今や視力のいい人もつかうファッションアイテムの伊達メガネ。
コーデの印象を強調するのに効果的ですね。
しかし、伊達メガネをコーデに取り入れる人が増えている一方、「伊達メガネが腹立つ」という声も少なからずあります。
ネガティブな意見はメガネの使い方をせばめるもので、個人的にはあまり共感できません。
この記事では、伊達メガネに対する否定的な意見をご紹介し、メリットや掛ける理由、そして伊達メガネがバレるかどうかについて解説していきます。
この記事を読んで、メガネの魅力を感じていただき伊達メガネでオシャレをたのしんでいただければ幸いです。
なぜ伊達メガネに腹が立つ人の意見をご紹介
なぜ伊達メガネを掛けている人に腹が立つのでしょうか?
伊達メガネは視力矯正などの実用性がないため、外見を気取っただけのものにとられがちです。
はやい話、「掛けなくてもいいものをわざわざ掛けている」と思われているわけです。
たしかにメガネは視力の悪い人が仕方なく掛けるものでした。つまり、メガネは「できれば掛けたくない」ものだったんですね。
ところが、今やメガネはファッションアイテムとして認められる存在に。
メガネを掛けている人を見ると「オシャレになったなぁ」とポジティブにとらえられています。
しかし、なぜか伊達メガネを掛けると「見た目だけ気にしている」と思われてしまう…。
オシャレで掛けているのはわかっているけど、必要性がないものとも思われているのでしょう。
また、そもそもメガネ自体にネガティブな印象を持っている人もまだまだ一定数いるようです。
ここからは、伊達メガネに腹が立つ人の意見をご紹介していきます。
- 芸能人気取りに見える
- フォーマルなシーンでは不適切
- 目が悪い人への配慮が足りない
- ナルシストっぽく見える
- メガネが好きな人のセンスが嫌い
- 安っぽく見える
芸能人気取りに見える
よく芸能人が変装目的などでメガネをかけていますよね。
サングラスだと余計に目立つため、メガネを掛ける人が多い印象です。
最近ではSNSにプライベートな写真をアップしている芸能人もいるので、そのファッションを参考にしている人も多いのではないでしょうか。
服や小物などと同じように、好きな芸能人と同じメガネを掛けてみたい、という気持ちはわかります。
やりすぎな感じがあるのはマイナスイメージの元です。
フォーマルなシーンでは不適切
伊達メガネはファッションアイテムとしてのイメージが強く、マナー的にはどうなの?と感じる人もいるようです。
フォーマルなシーンなのに、わざわざファッションのために伊達メガネを掛けることに抵抗を感じるのでしょう。
たしかに、「かしこまった場所で余計なオシャレをする必要なんてないのに…。」と思う人がいてもおかしくありません。
目が悪い人への配慮が足りない
そもそもメガネは見えずらい人が掛けるもの。
目の悪い人からすれば「できることならメガネなんて掛けたくない」と思っていても仕方ないですよね。
実際、一昔前までメガネはネガティブイメージの強い商品でした。
とくに度の強い人など、メガネがないと生活できない人からはオシャレでメガネを掛けることが理解できないという意見もあります。
ナルシストっぽく見える
伊達メガネは一種のアクセサリーです。
アクセサリーって、言ってみれば別に無くても困らないものですよね。
とくに男性がアクセサリーをたくさん身に着けていると、ナルシストっぽくてちょっと引いてしまいます…。
伊達メガネはアクセサリーの中でも顔の真ん中にあるのでインパクトは強烈です。
なので、見ようによっては伊達メガネはかなりあざとく見え、「そこまでして自己主張しなくても…。」と感じてしまうこともあります。
メガネが好きな人のセンスが嫌い
メガネが好きな人は個性的なファッションを好む傾向が強いです。
他人とはちがうファッションをしたがる人が多く、メガネも奇抜な色やデザインのフレームを選びがちです。
メガネを何本も持っていると、さらに個性的なものが欲しくなっていきます。
他人とはちがうファッションって、ちょっと「イタい」感じに見えることも…。
また、なかにはファッションに興味はないけれど「メガネだけが好き」という人もいますが、メガネは煩わしいものと思っている人にとって、まったく共感できない感覚です。
安っぽく見える
オシャレ好きな人でも伊達メガネにお金をかける人は少数派。
雑貨屋さんなどで売られている伊達メガネは、なんとなくおもちゃみたいな安物感が漂います。
とくに普段メガネを掛けている人からすると、安価な伊達メガネはすぐにわかります。
伊達メガネは顔の真ん中にあるので、安物感があるとせっかくのコーデを台無しにすることも。
ティーンのプチプラファッションならOKですが、ある程度オトナのコーデには安価な伊達メガネはNGです。
伊達メガネはバレる?バレない?
