パソコンやスマホをよく使う人にとって、疲れ目を軽減するために取り入れたいのが「ブルーライトカットメガネ」。
Zoffではオプション料金無料でブルーライトカットレンズをつけることができます。
ただ、Zoffのブルーライトカットレンズは2種類あるため、どちらにしようか迷ってしまうことも。
- Zoff PC 33(ブルーライトカット33%)
- Zoff PC 50(ブルーライトカット50%)
今回はZoffのブルーライトカットレンズZoff PC33とZoff PC50のちがいをご紹介します。
Zoffのブルーライトカットレンズ33%と50%を比較
ZoffではブルーライトカットレンズZoff PC33とZoff PC50の2つ用意されています。
それぞれの特徴を次の3つの項目で比較していきます。
- カット率
- 色味
- 反射具合
カット率 | 色味 | 反射 | |
Zoff PC 33 | 約15% | クリア | 強い |
Zoff PC 50 | 約36% | 薄いブラウン | 強い |
カット率
33%と50%とはブルーライトカット率のことです。
Zoffのブルーライトカット率はBS規格で測った数値になります。
ほかのメガネ屋さんでも採用されている一般的なEN規格やJIS規格に直すと、カット率は次のようになります。
Zoff PC33 | Zoff PC50 | |
BS規格 | 33% | 50% |
EN規格 | 約15% | 約36% |
- Zoff PC33・・カット率約15%
- Zoff PC50・・カット率約36%
低いと感じるかもしれませんが、レンズの薄さを考慮するとカット率は高いほうだと思います。
どちらも薄いレンズなのに高カット率を実現している理由は、ブルーライトを反射するコーティングをしたうえでブルーライトを吸収する材料を練り込んだ複合型(反射型+吸収型)だからです。
レンズの色が濃いほど、カット率は高くなりますが、見えにくさを感じることがあるので、明るい視界をキープしつつブルーライトを効果的にカットしているZoffのレンズは優秀です。
色味
職場によっては色付きレンズがNGだったり、色が入ったレンズはどうしても目元の印象が暗くなりがちです。
また、濃いレンズは視界が暗くなったり、見え方が変わって違和感を感じることも。
その点、Zoff PC33とZoff PC50はどちらもレンズの色が薄いので、使い勝手は良いと思います。
どちらのレンズにもブルーライトを通さない特殊な添加剤がレンズの中に練り込まれているため、少しブラウンがかっています。
下の画像のように白い紙にのせるとブラウンが目立ちますが、着用すると肌の色と重なるため、周りの人からは色が入っていることは気づかれないレベルです。
Zoff PC50は、色がついているのが一目瞭然とまではいきませんが、周りから見て色が入っていると気づかれるレベル。
どちらのレンズも色が薄いので視界が暗くならないので、ブルーライトカットレンズがはじめての人でも違和感なく使えますよ。
反射
色の濃さのほかに青色光の反射の強さもブルーライトカットレンズをえらぶときの大事なポイント。
反射コーティングの仕様のちがいによって、反射具合はさまざま。
JINSのブルーライトカットレンズとくらべると、Zoff PC33とZoff PC50はどちらも青色光を強く反射していることがわかります。
Zoffのブルーライトカットレンズのような反射が強いタイプは、オンライン会議のときや写真を撮った時に青い反射が目立つことがあります。
ちなみにJINSのヘビーユースのブルーライトカット率は40%です。
Zoffのブルーライトカットレンズ33%と50%がオススメな人
先の章で述べた両レンズの特徴を踏まえて、Zoff PC33とZoff PC50がどんな人にオススメかをご紹介します。
- 裸眼に近い明るい視界をキープしたい人
- 表情が暗くなるのが嫌な人
- パソコンやスマホのライトユーザー
- 色眼鏡がNGな堅い職場でお勤めの人
- 色味が変わると困るデザイナー
- パソコンやモニターを長時間見る人
- 寝る前にスマホを使う人
- まぶしさを感じやすい人
Zoffの標準レンズのスペックについて
そもそもZoffの標準レンズのスペックはあまり高くないので、紫外線対策のためにも購入者全員ブルーライトカットレンズに変更したほうがいいと思います。
紫外線カット率 | 撥水コート | |
標準レンズ | 約94%(UV380) | なし |
Zoff PC33 | 99%(UV400) | あり |
Zoff PC50 | 99.9%(UV420) | あり |
標準レンズは紫外線カット率が低く、撥水コートもないため、汚れがつきやいです。
ただ、青く反射せず、無色透明のため視界が明るいというメリットがあります。
【まとめ】Zoff PC33とZoff PC50の比較
今回はZoffのブルーライトカットレンズについて解説しました。
Zoffはブルーライトカットレンズが無料なので、つけるかどうか迷ったら、Zoff PC33をつけたほうがいいと思います。
ブルーライトを気にしない人にとっても、Zoffの標準レンズのスペックを考慮して、より性能の高いブルーライトカットレンズをえらぶという選択肢もあります。
ただ、Zoffのブルーライトカットレンズのコーティングは反射が強いタイプです。
購入前に蛍光灯の光をどれくらい反射するかチェックしましょう。
ブルーライトカットレンズの種類はさまざまで、ショップによって特徴が異なるので、次の3つを意識して用途に合わせたブルーライトカットレンズをえらんでくださいね。
- カット率
- 色味
- 反射の強さ