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老眼鏡をかけっぱなしにしてもいい?ずっと掛けていられる老眼鏡をご紹介

老眼鏡をかけたりはずしたりするのは面倒ですよね。

また、老眼鏡の置き場所を忘れてしまったり、なくしたと思っていたらおでこの上だったり・・・。

そのへんに置くのが面倒で無理やりズラしてかけて、鼻メガネするとフレームが変形してしまうことも。

目の悪くない人でさえ煩わしい行為なのに、近視の人で老眼だと、かけたりはずしたりではなく、近視用と老眼用をかけかえるのです。

メガネの二本持ちは面倒ですよね。

そんな心当たりのある方に、普段の生活で一日中かけていられる素敵なメガネをご紹介します。

目次

老眼鏡をかけっぱなしにしてもいい?

結論からいえば、老眼鏡はかけっぱなしにはできません。

最近の生活では年配者でも、スマホやパソコンのモニターを長時間見るのは当たり前となりました。

老眼の方にとって老眼鏡は必需品ですよね。

しかし、老眼鏡をかけたまま顔を上げてテレビを見るとピントが合わずにボヤけます。

なぜかというと一般的には、老眼鏡は定められた範囲の近距離が見やすい度数でつくられているからです。

ざっくり言えば30㎝〜60㎝、お客様によっては25㎝とか見たい距離を指定して度数を決めます。

つまり1メートルや2メートルといった部屋の隅はピントが合わずボヤけるのです。

ましてや、立ち上がった視点では階段もボヤけて危険です。

ずっと掛けていられる老眼鏡をご紹介

老眼鏡の掛け外しは面倒です。

また、老眼鏡をかけたりはずしたりするのは、年寄り臭い感じがします。

ずっと掛けていられるメガネを3つご紹介します。

  • 遠近両用メガネ
  • 跳ね上げ式メガネ
  • 首掛けメガネ

遠近両用メガネ

遠近両用メガネとは文字通り、遠くと近くが見えるメガネのこと。

遠近両用レンズには大きく分けて次の2つがあります。

  • 二重焦点レンズ
  • 累進レンズ

二重焦点レンズ

市場に出回り始めた頃の遠近両用レンズは、二重焦点のレンズ。

レンズの下のほうに小玉を設置してそこを老眼の度数とするもの。

メインのレンズと小玉のレンズの境界線がちょうど階段の段差のラインと重なってしまうというデメリットがあります。

遠用部・近用部の範囲が明確というメリットは大きく、近用部の作業が多い専門職の方に現在でも一定数の需要があります。

累進レンズ

最近の主流はなんといっても、遠用部・近用部の境目がない累進設計のレンズです。

デメリットは境目を無くしたことによる歪みの発生です。

1970年代後半に開発された累進レンズは、試験レンズを仮枠でお客様に体験していただくと「こんなレンズで歩けるかよ」というのが普通の感想でした。なかには、そのわずか数分のお試しで気分が悪くなってしまう方もいたようです。

さらに、きれいに見える視野がせまい。技術の進歩でかなり改善されたとはいえ、正直にいえば歪みがないのは正面だけといえるでしょう。

メリットは視野の中に邪魔な線が見えないこと。

遠用部から近用部へ段階的に度数が変化するため、中間部でもピントが合う部分があります。

技術の進歩は目覚ましく、ここ数年で、初めての遠近両用メガネにほとんど違和感を感じないというお客様が増えてきました。また、多様な設計の中から、目的に応じた遠近両用レンズをえらべます。