ふつうのメガネだと自然に感じるのに、伊達メガネはすぐにバレます。
そもそも伊達メガネを掛けている人って、なんとなく違和感がありますよね。
これは伊達メガネのレンズの質が低く反射が多いため、安っぽく見えるから。
他のアクセサリーとちがって伊達メガネはわざわざ使っている感じがあるので、バレるとあざといイメージを持たれてしまいます。
伊達メガネがバレないようにする方法は?
伊達メガネがバレないようにするには、メガネ屋さんで購入するのがおすすめです。
理由は、反射防止コート付きのレンズでつくれるから。
レンズの反射が少ないメガネは見た目にも安っぽさがなく自然に見えるので、違和感がありません。
ちょっとお金はかかりますが、伊達メガネはメガネ屋さんで購入しましょう。
注意点としては、ケチってお店で陳列しているときのレンズをそのまま使わないこと。
これはデモレンズ(またはダミーレンズ)といって、フレームの型崩れを防止するための仮のレンズです。
反射はもちろん、キズや歪みがあったりブランドのロゴが印刷されていたりするので、そのまま使うとかなり恥ずかしいです。
また、どうしてもお金をかけたくない人はレンズを外して使う方法もあります。レンズなしの伊達メガネを掛けている人は、テレビに出ているタレントさんに多いですね。
写真や動画をSNSに投稿するときになどには、かなり効果的です。
しかし、実際に間近で見ると、すぐにバレますが…。
伊達メガネのメリットは?掛ける理由は?
伊達メガネを掛ける目的は、なんといってもオシャレをたのしむこと。
今やメガネは他のアクセサリーと同じく重要なファッションアイテム。
コンタクトレンズをつかいながら、あえて伊達メガネを掛ける人もいるほどです。
ここでは伊達メガネを掛けるメリットをさらに深堀してみましょう。
オシャレ以外の効果についてもくわしく解説します。
- コーデの最終仕上げ
- イメチェンできる
- 目を保護できる
コーデの最終仕上げ
顔の真ん中に掛けるメガネは第一印象を左右するほど大切なファッションアイテムです。
クールやかわいい、知的などの雰囲気を演出するアイテムとして伊達メガネを掛ければコーデがグッと引き締まります。
フレームの色を全体のトーンに合わせたり、逆に差し色としてアクセントにつかうのもアリですね。
ネックレスや帽子など他のアクセサリーと組み合わせてバランスをととのえれば、より個性的で完成度の高いオシャレを楽しめますよ。
イメチェンできる
その人のイメージがメガネで決まることも多いです。
メタルフレームのメガネを掛けていると知的に見えたり、丸メガネを掛けているとやさしい印象になったり。
ふだんメガネを掛けていない人でも、伊達メガネでなりたいイメージに変身することができます。
ビジネスシーンではエッジの効いたクールなメタルフレーム、オフタイムではやわらかい印象のセルフレームや、渋めで雰囲気のあるアンティーク調の色あいのフレームを掛けてみたり。
目を保護できる
伊達メガネには目を保護する効果もあります。
紫外線やブルーライトをカットしたり、ほこりや花粉などから目を守ったり。
また、屋外での作業などでは、レンズに少し色をつけてまぶしさを軽減したり、小石が跳ねたときの防護メガネの意味合いも。
本来、メガネがそなえている機能ですね。
伊達メガネは視力矯正の機能はありませんが、それ以外の実用性はふつうのメガネと同じです。
基本的に伊達メガネはオシャレで掛けるものですが、目の保護もできるのなら一石二鳥ですよね。
まとめ
メガネに興味のない人にとって、伊達メガネは自意識過剰の象徴のようなもの。
必要性のない伊達メガネをわざわざ掛けていると、外見だけを取り繕ったみたいに見えて、どうも「鼻につく」ようです。
しかし、今やメガネは他のアクセサリーと同様、重要なファッションアイテムのひとつ。
視力がよくてもコーデを引き締めるために伊達メガネを掛ける人も多くなりました。
また、お手軽にイメチェンできるのも魅力です。
今までメガネに興味がなかった人も、伊達メガネを掛けてひと味違うオシャレをたのしんでみてはいかがでしょうか?