンはチグハグな印象を受けてしまいます。
海や川、プールなどのシーンにピッタリの水に浮くメガネストラップもありますよ。
アウトドアシーンやカジュアルな服装に合う革素材のタイプもありますが、基本的にメガネストラップはドレスアイテムです。
そのため、スタイリッシュやエレガント系、和服に合わせるとオシャレだと思います。ダル着にメガネストラップは合わない気がします。
メガネストラップの選び方
メガネストラップはたくさんの種類があり、どれを選んだらいいのか迷ってしまいます。
メガネストラップを選ぶときのポイントは3つあります。
- 長さ
- 素材
- デザイン
長さ
メガネストラップの長さは70〜80cmくらいが一般的です。短いものだと65cmくらいのものもあります。
掛け外しがスムーズで、邪魔にならない長さであることが重要です。
イメージとしては胸元に来るくらいがちょうど良いと思います。自分の体に当てて確認してから購入するのがベストです。
長さが合わないものを選ぶと使い勝手が悪くなります。
- 座ったとき机にぶつけてしまう
- 下を向いたときやかがんだとき邪魔になる
- 突起物に引っかけてしまう
- ストラップの綺麗なカーブが作れない
- メガネの着け外しがしにくい
チェーンが長すぎると、ダランとした感じになります。綺麗なカーブを出しつつ、やや短めにするとスッキリした印象になります。
素材
メガネストラップにはさまざまな素材のものがあります。
おもに次の4つの素材がよく使われています。
- 金属
- 革
- 布
- シリコン
それぞれの素材の特徴を解説します。
金属
金属のメガネストラップはアクセサリー感が強くなります。
モチーフなどの装飾が少ないシンプルなタイプは使いやすいと思います。
下の画像のようなシンプルで細いチェーンが若い世代に人気です。
金属のメガネストラップはキレイめのファッションと合わせるとまとまると思います。職場で使うときにもオススメです。
金属製のデメリットしとて、汗や雨に弱く、錆びて黒ずんでしまうことが挙げられます。
値段は高いですが、チタン製のものが劣化しにくく、アレルギーを引き起こしにくいです。
革
革はラフでワイルドなイメージがあり、男性の方が使いやすい素材です。
カジュアルな服装やアウトドアコーデに最適です。
レザーのメガネストラップはピンキリで、高いものは1万円以上します。
2,000円くらいで購入した本革のチェーンは良くありませんでした。
革がピンピンしていて着脱しにくく、曲げた状態でパッケージに入っていたのですが、曲げのクセが直りません。
布
布製のメガネストラップは値段が安いので、はじめてのメガネストラップにオススメです。
軽いので、メガネが重くならないのが最大のメリットです。2グラム程度のものもあります。
デメリットとして耐久性の低さが挙げられます。布部分が毛羽立ってきたり濡れてしまうと色が移ったりします。
シリコン
シリコンは軽くて肌アタリが柔らかいというメリットがあります。また、差し込み穴がいくつか用意されていることが多く、いろんなタイプのフレームに対応できるのも嬉しいポイントです。
デメリットとして劣化しやすい点が挙げられます。
劣化すると、変色してきたり、ベタベタしてきたりするので、劣化を防止するために日頃の手入れが必要です。皮脂や汗などの汚れをこまめに拭きとりましょう。
オシャレなメガネストラップ7選
最近はいろいろなデザインや素材のグラスコードが増えてきたので、メガネや洋服に合わせやすくなりました。
ここでは、オシャレなメガネストラップを7つご紹介します。
DIFFUSER
最初にご紹介するのは、2012年にスタートした東京発のアイウェアアクセサリーブランド「DIFFUSER(ディフーザー)」。
カジュアルからドレスまでさまざまなデザインのメガネストラップが用意されています。
とても人気があり、全国のメガネ屋さんで取り扱われています。
海外でも評価が高く、21か国に展開しています。
以前はメガネストラップを製造しているのはメガネ業界の会社がほとんどでした。ディフューザーなどが参入したことで、メガネストラップのデザインが一気にオシャレになりました。
Hender Scheme
次にご紹介するのはHender Scheme(エンダースキーマ)というレザーブランド。
シンプルでありながらもエレガントさが漂う逸品です。カジュアルなコーデに合いそうですね。
5,000円ほどする高級メガネストラップです。プレゼントとしても喜ばれると思います。
AMAZON
Amazonで人気のメガネストラップを2つご紹介します。
ひとつめは、「SEIYA INTERNATIONAL」の繊細なつくりの1本。派手になりすぎず、首元に程よい品をプラスできます。
これまでの金属タイプのメガネストラップは、太めのチェーンが主流でした。最近は、シンプルなデザインの細いチェーンが人気です。
続いてふたつめは、「ループ」のお花のモチーフが可愛らしい1本。スワロフスキービーズと淡水パールが使用されていて、高級感があります。
飾りがホワイトなので、爽やかで清潔感がありますね。チェーンは普通の太さなので、存在感があります。
OAKLEY
大人気のサングラスブランド「オークリー」のメガネストラップは細いので目立ちにくいです。
オークリー以外のほかのブランドのメガネやサングラスにも取りつけることができます。
SとLの2つのサイズがあり、SとLの長さは同じですが、取り付け部分の穴の大きさのちがいます。
CHUMS
アウトドアファッションブランドとして人気のCHUMS。メガネストラップがCHUMSの起源なのだそうです。
ナイロン製のため速乾性が高く、アウトドアに最適です。
ストラップの長さを変えられるので、短く調整して頭にフィットさせられます。メガネを固定できるので、スポーツのときに便利です。
水に浮くメガネストラップもあります。水の中にメガネを落としても安心ですね。
SWANS
SWANSは日本発のスポーツサングラスブランド。愛用しているアスリートも多く、品質の高さに定評があります。
メガネのテンプル(耳に掛ける部分)を通す輪っかが小さいので、テンプルが太いスポーツ用フレームには取り付けられないかもしれません。
SWANSのメガネストラップは丈夫な組みひもタイプ細身なのでスッキリした印象になっています。
伊賀くみひも専門店(Amazon)
伊賀くみひも専門店のメガネストラップは素材が絹なので、軽くて肌触りが滑らかです。
ご年配の方に喜ばれると思います。
ただ、洗えないというデメリットがあります。
まとめ
今回は、メガネストラップがダサいと思われている理由を解説し、メガネのストラップの選び方とオシャレなメガネストラップをご紹介しました。
ファッションに対する感性は人それぞれでなので、メガネストラップはダサいと思っている人もいます。他人の意見に振り回されず、自分自身が気に入るスタイルを選ぶのが一番です。
メガネストラップはいろんな種類があるので、立ち寄ったお店で見かけることがあれば、ぜひ一度手に取ってみてください。
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