たとえば自動車運転メインに事務仕事は少々とか、事務メインで運転は通勤だけとか、要望に応じてレンズを提案することが可能となりました。

普段メガネが必要ない人も、遠くを見る部分に度数が入っていない遠近両用レンズをえらべます。

SUNREADING公式サイトよりスクショ

視力が正常な人の場合、SUNREADINGのような老眼鏡はずっと掛けていられますね。

SUNREADINGはサングラス的なファッションと機能性を取り入れたリーディンググラス。PLAZAや書店などで取り扱われています。

今後は百貨店にも並ぶ予定の人気急上昇中のリーディンググラスです。

次の記事では、遠近両用メガネはどこがいいかについてくわしく解説しています。

中近レンズ・近々レンズ

冒頭、老眼鏡を掛けたままだと部屋のすみが見えないとお話しました。

外出するほどの視力が必要でないのであれば、中近レンズや近々レンズもオススメです。

どちらも遠近の累進レンズから歪みを極力減らした設計となります。

サポートレンズ

サポートレンズとは近くがラクに見えるレンズのこと。

各レンズメーカーやメガネ屋さんによって呼び名はまちまちで、「アシストレンズ」「サポートレンズ」「アイリラックス」などと呼ばれています。

メリットは遠近両用レンズとちがい、見え方の違和感が少ないこと。

年齢にかかわらず常用でき、慣れるまでの期間が短いです。

老眼が進行した時に、サポートレンズの経験があれば遠近両用レンズへスムーズに移行できます。

ただ、50代後半以降の老眼はさすがに近距離の調整を補うには力不足を否めません。

サポートレンズは受験生・歯科医師・美容師さん、老眼初期の人から評判のいいレンズです。

跳ね上げ老眼鏡(メガネ)

跳ね上げメガネはレンズ部分を跳ね上げられる構造になっています。

目の状態によって使い方は変わりますが、ずっと掛けて使うことができます。

2つの使い方をご紹介します。

近視で老眼の人

跳ね上げメガネに遠くが見える度数を入れます。

メガネを掛けた状態で遠くはよく見えますが、老眼のため近くが見えにくくなります。

近視の人はメガネをはずしてしまえば近くが見やすくなるので、

  • 近くを見るときにレンズを跳ね上げる
  • 遠くを見るときにレンズを降ろす

という使い方ができます。

つまり近くを見るときは裸眼、遠くを見るときはレンズ越し。

視力が正常な人

跳ね上げメガネに近くが見える度数を入れます。

遠くは裸眼で見えるので、

  • 近くを見るときにレンズを降ろす
  • 遠くを見るときにレンズを跳ね上げる

という使い方ができます。

視力が正常な人の場合、遠くを見るときに老眼レンズを跳ね上げて素通しにして、近くを見るときは老眼のレンズを降ろします。

跳ね上げ老眼鏡のメリットとデメリットは次のようになります。

メリット
デメリット
  • 掛けはずしの手間がない
  • 遠近両用に比べて違和感がない
  • 上げ下げの手間がかかる
  • 壊れやすい

首掛け老眼鏡

首掛け型は出来合いの老眼鏡に多いタイプ。

既製品のため、右目左目に合わせた度数にはできませんが、とても便利です。

火野正平さんがこころ旅で着用したことで大ヒットしたクリックリーダーが有名ですね。

マグネットタイプは磁力で鼻側もしくは首の裏側で一体化させます。

ほかにも、下の画像のRakurakist(ラクラキスト)のようにテンプル(つる)が長いタイプもあります。

首掛け老眼鏡のメリットは使うときにサッと掛け、使い終わったらサッとはずして首からブラさげられること。

持ち運びの手間がなく置き忘れの心配もありません。

まとめ

今回は、老眼鏡をかけっぱなしにしてもいいのかについて解説し、かけっぱなしで使える老眼鏡をご紹介しました。

「老眼鏡の掛け外しは面倒」という声をよく耳にします。

老眼鏡は近くを見るためのメガネなので、一日中かけていられるものではありません。

この記事でご紹介した、かけっぱなしにできる老眼鏡は次の3つ。

  • 遠近両用メガネ
  • 跳ね上げ老眼鏡
  • 首掛け老眼鏡

老眼鏡がわずらわしいと感じている人は一度試してみてはいかがでしょうか。

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