BJ CLASSIC COLLECTION(以下BJクラシック)と言えば、アメリカンクラシックスタイルのデザインとメガネ産地である福井県鯖江市の職人の手作業が融合した高品質なメガネブランドです。
映画やドラマ、雑誌の衣装にも採用されていて、たびたび話題にあがることがあります。
テレビなどで芸能人がBJクラシックを掛けているのを見て、かっこいいなと思います。
みなさんはBJクラシックにどんなイメージをお持ちですか?
と言うのも、Googleで「BJクラシック」と検索すると、「ダサい」というサジェストキーワードが浮上してきます。買おうと思って検索したのに、こんなキーワードが出てきたら少し不安ですよね。
そこで今回は、ダサいと感じている人の意見を紹介しつつ、BJクラシックの魅力をお伝えしていきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
BJクラシックがダサいという意見をご紹介
まず、BJクラシックに対するネガティブな意見をかんたんにご紹介します。
- アメリカンクラシックは日本人がつけるには難しそう
- 古臭さ、野暮ったさがいい。あえてダサいナードな感じが良い
- 他のブランドと比べると安い
- ブランドメガネにしてはデザインがシンプルすぎる
わたしの周りの人に聞くと、主にこのような意見がありました。
いい意味でダサいと表現している人もいて、本当にダサいと思っている人はあまりいないようです。
とくにデザイン重視のブランドやハイブランドのフレームとくらべると、ほとんどのフレームが税込3万円代をキープしているBJクラシックはかなり安いです。
メガネにこだわりの強い人からすれば、価格的にも満足できず、定番なクラシックなデザインもさっぱりした感じがしてしまい、ダサいというよりイマイチな印象なのでしょう。
逆を言えば、これからブランドメガネを初めて買いたいという人には、お手頃なのにある程度の品質が担保されていて、ハズレのないクラシックデザインのBJクラシックはすごくおすすめです。
ここからはBJクラシックはダサいと思っている人の意見をくわしく紹介していきます。
人とかぶる
BJクラシックは値段がお手頃だからか掛けている人が多いというのも事実。
もちろん芸能人が愛用しているから、話題になってその分売れているというのもありますが、身近でも掛けている人が多いブランドの一つです。
多少はこだわったメガネを掛けているのに、他の人と被ってしまうのは嫌だという人も多いようです。
オリジナリティーがない
BJクラシックにはどこかで見たことがあるようなデザインが多く、オリジナリティーがないと考える人もいるようです。
BJクラシック自体が過去にあったデザインをテーマにしている以上、デザインにオリジナリティーがないのは仕方のないことです。
多くのブランドからクラシックデザインが発表されている今は、ブランドの選択肢も広がりBJクラシックでないといけないという決め手には欠けてしまうかもしれません。
海外で評価されていない
ある程度の品質があるBJですが、圧倒的な品質があるわけではないというのは痛手でしょう。
価格をおさえつつ最高品質を目指すのはむずかしいものです。デザイン性においても海外から一目置かれるブランドではない、という意見もあります。
ですが、BJが海外で評価されていない原因は他にあります。ズバリ海外での販路が断たれているからです。
それにはBJクラシックが使用しているプラスティック素材が影響しています。BJクラシックが使用している「セルロイド」を使用した製品は欧米などの多くの国々では販売が規制されています。
セルロイドの魅力は硬さと弾力性と艶。メガネに1番向いているといわれるプラスティック素材です。
現在主流のアセテートに比べ、型崩れしにくく、軽量でありますが、セルロイド最大の欠点は燃えやすいこと。適切な管理ができずセルロイド工場で事故が多発した海外では規制されることとなってしまったのです。
現在、BJクラシックの他にもセルロイドを扱うメガネブランドは日本に数社あります。適切な管理と確かな技術がある会社だからこそ扱える素材なのです。
BJクラシックはダサくない!ブランドの特徴を解説
個人的にBJクラシックはまったくダサくないと思います。
ここからはBJクラシックの歴史や魅力を紹介し、ブランドの魅力を深掘りして解説していきます。
歴史やコンセプト、創業者について
BJクラシックは、福井県鯖江市に拠点を置くブロスジャパンが手掛ける、スタートからちょうど20周年のアメリカンクラシックアイウエアブランドです。
流行に左右されることのない「普遍的な本物志向の眼鏡」をテーマに、ブロスジャパン専属の職人の手により、1本1本丹精込めて作られています。
単にクラシックアイウェアのディティールを忠実に再現するだけでなく、最新の技術を駆使し、現代の日本人の骨格に合う掛け心地の良いフレームを提案しており、多くの人々が掛けやすいと感じるブランドです。
BJクラシックを展開するブロスジャパンは、創業20年ちょっと。メガネの会社の中では比較的新しい企業と言えます。
当時のブロスジャパンは1833年創業の世界最古のメガネメーカーといわれるAmerican Optical社の日本総代理店となります。
代表の浜田氏の熱意によって、プロデューサーとしてAmerican Optical社の企画製造を任されることになり、クラシックアイウェアのデザイン、技術、精神を一挙に学び、BJクラシックのスタートへ活かしています。
また浜田氏はフォーブスジャパンの日本の100人のリーダーにも選ばれています。メガネだけでなく、経営者として一目置かれる存在なのです。
BJクラシックの魅力
時代とともに淘汰されてしまったクラシックデザインのメガネに再び光を当てるべく立ち上がり、蘇らせ、メガネのクラシックブームを牽引してきたBJクラシックコレクション。
ただの復刻版ではなく、日本人に合うようにカスタマイズされたメガネはクラシックでありながら、どこか新しさも感じます。
デザインもオシャレで、人気モデルはサイズ展開も豊富です。
お手頃な価格で非常に手に取りやすいのに安っぽさを感じさせないブランドです。
BJクラシックの人気モデル5選【人気ランキング】
これからBJクラシックを掛けたいと思うみなさんへ、人気モデル5選をランキング形式でご紹介していきます。
ぜひ、メガネ選びの参考にしてみてください。
【第1位】COM-510N NT:39,600円
BJクラシックで1番の売れ筋モデル。
これまでスクエアしか掛けたことがないけど、丸いメガネにチャレンジしたい!という方にはぴったりです。
BJクラシックの中でも最もカラー展開が豊富です。
派生モデルも多く、ひとまわり小さいCOM-510NT、大きめのCOM-510B NTなど同じデザインでサイズ違いがあるので、このCOM-510シリーズに絞ったとしても必ず似合うフレームが見つかります。
またテンプルは硬いチタンを叩いてなめして軽やかな掛け心地を実現しています。
メガネとして掛けるのはもちろん、カラーレンズを入れてサングラスで楽しむのもよし!な万能フレームです。
【第2位】PREM-114S NT 39,600円(税込)
メタルフレームでいちばん人気のモデルはPREM-114S NTです。
石原さとみさんや星野源さんなどが着用して話題になりました。男女ともに愛用できる絶妙なサイジングです。
フルチタンなので非常に軽量、掛け心地も抜群です。
クラシックフレームにありがちな彫金が施されておらず、シンプルなデザインなのでプライベートだけでなく、ビジネスシーンやオケージョンシーンにもおすすめです。
こちらもPREM-114シリーズでサイズ展開やツーブリッジ仕様など同じレンズシェイプで様々な雰囲気を楽しめるのが魅力です。
【第3位】COM-548 NT 39,600円(税込)
こちらも人気のコンビモデルです。
COM-510N NTと比較して少し角のあるボスリントンシェイプ。
丸すぎは苦手だけど、丸っこい四角ならイメチェンにもチャレンジしやすいですね。
少し大きめサイズなので別売りのフリップアップサングラス・H-COM548を装着しても違和感がありません。
【第4位】COM-545 NT 39,600円(税込)
やっぱり不動の人気を誇るスクエアシェイプ。
ビジネスシーンでも大活躍の高級感あるコンビネーションは、プラスティックの普通のスクエアメガネとは一味違う大人の余裕も感じます。
長年愛されているロングセラーですが、小泉孝太郎さんやMEGUMIさんのドラマ衣装による着用で令和に入ってからも話題となっています。
【第5位】JAZZ 41,800円(税込)
アメリカンクラシック黄金時代である50年代の多くのジャズマンたちに愛されたこのシェイプを完全再現したのがJAZZです。
先に述べたアメリカでのセルロイドの使用が禁止されたのは実は1955年です。ジャズマンたちが愛した黄金時代のモデルを同じセルロイド素材で復刻できたのはBJの技術力あってこそ。
浜田氏がこの仕事を始める原点となったモデルでもあり、 BJクラシックファンもジャズファンからも認められた至極の一本です。
BJクラシックはブランドメガネを初めて掛けてみたい人にオススメ
今回は、BJクラシックの評判や魅力について解説しました。
この記事を読んで、BJクラシックがダサいのではないかと心配していた方たちはそのイメージを払拭できたのではないでしょうか?
ブランドメガネを初めて掛けてみたい方には、価格・デザイン・掛け心地・品質のすべてにおいて自信を持ってオススメできるブランドです。